*ツレヅレハナコさん「じぶん弁当」のきほんより一部抜粋
(1)自分の好きなものを入れる。
(2)彩りのためだけのミニトマトやブロッコリーは使わない。
(私の心の声:うわ~見た目を気にして、めっちゃ使ってた!)(5)食べるときに電子レンジで温めない。常温でもおいしいお弁当を心がける。
(私の心の声:電子レンジで温めるの前提で弁当箱買ってた……)(12)香りの強いお弁当もためらわない。公園や会議室で食べるべし。
(私の心の声:ニオイを気にして具のレパートリーが単調になってたかも?)(13)人に見せるためのお弁当ではなく、自分がホッとできるお弁当を。
(私の心の声:栄養バランスと見た目を気にして、ホッとできてなかった!!)
とまぁこんな感じに、いままで作ってきた自分の弁当たちを自己採点しながら読み進めてしまいます。なんでこんな簡単なことに気づかなかったのか……いや、気づかないふりをしていたのかも?
「じぶん弁当」は全16種類(アレンジを含めると92レシピ)。その中から、自称ズボラな私が気になった弁当をちょっとだけご紹介させていただきます。
●常備菜を詰めるだけの「朝5分弁当」
ツレヅレさんいわく、この弁当の基本は、ごはんと常備菜を詰めるだけ。余裕があれば、1分でできる“ざっくり卵焼き”を焼いて加えます。常備菜が重要になってきますが、作りやすいものだけをマイペースに取り入れる。これが無理なく続けられるコツなのです。
●アレンジの幅が素晴らしい「たまご偏愛弁当」
「卵」は、ツレヅレさんが好きな食べ物。お弁当に欠かせないどころか、卵のないお弁当に「ときめかない」とも言っています。……激しく同意! ゆでる、焼く、煮る。それにさらに具材を加えれば、無条件にレパートリーは増えていく一方です。
基本の卵料理3つ+アレンジ6つ。これだけでも本当に参考になります(上の写真はその一部)。
●ツレズレスタンダード「三食弁当」
茶碗にごはんを盛って、冷蔵庫にあるものを適当にのせてガーッと混ぜながら食べるという食べ方が好きというツレヅレさん。私も大好きです(そのため丼ぶり型の弁当箱も愛用中)。この三色弁当は、何をのせてもOK。しいていえば、「味が濃いものと薄いもの」「必ず野菜を」というのがルール。適当なのに旨い。これって最高の弁当!
他にも、「巻くおかず弁当」の“肉巻き”もかなり参考になります。安い肉を使っているのに美味しい上に、すごく凝ったような華やかさも出る。肉だけとっても、豚、牛、鶏とありますから、卵料理に匹敵するほどの応用が効きますよね。
この本を読んでから、私、勝手ながらツレヅレさんを「師匠」と呼ばせていただいています。
他にも、師匠の魅力あふれる弁当レシピがたくさん載っています。これさえあれば、弁当を作らずにいられない衝動に駆られること間違いなし。ぜひお手元に一冊。さて、明日はどれにしようかな~♪(さとうのりこ)
『ツレヅレハナコのじぶん弁当』ツレヅレハナコ著
(小学館)¥1,100+税
ツレヅレハナコさんのSNS
Twitter:@turehana
Instagram:@turehana1
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