プライベートと仕事の両立。多くの人が両立したいと思っていることだと思います。
特に、20代の若手社員として頑張る人の中には「上司に言われたら断りにくい」「みんな従っているから自分も従う」というように思うように自分の意志を伝えにくいと感じている人がいるかもしれませんね。
今回はそんな、業務時間外の上司や先輩からの誘いや命令と自分のプライベートの優先順位に関する本音や行動をリ・カレント株式会社が全国の20代の若手社員1000名に行ったアンケートを基にご紹介します! それでは早速見ていきましょう!
Q.予定がある日に上司に飲み会に誘われたら…どうする?
Q.職場の上司から、部署全体の飲み会に誘われたが、終業後に友人との約束がある。上司の表情を見ると参加してほしいと思っているようだが、どのような行動をとるか。
<若手社員の回答>
「友人との約束が再調整できなければ友人との約束を優先する」43.6%
「友人と約束があることを伝え、飲み会を断る」31.8%
「友人との約束を断って飲み会に参加する」23.3%
職場での飲み会とプライベートの予定の優先順位について、上記のシチュエーションを仮定して調査しました。多くの人は友人との約束をないがしろにはしたくないと思っており、プライベートを優先する傾向が見て取れます。
職場の人間関係も大切ですが、友人などプライベートな付き合いは一生モノです。なんせ仕事ばかりでは気が滅入ってしまいますから、業務時間外にはプライベートを優先したくなるのにも納得です。
Q. ぶっちゃけ「飲み会」などの業務外コミュニケーションの場、どう思う?
Q.「飲み会」など、同僚との業務外のコミュニケーションの場についてどのような考えを持っているか。
<若手社員の回答>
「時には必要だが、プライベートとの両立が前提だ」51.4%
「業務を円滑に進めるためにも必要だ」18.6%
「必要ないと思うが、時にはしかたがない」16.6%
「必要ない」13.5%
そもそも、飲み会などの業務外で行われるコミュニケーションの場についてどのように考えているのでしょうか。これには7割近くの人が必要性を感じているようです。仕事で関わる人も良い関係であることに越したことはないですよね。
その一方で、プライベートの時間を割いてまで必要性を感じる人は少ないようです。やはりこの回答を見ても業務時間外はプライベートを優先するべきだと考えている人が多そうなことがわかります。
Q.帰宅しようとしたら業務の進捗について呼び止められた…どうする?
Q.定時で業務を終え帰宅しようとしているとき、先輩から「あの件、どうなってる?」と終わっていない業務の進捗について呼び止められた。先輩は自分が帰ろうとしていることにネガティブな感情を抱いているように見える。このときにどのような行動をとるか。
<若手社員の回答>
「残ってその業務を行う」35.8%
「進捗の報告をして帰宅する」30.4%
「就業時間は過ぎているが帰宅しない方がいいか先輩に尋ねる」29.7%
仮定の状況をもとに、定時後に業務を求められた際の受け止め方を調査しました。残って業務を行う人がやや優勢ですが、意見が割れた結果になりました。
これまでの回答と比較してみると、業務となるとプライベートを優先するという姿勢を示すことに抵抗がある人が多いようです。本来であれば残業は減らすべきものですが、締め切りや周りとの兼ね合いなどからなかなかそうもいっていられない状況があることもありますよね。
20代社員の傾向としてはプライベートを優先したい人が多く、友人との予定を潰さないように工夫したり、積極的に業務に残るのではなく先輩に確認するなどして、プライベートを大切にしているようです。
業務時間外の上司とのコミュニケーションの場は大切であると思っていながらも、プライベートと天秤にかけると多くの人がプライベートを優先するように行動する一方で、業務となると断れない人が多くなるのも事実なようです。
若手社員というと上司に意見を言いづらいイメージがありましたが、こうしてみると自分の意志をしっかりと伝えている人も少なくないことがわかりました。
もし断りにくいなと感じている若手社員の皆さんも、この回答を参考に一度勇気を出して断ってみたら今後も思ったことが言いやすくなるかもしれません。是非参考にしてみてください!(山口彩楓)
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