『男水!』はドラマから舞台へ!松田凌、経験と等身大の芝居に「自信」

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(c)男水!製作委員会

話題の「2.5次元」舞台&俳優【画像一覧】

日本テレビドラマ&舞台連動企画として、2017年1月から放送していたドラマ『男水!』は、深夜枠にも関わらず高視聴率を記録。さらに、現在発売中のBlu-ray&DVD上巻は、ともにオリコン週間ランキング(ドラマ部門)で1位を獲得。2016年11月に始まった『男水!』プロジェクトは、いよいよ“舞台”へと進みます!

2017年4月17日(月)、メインキャスト10人(松田凌、宮崎秋人、安西慎太郎、赤澤燈、佐藤永典、小澤廉、黒羽麻璃央、池岡亮介、神永圭佑、廣瀬智紀 ※敬称省略)の稽古場取材が行われ、ドラマを経て、さらに成長した彼らが熱い胸の内を語りました。

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┃舞台『男水!』の稽古が公開!2.5次元舞台で培ってきた経験と等身大の芝居に「自信」

本番まで1か月を切り、4月7日から始まった稽古もすでに中盤。

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舞台版『男水!』といえば、多くの方が気になっている「泳ぎのシーン」。原作はもちろん、ドラマでも臨場感ある泳ぎのシーンが満載でしたが、それを舞台でどのように表現するのかというのが最大の関心事。公開稽古では泳ぎのシーンも公開になりましたが、「泳ぎのシーン」について、松田さんからこんな言葉が。

「正直、自分たちもそうだったというか……稽古の段階で新しい挑戦として、キャストと演出の吉谷(光太郎)さん、スタッフのみなさんと作り上げているなという感覚が強い。一日一日、自分たちも発見しつつ試しつつ、新しい舞台を作れるんじゃないかという期待感はある」(松田さん)

 

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ドラマの撮影がクランクアップしてから舞台本番まで、少し時間が空いたため、ドラマで見せていた鍛え上げられたボディについて言及も。ドラマ終了後も舞台を中心に休まず過ごしてきた彼らなので、ある程度はキープできていると思うのですが、松田さんから「体を……鍛えなきゃいけないですね」という意外な言葉。でも「個々の役柄や役作りもあるので、鍛える人は鍛えるし、真逆をいく人は真逆だし」と話した後、「僕は鍛えたいと思ってますけど、どうなんですかみなさん?」と、話題を他のキャストに振ります。

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松田さんからのこの問いかけに、真っ先に「鍛えたいです」と答えたのは廣瀬さん。

宮崎さんいわく、空き時間に個々で“筋トレ”をしているとか。「ねえ、ダニエル?」という宮崎さんの振りに、ダニエル役の神永さんは「はい! 俺は筋トレしかしてないです(笑)」と答えた後に続けて、「僕もそうですけど(筋肉が)つきにくかったり、色が白いとポッチャリに見えちゃうから人一倍頑張るようにしている」そう。水泳初心者でプールサイドにいることが多いダニエルは、“色白”のキャラ。とはいえ他の役と同じく水着になるシーンは多いので、筋肉がつきにくい体を鍛えるのは大変かも?

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神永さんが話し終わり、今度は宮崎さんが「佐藤くん、筋トレはマイペースにやってますよね」と、次は佐藤さんへバトンを渡します。すると「そう。岩盤浴に頼ってる(笑)」という返事。それは……筋トレ?と思ったのですが、どうやら佐藤さんには「岩盤浴とポン酢があればイケる」という謎の持論があるのだとか。

 

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今回公開された稽古は、東ヶ丘高校が龍峰高校で記録会をする場面。ドラマでは実際に水の中で泳いでいたので、泳いでいる時の上半身の動きはわかりにくかったのですが、舞台上で、両腕を回して上半身で泳ぎのシーンを表現する様を見ただけで、その「大変さ」が伝わります。

実際に演じてみた佐藤さんは、「今日、麻璃央くんとクロールのシーンをやらせてもらったけど、あまりスピードを出してないのにそれだけでも“地獄”だったので、体つくりは必要」とより一層感じたようです。

黒羽さんも「実際に泳いでいるほうが楽でした」と話し、“エア泳ぎ”のつらさを実感した様子。

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囲み取材では、登壇した10人の中で「誰がいちばん“筋肉”がつきやすいか」という話題も。すかさず松田さんが「意外と、ハルミちゃん(赤澤さん)はすごい体を……」と話し出すと、宮崎さんも「いちばんキレイなお腹をしてるのは赤澤燈(笑)」と暴露。赤澤さんは「『脱げ』と言われたらいつでも脱げるように仕上げてきたつもりなんですけど……」というも、残念ながら(?)水着になるシーンはないキャラクター。

宮崎さんに「ビキニ用意しようか?」と聞かれると、「ビキニは大丈夫です。スポーツタイプで(笑)」なんて答えていました。

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ちなみに、劇中、キャストが「水着」になるシーンがどれぐらいあるかという質問が及ぶと、宮崎さんの「お腹いっぱいにはなるんじゃないですかね、きっと(笑)」に続けて、松田さんが「“事故”のないように頑張ります……(笑)」と(“事故”はケガではなく放送事故のほう?)。

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「ライブビューイングもあるみたいなので、『これでもか!』というぐらい大画面で男の上裸をたくさん観られると思います」と言った後、笑っている廣瀬さんに「なんでニヤけてるの?」と宮崎さん。

笑った理由に、「ライブミューイングあるんだ?と思って(笑)。楽しみです」と廣瀬さんが答えると、「“楽しみ”って、出る側ですよね?(笑)」(黒羽さん)や「(自分では)観れないわ、絶対!(笑)」(宮崎さん)とあちこちからツッコまれるも、「(観る)チャンスないかなぁ……」と粘る廣瀬さん。今日も“廣瀬節”炸裂です。

 

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「水はないけれど、舞台だからこそできること、幻想的な世界をお客さんの想像力をかき立てられるようなパフォーマンスを目指して頑張りたい」(池岡さん)

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「平光希は、知れば知るほど“怖い部分”もあり、うちに秘めた燃える熱い部分もある。原作のキャラクターを自分の体に宿して、惹きつける平を演じていきたい」と小澤さん(写真中央)。そして最後「いつもありがとうございます!」という言葉で締めた小澤さんに対して、宮崎さんが「かわいんだから、もぉ……」とポツリ。

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「“川崎亮也”を愛を持って演じさせてもらっていて、役を全うして、リアルに人間像を作った上で「舞台上に川崎亮也が立っている」というものをファンの方にお見せしたい。それを楽しみにしていただけたら……“オラオラ”しているので。……生オラオラ……“生ラー”(笑)」(廣瀬さん)。この発言に周りのキャストも思わず「せっかくいいこと言ってたのに……(笑)」と。

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「原作では、藤川礼央の全てが描かれているわけではないのですが、舞台を観に来ていただいて、藤川礼央の新たな面やいろんな可能性を見せられるように作っているので、楽しみにしていただきたい」(安西さん)。ドラマ撮影時、水泳初心者の安西さんはバラフライに苦労していたようでしたが、舞台での泳ぎは完璧です。

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「僕がやってる『龍峰高校』は、女子マネージャーを募集しているので、ぜひマネージャーになったつもりで劇場に来てくれたらいいなと思います。以上です」とコメントした黒羽さんに、遠く離れた場所から小澤さんがひと言……「(龍峰高校は)男子校やで(笑)」。

 

主人公・榊秀平として、舞台『男水!』で座長を務める松田さん。

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「みんながすべて言ってくれるので自分が言うことがない気がしますが……それだけ頼れる、この仲間で『男水!』ができるのが嬉しい。素直な気持ちを言うと、僕は『男水!』という作品が大好きです。『男水!』を応援してくださっているみなさんと変わらないと思う。自分もそういう気持ちを忘れないでやりたい。競泳であったり、自分たちの青春が、ちゃんと最前列から最後列まで『男水!』というエンターテインメントを楽しんでもらえるように、このキャストとスタッフさんと尽力するしかないという気持ちでいっぱい。あとは劇場に来て確かめてもらえたらと思います」(松田さん)

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稽古場の様子を見て感じたのが、座長として、わかりやすくキャストをまとめたり引っ張るというより、ともに舞台を中心に活躍してきた仲間たちに絶大な信頼を寄せながら、自分の仕事をものすごい熱量でこなす方。そんな松田さんから最後にこんなメッセージがありました。

「このキャスト陣で『もうひとつの青春を描きたい』と言っていたのですが、ドラマを経て、自分たちの等身大のお芝居がちょうどこのタイミングで重なっている気がして、いまこのみんなが集まって『男水!』ができることがすごく貴重なことのような気がします。舞台はもちろん、いろんなものを自分たちが届けていくので、あとは今日ここでみんなが話したことが『嘘じゃなかった』と証明する自信があるので、ぜひ劇場まで足を運んでくださればありがたいです。楽しみにしていてください」(松田さん)

 

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本作は、「より速く泳ぎたい」という想いを胸に高校生男子たちが織りなす青春体育会系ストーリー。舞台版では、ドラマでは描かれなかった、原作もシーンもある模様。

舞台『男水!』は、東京公演が5月11日~21日(シアター1010)・大阪公演が5月24日~28日(森ノ宮ピロティホール)で上演。チケットや最新情報は、公式サイトやツイッターで確認を。(さとうのりこ)

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