結婚といえば、プロポーズ・結婚式・新婚旅行というのが、世の中の一般的な流れでしたよね。他にも両家の挨拶や結納、子育てなど、結婚にはいろいろなイベントがつきものです。
しかし、この流れも今や当たり前なものではなくなってきているそう。株式会社パートナーエージェントの調査をもとに、結婚式のトレンドを調査しました。
◆結婚したらすることは?
まず、既婚者の方が実際にしたこと、未婚者の方がこれからするつもりでいることを聞いてみました。
■3位「子どもを持つ」51.2%
■2位「同居する」54.6%
■1位「籍を入れる」64.9%
ひと昔前であれば結婚=子供を持つ、ひとつ屋根の下に住む、同じ苗字になるというのは当たり前のことだったように思えますが、価値観の多様となった現代においては、必ずしも結婚とイコールではないようです。結婚式を挙げるよりも、新婚旅行に行くほうが多いというのも興味深い結果ですよね。
◆これは結婚に必要なし!
結婚にまつわることのなかでも、「実はいらないんじゃないか」と思うことって、けっこうありもの。「一般的にそうであるとされているもの」と「必要ないと思うもの」を比較して聞いてみました。
最も必要ないとされたのは、結納。婚姻が家と家の関係性のうえに成り立つものである時代のしきたりは、今では必要ないと思う人が多いようです。「式や披露宴を挙げる」「妻が主に家事や育児をする」などに対して、3分の1以上の方が必ずしも必要ではないと答えているところが、現代の価値観といったところでしょうか。
「結婚はこうあるべき」という型にはまらずに、大切なパートナーと素敵な時間を過ごすのが理想的ですよね。「新しい結婚のカタチ」について考えてみると、「みんながしているから」よりも「自分がどうしたいか」が幸せな結婚への近道なのだなあと思います。 (齋藤有紗)
情報提供元/株式会社パートナーエージェント