ウエディングドレスはこうして作られる!制作現場潜入ルポ

一生に一度の晴れ舞台、結婚式。そこで身にまとう、ウエディングドレス。それは、人生で最高に女性が輝く衣装です。そんな特別な日のためのドレスは、いったいどんな風に作られているんでしょうか?
現在、雑誌『CanCam』のファッションエディターとして活躍する小脇美里さんが、ウエディングドレスショップ『ラビアンローゼ』とコラボでドレスを制作するとの話を伺い、ドレスのサンプルをチェックする現場にWoman Insight編集部がお邪魔してきました!

 

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お邪魔したのは、3回目のサンプルチェックの日。小脇さんを中心に、ラビアンローゼのスタッフさんも合わせて計5名で全体の仕上がりや細かいところまで様々な角度からチェックしていきます。実際に目で見るのはもちろんのこと、非常にたくさんの写真を撮っているのが印象的でした。

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女性が人生最高の輝きを放つその日のために、たくさんのこだわりを詰め込んで作られるウエディングドレス。今回小脇さんのこだわりのひとつに「写真映りがいいドレス」があると言います。

「結婚式は、人生で写真を一番撮られる機会だと思うので、顔周りがきれいに見えるドレスになるように、というのは、とてもこだわりました。横から後ろから、さまざまな角度で撮られるので、全方位から撮ってきれいに見えるようにしています」

確かに、実際に目で見ていてもあまり気にならないけれど、写真に撮って画像で見ると気になるというポイントが何点かチェック中に見つかりました。ほぼ完成形に近い3回目のチェックであっても、さらに容赦なく修正が入っていきます。

 

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「飾りの位置を数ミリずらしたい」
「後ろのチュールの重なりを増やしたい」
「ここには絶対ビジューをつけたほうがいい!」

完璧に美しいドレスを目指して、様々な意見が飛び交います。印象的なものに、こんな会話がありました。

「後ろのホックの色が気になります。生地に合わせて染められますか?」
「すでに染めていて、上がってきたものがこれです。おそらく、できる限り一番近づけています」
「もう一度やっていただいて、もう少し近づけられませんか?」

ホックひとつをとっても、尋常ではないこだわりで作られていくウエディングドレス。着る側からしたら、意識して見るかどうかもわからない部分。それでも、着た瞬間の、みとれるような完璧な美しさに近づけるためには、こだわるべき部分。

小脇さんやスタッフの「可愛い!」「私もこれ着たい!」が非常に多く飛び交う現場。ドレスに、そして女性に愛を持ち、美しいドレスを追求していくその光景は、とても素敵なものでした。
いったい、どんな想いで、どんなこだわりを持ってこのドレスを作り上げていっているのでしょうか? これから、今回このドレスをプロデュースする小脇さんに、2回にわたりお話を伺います。(後藤香織)

【インタビューはコチラ 】

前編→ ファッションエディター小脇美里のウエディングドレスへの想い

後編→ CanCamエディター小脇美里が写真映えするウエディングドレスをつくった!

 

■LAVIEEN ROSE公式サイト:http://www.lavieen-rose.co.jp/

 

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