節約のため、健康管理のためにと、手作り弁当を持参する女性が増えています。かくいう私も、気が向いたときに弁当を持って編集部に行くのですが、あるものをテキトウに詰めた日の弁当は、人前で開けて食べることに躊躇してしまうことも。
なんで社会人になってからの弁当って、人の目を気にしちゃうんですかね?
だけど、こんな思いをしている人って、世の中に意外に多いのかも……。
先月発売されたばかり、ツレヅレハナコさんの『じぶん弁当』という弁当本が、いま巷で話題沸騰中!
ツレヅレハナコさんは、出版社勤務の食ブロガー。掲載されている弁当の数々は、ツレヅレハナコさんがインスタグラムでアップしてきたものなんだとか。
『じぶん弁当』は、表紙からガシッと心をわしづかみされます。
だって、「こんなにシンプルでいいんですか?」という弁当なんですもの。
帯には「人に見せるためではなく、自分がホッとできるお弁当を #ツレハナ弁当」の文字。そして、“働くあなたに捧ぐ地に足のついた弁当レシピ92”という、心強い吹き出しまで。
読めばそこかしこに目からウロコの言葉がずらり。
冒頭の「じぶん弁当のきほん」から、ぐいっと引き込まれちゃうんですよ。