実際どうだった?初のプレミアムフライデー、早く帰れた人はわずか「3.7%」

2月24日(金)に鳴り物入りでスタートした「プレミアムフライデー」。

プレムアムフライデー

名前はいろいろなところで耳にするけれど、実際に周囲に早めに帰って「プレミアムフライデー」を満喫している方って、あまり見かけなかったような気がします。あなたのところは、どうでしたか?

■初のプレミアムフライデー、実際どうだった?実施状況や感想を調査!

というわけで今回は、株式会社インテージが京浜エリア(東京・埼玉・神奈川・千葉)にお住まいの有職者2,235名に調査した、「初プレミアムフライデーの実施・奨励・退社状況や印象」の結果をご紹介します!

■実際のプレミアムフライデー実施・奨励・退社状況は? 


 

〈プレミアムフライデー前(事前調査)〉(n=6750)〉
奨励・実施されることが決まっている 2.5%
奨励・実施されないことが決まっている 20.9%
わからない 76.6%

〈プレミアムフライデー後(事後調査)〉(n=3423)
実施された 2.8%
奨励された 7.7%
実施・奨励されなかった 89.5%

〈実際早く帰りましたか(事後調査)〉
早く帰った 3.7%
早く帰らなかった 96.3%

プレミアムフライデーの実施・奨励状況を聞いたところ、職場で「プレミアムフライデーが実施された」または「奨励された」割合は全体の10.5%という結果になりました。

一方で、9割近くがプレミアムフライデーが「実施・奨励されなかった」と回答しており、企業の実施・奨励についてはまだ様子見段階ということが分かります。

また、実際にプレミアムフライデーがあった……という方でも、それを利用して早く帰ることができた人は有職者の3.7%にとどまる結果となり、職場で実施・奨励された人の中でも、早く帰らなかった人も多くいるようです。

せっかくのプレミアムフライデー導入なのに早く帰らなかった……その理由とはなんだったのでしょうか?