3月17日に政府より繁忙期に例外的に認める残業時間の上限が「月100時間未満」と正式発表されたこと知ってましたか? 上限がついたとはいえ、月100時間を25日で日割り計算すると、1日4時間の残業になるんです。そんなに残業できるかなぁ……。
アツギ株式会社が今年4月から入社予定の女性新社会人515人に、「残業について」を調査。新社会人はやる気に満ちていて、頑張りどころなのですが、残業についてどう思ってるのでしょう。
■新社会人に調査!残業は月に何時間までが許容範囲ですか?
1位 「10時間〜20時間」36.6%
2位 「20時間〜40時間」31.7%
3位 「10時間未満」20.4%
1位の「10時間〜20時間」の20時間を25日で日割り計算すると、1日0.8時間になります。2位の「20時間〜40時間」の40時間を25日で日割り計算すると、1日1.6時間になります。どちらもそんな残業してる!感はないですよね。せいぜい忙しい繁忙期の1週間を毎日3〜4時間残業するイメージですよね。そんなイメージを持っている新社会人が約7割いることに。
これには各企業が取り組んでいる「ノー残業デー」や、最近始まった「プレミアムフライデー」など、残業することが良いことという日本的な文化を根本的に変えていこうという動きが社会全般で見られるようになって、新社会人も積極的に残業するという意識がないのかもしれませんね。
しかし、プレミアムフライデーが始まった時、カフェで隣に座ってた女子たちが、「プレミアムフライデーなんて無理だよね。どんだけ暇なんだって感じ!」とボヤいていました。実際問題、月末の金曜日を15時に退社なんて難しいのかもしれません。昔の日本人のように「人生仕事一本」のような考えは少なく、上の結果からも、これからの社会人は、仕事後のプライベート時間を大切にしたい傾向にあることもわかりますよね。自分が任された仕事が終わらないのであれば仕方ないところもありますが、これからの日本は無駄な残業がなくなるといいですね。(あおいあん)
情報提供元:アツギ株式会社
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