できればしたくないけど、しなくてはならない残業。そりゃね、生活だってかかってるし、残業を断れる雰囲気でもないしね。ただ残業ばかりしていると、結婚生活は破綻していくかもしれませんよ!?
■残業が結婚生活に与える影響…残業続きでパートナーとの関係が悪化した人はどのくらい?
株式会社パートナーエージェントが1か月の平均残業時間が41時間以上の男女220人に「残業が結婚生活に与える影響」について調査。夫婦二人生活ならまだしも、子育て家庭の残業は家庭内バトルを生み出す原因になりそう……。
Q.残業が長いことが原因で、結婚相手とうまくいかなくなった経験がありますか?
「相手に迷惑をかけた、我慢をさせたことがある」30.9%
「一緒に過ごす時間が明らかに減ったことがある」29.5%
「うまくいかなくなった経験はない」21.8%
「けんかになったことがある」13.6%
「相手から迷惑をかけられた、我慢をさせられたことがある」12.7%
「うまくいかなくなった経験はない」と回答した約2割の人以外は、残業が何かしら結婚生活に悪影響を及ぼしていることに! 中でも「迷惑をかけた、我慢をさせた」と「一緒の時間が減少」がほぼ同数の約3割に。残業があれば家で一緒に過ごす時間も減るし、家事や育児などに参加する時間も減りますよね。繁忙期だけなら乗り切れると思うのですが、万年残業だとどんどん疎遠になってしまいませんか?
では結婚相手とうまくいかなくなった時にどう対応したのでしょうか?
Q.結婚相手とうまくいかなくなった時にどう対応しましたか?
「相手に我慢してもらった」49.5%
「残業を減らす努力をした」36%
「上司(または社内の誰か)に相談した」17.1%
「特に何もしなかった(保留にした)」13.5%
「諦めて仕事に集中した」12.6%
「転職した」11.7%
約半数が「我慢をしてもらう」と回答。これって我慢する期間が重要じゃないですか? 1週間我慢すればいいのか、その会社に勤めている以上我慢は続くのかで、結婚生活も変わってくると思います。
「残業を減らす努力」は是非してもらいたいですよね。早めに出社してもらうとか、もっと効率的な仕事の仕方を考えてもらうとか……。何か行動を起こしてもらえると、残業への理解も深まりますよね。「上司への相談」もあってしかるべき行動だと思います。
結婚生活で「何もしない」、「諦める」は離婚街道まっしぐら…という可能性も? 特に子育て世代は仕事で残業が増える年代なのですが、家庭でも育児という時間がいくらあっても足りない仕事が待っています。残業に対して何も対処をしないのはパートナーも納得できないのでは!?
どうしても日本は残業をするのが当たり前で、定時に帰るとサボってる感を出されることもあるといいますが……。
最近耳にする、政府が進めている「働き方改革」。この働き方改革がワーク・ライフ・バランスの改善に役立つと思っている方はどのくらいいるのでしょうか?
Q.「働き方改革」がワーク・ライフ・バランスの改善に役立つと思いますか?
「とても期待している」10%
「改善のための意識づけにはなると思う」17.7%
「どちらとも言えない」14.5%
「日本で働き方を改革することはまだ難しいと思う」14.1%
「効果はあまり期待できない」32.7%
「働き方改革が何か分からない」8.2%
「とても期待している」と「改善のための意識づけにはなると思う」と、「働き方改革」を肯定的に捉えている人は27.7%になりました。本当は期待をしたいんだけど、上司にまだまだその気がなかったり、管理職に女性がほとんどいなかったりなど、現実を見ると「働き方改革」も失敗に終わるのでは!?と思っちゃいますよね。
いかがでしたか? 結婚生活はパートナーとの共同生活でもある訳です。長時間残業はふたりでよく話し合って、仕事と家事や育児のバランスを考えたいですね。(あおいあん)
情報提供元:婚活支援サービス パートナーエージェント
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