■なんと半数近くが「妊活」を経験していた
まず妊活を行っているかどうか聞いたところ、「現在行っている」と答えた人は25.8%と4 人に1 人の割合となり、「現在は行っていないが、以前に行っていた」18.5%を合わせた経験率は44.3%になりました。
約半数が妊活経験者というこの結果、多いと感じるか少なく感じるかは人それぞれですが、「妊活している」と周りには言っていないけれど、実は不妊の悩みを抱えている人は多いのだと実感しました。
年代別にみると、現在行っている人の割合は、40 代前半では10.1%と1 割以上となり、20 代(29.1%)や30代前半(31.7%)、30 代後半(30.3%)と比べると3 分の1 程度ではありましたが、40 代前半でも妊活に取り組んでいる人は少なくないことがわかりました。
昔は35歳を超えると高齢出産と言われていましたが、働く女性が増えたり医療が発達した今は、40歳を超えて初産を経験する人も多いのが、この結果からもうかがえます。
■妊活のために重視しているのは「コミュニケーション」と「タイミング」
妊活を行っている人(または、以前に行っていた人)443名に、妊活で取り組んでいることを聞いたところ、最も多かったのは「妊娠に向けて夫婦で話し合う」で74.7%、次いで、「基礎体温をつける」69.1%、「排卵日に合わせて性交渉する」67.5%、「妊娠・妊活について調べる」65.0%、「体を冷やさないようにする」58.5%が続きました。妊活では、まずは夫婦で話し合い、タイミングを意識して性交渉する夫婦が多いようです。
妊活というと、妻だけが頑張っているような印象を受けますが、夫婦で協力し合うことがいちばん大事なんですね! ちなみに同443名のうち、妊活に夫が協力的だったという人は約6割。もっと多くても……という気もしてしまいますが、皆さんはいかがでしょうか。