初心者も真似したい!リモートワークに集中できる、簡単で効果的な7つのコツ
新型ウイルスの影響で、リモートワークを始める職場が増えてきました。でも、自宅での作業にはいろんな誘惑が付き物。「ベッドに戻りたい」「ついスマホを眺めちゃう」……など、作業に集中できない!と感じる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、オフィスワークも在宅ワークも経験している「おうちワーカー歴4年目」のライターが、家で集中するコツをまとめました。
4年間の試行錯誤でたどり着いたコツの中から、簡単で効果的なものを7つ、厳選して共有します♪
■リモートワークに集中できる!効果的で簡単なコツ7つ
1.作業場所から余計なモノを取り除く
自分の部屋のデスクでも、ダイニングのテーブルでも、作業をする場所ってだいたい決まっていますよね。その場所、趣味のモノや調味料なんかでいっぱいになっていませんか?
人間の集中力って結構、儚いです。視界に余計なモノが入ると、それだけで気が散ってしまいます。
まずはデスクやテーブルの上から、今やっている仕事に関係ないものを取り除き、スッキリさせましょう。
2.外出できる服に着替える
「どうせ出勤しないのだから、服装なんて何でもいい」と、パジャマのまま作業に手を付けていませんか?
YESという人は、試しに着替えをしてみてください。おしゃれをする必要はありません。近所にふらっと散歩に出られるくらいの服でOKです。
朝起きて、顔を洗って、着替える。たったこれだけでも気持ちがぐっと引き締まり、仕事モードのスイッチを一瞬でオンにできます。
3.スマホを遠ざける
在宅ワーカーにとって最大の敵……それはずばり、スマホです!
SNSの通知が鳴り、「ちょっとだけ」のつもりで画面をひらき、気がつけば1時間、2時間経っていた……なんて経験がある人も多いのでは?
職場では上司や同僚の目が気になりますが、家にはそれがありません。作業を始める前にスマホを遠ざけておく工夫をしましょう。
まず、SNSやメールの通知を切っておくこと。そして、できるだけ作業場所の遠くに置くこと。
スマホのことを思い出さない、思い出しても立ち上がらないと手が届かない。そんな環境をあえて作りましょう。
「ついスマホを見てしまう」というタイプなら、これだけでかなり集中できる時間が増えます。
4.カフェっぽい音楽をかける
カフェでPCをひらいて仕事をしている人、見かけたことがありませんか?
私も仕事に詰まるとカフェに行くことがありますが、なぜか家よりもずっと集中できて、作業がサクサクはかどります。
そこで「家をカフェの環境に近づけることで、集中力UPできないかな?」といろいろ試してみたところ、最も効果的だったのは「カフェっぽい音楽をかけること」でした。
洋楽、ジャズ、クラシック、ボサノヴァ……カフェでよく聞く音楽をかけると、それだけで一気にやる気が高まります。
1つだけ気をつけたいのは、日本語の歌詞が入った曲は作業に向かない、ということ。歌詞が気になって集中できないことがあるので、作業中は歌詞のないBGMや洋楽などがおすすめです。
「何を聞いたらいいのか分からない」という人は、You Tube内を「作業用BGM」や「カフェミュージック」で検索してみてください♡ カフェっぽいオリジナルBGMを提供しているチャンネルが、驚くほどたくさんあります。
5.作業中の「香り」を決める
出勤する必要のないリモートワークでは、仕事とプライベートの境目があいまいになりがちです。
仕事したいのにダラけてしまったり、逆にリラックスしたいのに仕事モードが抜けなかったり……という状況は、リモートワーカーの誰もが経験する問題です。
仕事とプライベートで気分をしっかり分けたい人におすすめなのが、アロマの力を利用すること。やる気が出そうな香りを1つ決めて、仕事中はその香りで部屋を満たしてみてください。
嗅覚は、脳の中でも「感情・本能」を動かす部分に直接伝わる感覚です。仕事中に毎日同じ香りを嗅いでいると、やがて「この香りがしたら仕事モードだ」と無意識のうちに気持ちを切り替えられるようになります。
同じように、リラックスタイムに嗅ぐ香りも決めておくのも良いですね♡
私は、仕事中=グレープフルーツなど柑橘系、リラックスタイム=ラベンダー、と決めて使い分けています。
6.毎日の勤務時間を決める
時間を自由に使いやすいのがリモートワークの魅力です。でも、やらなくてはいけない仕事量は「自由」というわけにいきませんよね。
サボらず一定の仕事量をこなすために、ざっくりでもいいので「何時〜何時までが勤務時間」というマイルールを決めておきましょう。
どんなにしっかりした人でも、オフィスから自宅に場所が移ると、どうしても怠けたくなってしまうものです。
「気になってた家事をやっちゃおう」とか「午前中はのんびりして、午後から頑張れば大丈夫」とか、作業を先延ばしにする理由はいくらでも出てきます。
怠け心が沸いたとしても、勤務時間が決まっていれば「◯時になったな……気が乗らないけど、仕事を始めよう」と思えます。きっかけがあるだけで、1日のスタートがかなり楽になります。
夜遅くまで頑張りすぎてしまう人にとっても、勤務時間のマイルールは有益です。なかなか終わらない作業でも、「ここからは明日やろう」と区切りをつけることができます。
7.こまめに休憩する
家で仕事をしていると、つい休憩を忘れて何時間も作業し続けてしまうことがあります。「集中できるならいいでしょ?」と思うかもしれませんが、この状態はとても効率が悪いんです。
何時間も続けて作業していると、誰だって疲れてぼんやりしてきます。集中しているように見えても、実際はそうでもありません。
「長時間かけて頑張ってるのに、全然仕事が進まない」……そう感じたら、いったん休憩をとりましょう。
そして翌日からは「30分ごとに5分」や「1時間ごとに10分」というように、時間を決めて必ず休憩を挟むようにしてみてください。
ちょっと意外かもしれませんが、こまめに休憩して脳をリフレッシュさせると、結果的に集中できる時間がぐんと増えますよ。
ちなみに「休憩をすると無限にダラダラしてしまう!」という場合は、スマホのアラーム機能ではなく、キッチンタイマーを使ってアラームをかけるのがおすすめです。(スマホのアラームを使うと、【3】で要注意事項に挙がったスマホをさわるきっかけになってしまうので少々危険です)
私もダラダラの誘惑に負けがちなので、100均でキッチンタイマーを2つ買ってきて、「作業用(25分)」「休憩用(5分)」に分けてセットし、交互に鳴らしています。
■リモートワークに集中するコツ・まとめ
リモートワークに集中するためのコツをいったんまとめます。
<リモートワークに集中するためのコツ>
1.作業場所から余計なモノを取り除く
2.外出できる服に着替える
3.スマホを遠ざける
4.カフェっぽい音楽をかける
5.作業中の「香り」を決める
6.毎日の勤務時間を決める
7.こまめに休む
以上、7つです。リモートワークで「集中できないな」と感じたときは、できそうなものから試してみてくださいね。(豊島オリカ)