20代・30代女性の家計管理を調査!
コロナ禍で政府からの10万円給付があったりと、お金、特に家計のことに関してシビアに考えた人も多いのではないでしょうか。日々の生活費にたまの贅沢に割くお金、みなさんどのように家計管理していますか?
ミュゼマーケティングは全国の20代・30代女性730名に、家計管理についてアンケート調査を実施。リアルな家計管理事情をご紹介します!
Q.家計簿はつける?
家計管理と聞いて思いつくのは「家計簿」。自分で家計簿をつけているかどうか聞いてみたところ……
全体で見ると家計簿をつけていない人の割合がやや多く、つけているほうが少数派で47%。毎月の収支状況を聞くと、「黒字の月が多い」という回答は42%で、「黒字の月と赤字の月が半々くらい」が23%、「赤字の月が多い」は18%でした。もちろん家族の形によって家計は異なりますが、毎月余裕のある家計の人はそう多くないことがうかがえます。
次に、家計を何で把握しているか聞いたところ、1位は「通帳やクレジットカードの明細」(33%)、2位は「スマホの家計簿アプリ」(26%)、3位は「ノートなどの手書き家計簿」(18%)という結果に。スマホで手軽にできる家計簿アプリもあるので、これを機に家計簿をつけてみるのもアリではないでしょうか。
Q.見直した固定費はなに?
家計を節約する際に見直したいのが月々にかかる固定費。無駄なものを省くだけでもかなり家計の収支は異なりますよね。
2021年に改めて見直した固定費について聞いたところ、最も多かった回答が「スマホの通信費」で、43%の人が見直したという結果に。新プランや格安プランもあり、スマホ料金の見直しはもはや必須です。次に多かったのが「サブスクリプションサービス」(19%)。解約するのを忘れて払い続けていた…なんてことがないように、今一度見直してみてくださいね。
さらに、もっと安くなって欲しい固定費を聞くと、こちらも1位は「スマホの通信費」(25%)でした。次に「車にまつわる費用」(16%)、「家賃」(15%)と続き、固定費の中でも高額なものが並びました。
Q.支払いはキャッシュ派?カード派?
まず店頭支払いのとき。キャッシュレス化がどんどん進んでいる中で、店頭支払いで最も多かったのが、なんと「現金」(41%)でした。電子マネー系は普及しているものの、まだまだ現金払いを上回るほどではないようですね。一方、ネットでお買い物をする際は、「クレジットカード」が全体の75%を占めてダントツの1位。現金で支払う方が多い「代引き」は手数料がかかってしまうことがあるので、あまり選択する人が多くない結果になりました。
Q.臨時収入の使い道は?
臨時収入として5万円があったら、何に1番多く使うか質問。
その結果、45%の方が「貯金する」と回答しました。家計にとって厳しい状況が続いている中で、「貯金」という選択を取る人が多いのも納得ですよね。自分へのご褒美として使うという人は、全体の約2割程度で、個人消費の冷え込みはますます深刻になりそうです。また、「生活費に回す」(16%)や、「プレゼントや会食など、人との交流に使う」(6%)という回答もあり、必要経費として使用する方もいました。
お金にシビアかつ堅実的な女性が多い結果になりましたね。家計簿はスマホアプリだと簡単にできますし、スマホ決済を普段から使うことで、管理もしやすくなるはずです。新しい年になるタイミングで、現在の家計を見直してスッキリさせましょう!(岩川菜奈)
情報提供元/ミュゼマーケティング