目標は「体重より体型」、30歳からのダイエットとは
数年前に着ていたパンツがパツパツ! こんなところに贅肉が!……知らず知らずのうちに自分の体型の激変ぶりに驚愕……なんて経験、ありますよね?!
大鵬薬品工業株式会社が30~50代の女性500名に行ったアンケートによると、30歳を過ぎて痩せにくくなったと感じている人は9割以上。6割以上がダイエットに挑戦してはあきらめる日々を送っているという事実が判明。
そこで今回は30歳からのダイエットの現実を調査。そこにはオーバー30ならではの真実が見えてきました。
30歳からのダイエットは数値より見た目?
昔は「-〇kg」とか「-〇cm」とか、厳しくダイエット目標を設定をしていた人も、三十路を過ぎれば「太って見えなければOK」といったざっくりした目標に変わるのが現実。
実際にアンケートでもダイエットの成功目安は「体型」という人が過半数を超え、「体重」を目標に掲げる人は約4割という結果に。要は、数値より見た目!というわけ(笑)
Q:ダイエット成功の目安として優先されるのは?
また「目標体型」になることで、「自分に自信が持てると思う」と答えている人が9割もいることが明らかに。「服選びの幅が広がると思う」と答えた人も女性の89%にも上ることがわかりました。
具体的な目標設定は?
体重よりも体型を意識している女性が多いことがわかりました。では具体的にどんな目標設定をしているのでしょうか?
Q:体型に関し、具体的にどんな目標設定をしていますか?
- 「最終目標はSサイズ!でもMサイズになったら万々歳」(38歳・東京都)
- 「20代のころにかっこよくはけていた高価なジーンズをまたはきこなせるようになること」(32歳・東京都)
- 「履くとピチピチで体型がわかってしまうパンツを、素敵に履きたい」(36歳・東京都)
なるほど! 目標体型の指標が「洋服」になっている人が多いんですね。
ちなみに「やせたら着ようと思っている服がある」と回答した女性に、何着くらいそういう服があるかを聞いてみると、「平均5.4着」という結果に。いつかとっておいたお気に入りの服を着たいと切実に願っている人が多いことがわかりました。
Q:脂肪が落ちづらいと感じる部位は?
脂肪が落ちづらくなると実感する30代以降、特にどこの脂肪が落ちづらいと感じているのでしょう。
アンケートの結果、最も多かったのは「ウエスト」で約7割。次いで「太もも」が約5割と続きました。また「体全体」をあげる人も4割以上いることがわかったのです。
ちなみにダイエット経験がある人にそのきっかけを尋ねると、「アラサーになり、くびれのない、いわゆるドラム缶体型になってきたこと」(30歳・静岡県)や「40歳過ぎてから代謝が悪く下半身が太くなり今までの服が入らなくなった」(44歳・福島県)など、年齢とともに落ちづらくなる体の脂肪と体型の変化に対する悩みをあげる人が目立ちました。
30代からのダイエット法とは
では実際体型を取り戻すためにどんなダイエットを行っているのでしょう。
Q:よく行うダイエット方法は?
最も多かったのは「食事の量を減らす」で約7割。次いで2人に1人が「運動をする」と回答。3位には意外にも「サプリメントを摂る」があがりました。
一方で「続かないと思うダイエット方法」も尋ねてみると、1位は「食事の回数を減らす」が半数と最も多く、次いで「代替食を利用する」「特定の食材・食品を摂らない」が各36%という結果に。やはり厳しい食事制限は難しいんですね。
【まとめ】
こうしてみると、30歳を過ぎてからのダイエットは、目標設定も手段もゆるめがポイント。今までのダイエット経験や自分の性格を考え、どの方法が自分にふさわしいのか、きちんと見極め、無理なく設定することが大切のようです。
ああ、30代……もうダイエットでも無理ができない年齢になってきたということなんですね(涙)(いしかわちえ)
※情報提供元:大鵬薬品工業株式会社