【ごはん会計問題】自分より明らかに多く食べた友達に「きっちりワリカン」にされた。どう思う?

何気ない日の、友人との食事。お仕事や恋の話で盛り上がって、おいしい料理を堪能して…さあ、お会計の時間です。

「じゃあ割り勘ね~♪」と、会計をきっちり半分に計算した友だち。

…ちょっと待って。絶対あなたの方がいっぱい食べてたじゃん! なのにワリカン? それっておかしくない?

そう思っても、口に出すことなんてなかなかできませんよね。さあ今日は、20代女性100人に「食べた量の多い友人にワリカンを提案されたとき」、モヤっとするかを質問。正直な気持ちをうかがってみました。

ワリカン問題、結果はコチラ。

「明らかに多く飲み食いしてるけど『ワリカン』を提案する友達を、どう思う?」とうかがったところ、「モヤっとする」が45%、「すごく仲がよければ気にしない」が33%、「全然気にしない」が22%という結果になりました。仲のよさの具合によって、捉え方が変わる場合もあるそう。皆さんはどんな意見ですか?

さて、理由についても詳しく聞いてみました!

「モヤっとする派」の意見

「ちょっと図々しく感じてしまう」(22歳・埼玉県・学生)

「多く食べているなら多く支払うのが筋だと思う」(21歳・茨城県・学生)

「損した気分になる、気にしている自分が小さいみたいになるのが嫌」(23歳・和歌山県・アルバイト)

「自分の分は自分で払う派。少食なので大体損する」(29歳・岡山県・会社員)

「お金のことをちゃんとしない人は信用できない。」(24歳・高知県・会社員)

目立ったのは「常識として、多く食べたんだからその分多く払うべき」という意見と「自分ばかり損をするのは…」という意見。なかには、モヤモヤしてしまう自分が嫌になるという声もありました。

一方で、こんな方法でモヤモヤを解消する方もいらっしゃいます!

「それぞれ注文したのであれば、注文したものを払う。頼んだものをシェアしたなら仕方ないので、他にデザートを追加するなどしてバランスを取る」(神奈川県・学生)

なるほど!お店の状況にもよりますが、別会計にしたり、座席でお互いの頼んだ金額を計算してしまったり、というのもアリ。さりげなくバランスをとるなら、小さなデザートやコーヒーの追加注文も良いですね。

「すごく仲がよければ気にしない派」の意見

「楽しさが勝ったら気にしないけど、つまらん人だったらモヤる」(27歳・熊本県・医療関連)

「ワリカンの方が揉めずに済みそうだから」(29歳・愛知県・アルバイト)

「よくごはんに行く相手なら、逆の日もあるのでいちいち気にしません」(23歳・東京都・会社員)

「日によって自分のほうが食べる日もあるからお互い様」(22歳・大阪府・学生)

頻繁にご飯の行く”すごく仲のいい”友達ならば、「前回多めに払ってもらったから、今回は私が」とか「2軒目で調整しよ!」とか、そういった対処もできますよね。そもそも、そのあたりの金銭感覚が合うからこそめちゃくちゃ仲が良いのかも。

「全然気にしない派」の意見

「その場を楽しむことに対して代金を支払う感覚なので」(29歳・奈良県・アルバイト)

「揉めるのがめんどくさい」(26歳・埼玉県・会社員)

「飲みに行く時のあるあるです!」(25歳・東京都・会社員)

「もしイヤだな〜と思うくらいだったら、言っちゃいます」(25歳・愛知県・自営業)

食事が目的ではなく、友人との時間を目的と捉えれば、支払う金額は気にしないという意見も。「揉めるのが面倒」という声もありますが、実はモヤモヤしている気持ちを押し殺しているのか、それとも本当に気にしていないのか…。もし気になったら申し訳ない態度ではなく、さらっと明るく「私1杯しか飲んでないから、完全ワリカンどうかなって思うんだけど、どうだろう!?」くらいのことを言えるといいですよね。

 

「自分が我慢すれば良い」とか「今の関係を壊したくない」と思い続けないことが大切。そして、知らず知らずのうちにお友だちにそう思わせていないか、たまに気にすることも大切。そして、もし自分が明らかに多く飲み食いしていたら計算を担当して、自分がさらっと少し多く出す、くらいの気配りができるといいですね◎(筒渕朱音)

アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査