貯金ゼロ、浪費癖、家計に無頓着…結婚前に知りたかった「パートナーのお金の使い方」ランキング

結婚してから“パートナーのお金の使い方”が原因でモヤモヤしている夫婦は多いもの。「結婚前には全然気づかった」「一緒に暮らしているうちに本性が見えてきた」というように、だんだん金銭感覚のズレが浮き彫りになるケースもあるようです。

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今回は、株式会社R&Gが既婚男女421人を対象に実施したアンケートをもとに、結婚前に知りたかったパートナーのお金の使い方、結婚後に困ったエピソードについての本音、結婚するなら確認すべきお金事情についてご紹介します。

「結婚前に知りたかったパートナーのお金の使い方」ランキング


1位:貯蓄していない

稼いだ分を全部使ってしまう人で、貯金ができていなかった」(女性)
「私20代、夫30代後半で結婚しました。お互いに実家暮らしで、私はコツコツと貯金するタイプなので、夫には私以上に貯金があるものと思っていました。しかし結婚後に貯金はいくらあるのか聞いてみたところ、まさかの貯金ゼロでした」(女性)

最も多かったのがこちら。自分がコツコツ貯蓄するタイプだと「相手も同じように貯蓄しているだろう」と思いがち。ですが金銭感覚は人それぞれなので、実家暮らしでも勤続年数が長くても貯蓄できていない人はいるもの。中には、病気や家庭の事情など何らかの理由で貯金を崩さなければならなかった人もいるはず。

予想より相手の貯蓄が少なかったことで、結婚式や新居の準備などにかけられる予算が減ってしまうことも考えられますね。

2位:浪費癖がある

「身なりだけ見るとミニマリストと思わせるほど服や外見にお金をかけないので、まったくお金の心配をしていなかった。しかし実は外見以外のことで散財する『隠れ浪費家』だった」(女性)
すぐに車を買い替える浪費癖」(女性)

ちょこちょこと衝動買いや無駄遣いをするパートナーに悩んでいる人もいれば、高級品を買いたがるパートナーに苦労している人も。お付き合いの段階では浪費癖を見抜けず、後になって「隠れ浪費家」だと気づくケースも…! 外見や持ち物に現れない浪費の対象としては「ゲーム課金」「高級食材」などが挙げられ、家計を圧迫する要因にもなるようです。

3位:娯楽費が多い

ゲームの課金に使うこと」(男性)
「趣味関連の金銭感覚が違った」(女性)

パートナーが趣味にかけている金額を知り、「お金をかけすぎなのでは」「自分の感覚では理解できない」と感じる人も多いことが判明。中には「趣味には惜しまずにお金をかけるのに、生活費は出そうとしない」という声も。

趣味にお金をかけていることそのものに焦点が当てられているわけではなく、「趣味のために家族の生活がおろそかになること」を問題視する人が多いようです。

4位:お金の管理ができない

「配偶者は月の支出がどのくらいか把握できておらず、持たせたら持たせただけ使ってしまい、何にお金を使ったかすら把握していないことがありました。お金の使い方をしっかりと確認しておくべきだと感じました」(女性)
独身時代は母親がすべて管理していたようで、お金の管理が全然できませんでした」(男性)

浪費が多くお金の管理が苦手なケースのほか、結婚前は親に任せていて家計管理に不慣れなケースも。自分では管理できない、つい使ってしまうという人の場合は、「夫婦で役割分担する」「先取貯蓄する」などの対策が求められますね。

5位:お金に厳しい

「ついていけないほどの節約家」(男性)
1円単位で管理するなど、家計の管理が厳しすぎる」(女性)
「ケチすぎて『バスに乗らず歩け』『何かと買わずに作れ』と言われます。金銭感覚を結婚前に知りたかったです」(女性)

堅実さや節約志向はプラスの価値観と捉えられますが、「極端なケチ」のように厳しすぎると、デメリットになるようです。家計を1円単位で管理されては息が詰まってしまいそう!

6位:借金があった

「借金やローンがあった。具体的には、クレジットカードのリボ払いを頻繁に利用していて、学生ローンやカーローンも多額であった。消費者金融からの借り入れもあった」(男性)
「奨学金の返済があったことを、事前に説明してほしかった」(女性)

結婚してから借金があることをパートナーから知らされ、驚いた人も少なくありません。借り入れ自体は悪いことではありませんが、返済額が多いと家計に負担がかかってしまいますよね。「借金の有無は事前に教えておいてほしかった」と考えるのは当然でしょう。

7位:ギャンブルしている

「隠れてギャンブルしていて、ローンもブラックリストに載っていて通らなかった」(女性)
パチンコ好きで、一度行くと飽きるまで毎日のように通いたくなるようだった」(女性)

ギャンブルを続けていると「勝つことに快楽を感じる」「負けを取り戻したい」という気持ちから、予算以上のお金をつぎ込んでしまう場合があります。ギャンブルから借金につながることもあり、家計管理やパートナーとの信頼関係によくない影響を及ぼしてしまるのも懸念点。

「結婚後に配偶者のお金の使い方で困ったこと」ランキング


1位:趣味にお金をかけすぎる

「趣味にお金がかかりすぎてしまい、なかなか支払いが終わらないリボ払いをしていた」(女性)
「趣味には際限なくお金を使う」(男性)

趣味があるのはいいことですが、断りなしに趣味関連の高額商品を買ってきたり、趣味に夢中で家計に入れるお金が減ったりしたら…困ってしまいますよね。家計の中で個人的な趣味の支出が大きくなりすぎるのは避けたいもの。

2位:計画性のない使い方

「計画性の欠如。配偶者が予告なしで大きな支出をしたり、予算をオーバーすることがあったりして、生活費のやりくりが難しいこともあった(20代 女性)
貯金をする意味がわからないと言って、給与を全額使ってしまう。そのため子どもの幼稚園の入学金などは、私の独身時代の貯金から払った」(女性)

「貯蓄は当たり前」と考える人と「貯蓄する意味がわからない」と思う人では話が通じず、ストレスになってしまうようです。パートナーに計画性がないことで、貯蓄や生活費、将来における予備費の準備が難しくなってしまったとの声が寄せられました。

3位:家計に無頓着

「目先のことしか考えてないようで、貯蓄や保険等に関してノータッチなので、将来を不安に感じるときがある」(女性)
「家計に無頓着。無頓着ゆえに私主導でお金を管理できるのは楽ですが、『光熱費をポイントのつかない口座引き落としにする』『割高なガソリンスタンドで給油』など、節約志向がまったくないのには困りました」(女性)

パートナーが家計に無頓着だと、管理の負担が自分にのしかかるのは必然的。生活における節約意識に差があったり、将来に向けての貯蓄や保険について不安があったり…「夫婦間でお金について話し合えること」の大切さがわかりますね。

4位:家計に厳しすぎる

家計簿に執着しすぎて遊べないことも多かった」(男性)
「買い物の方法に異常なほどこだわりがあり、お得なスーパーや買い方でないと怒る」(女性)
節約が趣味になっていて、最低限しかお金を使わないので、娯楽などを楽しめません」(女性)

家計に無頓着で無計画とは逆に、細かく家計を管理するパートナーに困っている人も少なくありません。無駄遣いを防いだり節約を意識したりすることは確かに大切。でも、節約そのものが目的化してしまうのもNG。お金をかけることで実現できる「生活の豊かさや楽しさ」がなくなっては、人生の意味を考えてしまいますよね。

5位:交際費が多い

「結婚後は配偶者のゴルフが家計を圧迫して困りました。ゴルフスクールや用品の出費が予想以上で、職場の付き合いで始めたのは理解できるけど、生活費にしわ寄せが来てストレスでした」(女性)
「飲みや食事に行くと、かっこつけて人より余分に支払っている」(女性)

交際費とは主に、飲み代や食事代、仕事関連の人付き合い。円満な人間関係のために必要な支出ではあるのですが、「生活費に負担をかけない程度にしてほしい」との声も多数。とくに自己満足や見栄による支出については、トゲのあるコメントもちらほら…!

では、これから結婚する人は、パートナーのお金事情についてどのようなことを確認しておいたらいいのでしょう? 次にご紹介します。

これから結婚する人必見。結婚前に確認すべきパートナーのお金事情

◆貯蓄額

ちょっと踏みこんだ貯蓄額については聞きにくい…と感じる人もいるでしょう。ですが結婚前に確認しておくことで、「貯蓄する習慣があるのか」「貯蓄に対する価値観」がある程度わかり、金銭感覚のすり合わせにもなります。

◆支出の内訳

支出の内訳とは「お金をかけたいものとかけたくないもの」「金銭感覚」「生活スタイル」など。たとえば光熱水費が相場よりかなり高いなら、「節約意識が低いのかな」などと推測できますね。あらかじめ自分とのギャップを把握しておくことで、結婚後の生活意識のすり合わせに役立つでしょう。

◆結婚後の家計管理方法

具体的には「生活費の負担割合」「お財布はまとめるか、別々にするか」「家計管理をどちらが担うか」「お小遣い制の有無」など。結婚前に家計管理方法を決め、明確なルールを作っておくと◎。

また、家計管理の前提となる「ライフプランと目標」を決めておくのもおすすめ。「マイホームは買うのか」「子どもは欲しいのか」など、ライフプランが決まれば目標となる貯蓄額も見えやすくなります。

◆現在の家計管理状況

相手の金銭感覚や、結婚後の家計管理をスムーズにできるかがある程度わかります。相手が家計簿をつけず自分が何にいくら払っているのか把握していないようなら、「お互いに家計簿アプリで管理してみる?」と促すこともできますね。

◆趣味にかけているお金

趣味への支出は、意外と家計に響くもの。事前に費用を把握しておくことで、結婚後の衝突を避けやすくなるはず。趣味にかけるお金と家計のバランスを取るには「大きな買い物をする場合は事前相談する」「趣味費の上限を決める」などのルールが必要でしょう。

 


結婚はパートナーとの価値観をうまくすり合わせていくもの。とくにお金の使い方ついては、育ってきた環境や性格が大きく影響するからこそズレが生じやすくれなるので、早めにオープンに話せる関係を築いていくと◎。本調査をヒントに家計管理や貯蓄について意見を共有してみてくださいね!(Mai)

 

情報提供元/株式会社R&G