
結婚前には「こんな夫婦になりたい」「こんな生活を送りたい」といった理想を思い描く人も多いでしょう。ですが、実際に結婚してみると理想とはかけ離れた生活になることもあるといいます。そんな理想と現実のギャップを感じたことのある人はどのくらいいるのでしょうか? 既婚男女200人に「理想の結婚生活と実際の結婚生活のギャップ」について聞いてみました!
理想の結婚生活と現実にギャップはあった?
Q.理想の結婚生活と実際の結婚生活にギャップはありましたか?
あった…83人(41.5%)
なかった…117人(58.5%)
20~30代既婚男女200人に聞いてみたところ「ギャップがあった」と答えた男女は約4割。半数以下ではありますが、結構多いですよね。では、どんなところにギャップを感じたのでしょうか?
理想の結婚生活と実際のギャップ6選
1.性格
- 「かなり機嫌の良し悪しがはげしかった」(27歳・男性)
- 「気が短い」(28歳・男性)
- 「夫がマザコンだった」(25歳・女性)
付き合っていた頃には気づかなかった相手の性格の短所に気づいてしまったという意見が多かったです。思っていたよりも怒りっぽい性格だったり、気分の波が激しかったり。一緒に暮らしていくとなると負担になるようなギャップですね。
2.家事
- 「家事の分担」(29歳・女性)
- 「家事の役割分担が当初の理想と実際は違った」(34歳・女性)
- 「家事分担が上手くいかなかった」(29歳・男性)
- 「もっと家事をやってもらえると思っていた」(37歳・男性)
家事については結婚前に話し合っている夫婦も多いでしょうが、それでもギャップが生まれてしまうようです。共働きの場合「半々」にしようと決めがちですが、本当の意味で半々にするのって結構難しいですよね。
3.お金
- 「向こうがもの凄くケチだった」(32歳・女性)
- 「借金魔だった。せっかく私が一生懸命貯金したのに、借金返済するためになくなった。“俺の稼いだ金だから使うの当たり前だ”と言う。私はパートだし少ないかもしれないけど“私の稼いだお金も含まれてる”と言っても“俺と同じだけ稼いで来い”と。こういうのをハラスメントって言うのかと思った」(28歳・女性)
お金に対する価値観の違いも結婚してから露わになることが多いようです。思っていた以上に相手が節約家だったり、逆に浪費家だったり。また、自分の趣味に使えるお金が減ってしまったのが予想外だったという声もありました。
4.生活リズム
- 「意外と忙しい」(24歳・男性)
- 「仕事が忙しいのは分かっていたが、とにかく帰って来ない。一人暮らしをしているようだ」(26歳・女性)
結婚したら夫婦で毎日一緒に夕食を食べて…という生活を思い描いている男女も多いでしょう。ですが、実際は忙しくてそんなことができるのは週末だけなんてことも。ふたりとも激務だと、ろくに顔を合わせない日もあるのだとか。
5.一緒にいる時間
- 「飲みに行く回数が多くて夕食にいない事が多かった」(36歳・女性)
- 「毎日会話すると思っていたけれど、日常に追われ言葉やスキンシップが減った」(33歳・男性)
- 「毎日スキンシップをすると思っていたが、しなくなった」(38歳・女性)
もっと日々の会話やスキンシップが多いと思っていたのに、全然なかったという声もありました。こういうギャップを感じてしまうと、どちらかが寂しくなって行き違いが起こりやすそうですね。
6.関係性
- 「男女の中ではなく家族になった」(39歳・男性)
- 「家族な感じが強くて、パートナーな感じがうすくなる」(28歳・女性)
結婚してからもラブラブなカップルでいられると思っていたけれど、結婚をしたら気持ちにも変化が起こったという意見も。特に子供を持つとこういうギャップを感じやすそうです。
【まとめ】
あなたが思い描く理想の結婚生活はどんなものですか? ドラマや漫画などを見て思い描いているものと、現実の結婚生活にはギャップがあるかもしれません。ですが、ギャップもふたりで楽しむことができたら、乗り越えられそうですね。