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今回は、酒寄さんのターン!
田辺さん、はるちゃんと『サロン・デュ・ショコラ2025』について書いてくれていましたが、ついに酒寄さんも初参戦!“チョコ初心者”ならではの視点で、感想を教えてくれました♡
「チョコ初心者が、初めてサロン・デュ・ショコラに行ってきました」
皆さん、こんにちは。ぼる塾の酒寄です。
今年は人生で初めてサロン・デュ・ショコラに行ってきました。サロン・デュ・ショコラとは、フランスのパリで誕生したチョコレートの祭典です。
日本でも開催されており、わたしは東京・伊勢丹新宿店で開催されたショコラの祭典『~パリ発、チョコレートの祭典~サロン・デュ・ショコラ2025』に行ってきました。世界中から一流ショコラティエやブランド、最高級のチョコレートが集合するチョコ好きにはたまらないイベントです。
ちなみにわたしのチョコレート知識は「ゴディバがおいしい」くらいです。
そんなわたしがサロン・デュ・ショコラ(通称:サロショ)に興味を持ったきっかけは、相方の田辺さんとはるちゃんです。チョコ好きのふたりは毎年サロショにも参加しており、サロショでしか買えないチョコをおすそ分けしてくれたときの驚くほどのおいしさ!また、参加しているショコラティエさんのチョコに対する情熱の話などを聞くうちに、行ってみたいと思うようになりました。
わたし「(行ってみたいけど…入場に整理券があるとか、人気のチョコが即売り切れで買えなかった話しとか聞くと、チョコ好きの精鋭が行く場所なのかな?)」
果たしてレベル1が行ってもいい場所なのか。サロショに参戦している人の記事を読むと、チョコへの知識が深く、愛が伝わってきます。
田辺さん「なんで行っちゃいけないの?おいしいチョコレートが食べたい人はみんな行って平気よ」
田辺さんがそう言ってくれたので、行くことにしました。
田辺さん「でも…そうだね。最初に行くならどのパートに行くか考えたほうがいいね」
サロン・デュ・ショコラはパートが3つに分かれており、その期間によって販売するチョコのテーマが違います。(テーマは毎年変わります)
田辺さん「初めてなら、きっとパート3が楽しいよ!」
【<PART3>NEXT~広がり続けるショコラの魅力~】では、世界で活躍する個性豊かなシェフたちのチョコレートが買えるそうです。
田辺さん「パート3は難しいことがわからなくてもとにかく楽しい!ワクワクするチョコに出会えるよ!わたしと一緒に行こう!」
わたし「それは助かる!」
田辺さん「出店しているお店のチェックは絶対にしときな。なんでもそうだけど、事前の情報収集は大事よ。いきなり行ったら全部欲しくなってうろうろして終わるよ」
そして、当日。ついにサロショに足を踏み入れました。
田辺さん「やっぱり今日もサロショは人気だね」
行ったのは平日の昼間でしたが大変な賑わいでした。しかし、混雑はしていましたが、雰囲気は怖くありません。みんな楽しそうに買い物を楽しんでいます。
わたし「殺伐としているのかと思ったけど、そんなことないんだね」
田辺さん「当たり前でしょ。行列があれば並ぶ。売り切れていたら諦める。買えたら喜ぶ。でも、よく見るとみんな目だけはハンターみたいになっているよ。礼儀正しいハンターなんだよ」
「さあ、回るぞ!」というところで田辺さんが知り合いに遭遇。チョコトークがありそうだったので、わたしは挨拶だけしてひとりで回ることに。
わたし「(ちゃんと調べておいて良かった)」
今回、わたしの目当てのひとつは『ベルアメール』の苺のミニタブレット!チョコがハートの形をしており、入っている缶もとてもかわいいのです。
わたし「(実物超かわいい~!買う!)」
口に入れた瞬間ときめきました!」by 酒寄さん
無事に購入。こちらのお店は他に売っているチョコも全部かわいらしく、わたしのかわいいの目標が、「ベルアメールのチョコのようなかわいさ」になりました。
「あまりのかわいらしさに写真を撮らせてもらいました」by 酒寄さん
そして、田辺さんと合流。色々なお店を見ながら、すべてのチョコにときめきます。
わたし「ここにあるチョコ全部食べたいよ」
田辺さん「わかる。わたし今の時点でサロショに55万円使っている」
わたし「楽しんでいるね」
田辺さん「でも、酒寄さんは無理のない範囲で買ったらいいよ」
そして、次の目当ての『セバスチャン・ブイエ』に到着。こちらのシャポーショコラはなんとチョコレートがベレー帽をかぶっているのです!
わたし「(本当にベレー帽かぶっている!こういうの大好き!)」
外側の固めのチョコと滑らかな
ガナッシュのくちどけに脱帽です!」by 酒寄さん
無事に購入。
わたし「わたしが清少納言だったら、枕草子の『うつくしきもの(かわいらしいもの)』に『ベレー帽をかぶったチョコレート』は絶対に入れたい」
田辺さん「それはいい考えね」
サロショはチョコレートだけではなく、パン屋さんがカカオを使ったパンも販売しています。
田辺さん「『しかたらむかな』のパンは買っておいたほうがいいよ。人気のパン屋さんで、サロショでしか買えないパンもあるよ!明太フランスにカカオを使っているパンなんてのもあるよ!」
それは気になると行列に並びました。わたしは、「ビターな明太子」と「みたらしナッツ!!」のふたつのパンを購入。田辺さんが教えてくれた明太フランスにカカオの組み合わせはまったく想像がつきません。
ですが不思議に合う!この組み合わせ最高でした!」by 酒寄さん
そしてわたしの息子のあだ名がみたらしなので「みたらしナッツ!!」も購入しました。
小麦粉に詳しくない私でも、小麦粉からおいしいと
感じられました」by 酒寄さん
田辺さん「サロショにきたらイートインもマストよ!おすすめがあるの!」
サロショはその場で楽しめるイートインも充実しています。田辺さんが連れて行ってくれたのは『ヨシノリ・アサミ』のプレミアムクリームソーダ。
田辺さん「はるちゃんと行ったとき飲んだらおいしすぎて!」
シェフの浅見さんともお会いでき、田辺さんがわたしを紹介してくれました(田辺さんは何度もお世話になっているので以前からお会いしています)。
田辺さん「えー、こちら隠されていたわたしの最後の相方の酒寄さんです。現在、子育て中の為に仕事はセーブしているのでテレビでの活動はしていませんが、舞台や執筆活動をして独自の路線で活躍中です。なんと本も出版しています。面白い本です」
人生でトップレベルの「これ以上わたしを紹介しないでくれ!」と、思える紹介の仕方をしてくれました。浅見さんも困っていたのではと思います。
田辺さん「一緒にお写真いいですか?」
浅見さん「もちろん!」
作ってくれて本当にありがとうございます!」と酒寄さんも感動
サロショではお店の方と一緒に写真を撮ることができます。素晴らしい職人である浅見さんと一緒に撮れたことがとてもうれしかったです。
浅見さんにお礼を言って別れ、イートインスペースで買ったばかりのクリームソーダを飲みました。
わたし「なにこれ!とてもおいしい!クリームソーダなのにカカオ感じる!」
田辺さん「すごいよね!カカオ果汁が入っているのよ」
わたし「カカオが白桃とソーダに合うなんて!不思議!でもおいしい!」
田辺さん「上に乗っているクプアスアイスも最高でしょ。アイス好きの酒寄さんに食べて欲しかったの」
わたし「最高だよ…ありがとう…」
わたしはカカオを感じるクリームソーダのおいしさに泣きそうになりました。間違いなくサロショでしか出会えない特別な味です。
わたし「こんなにおいしいものを作った人とさっき会話したんだね」
田辺さん「浅見さんは飲みものに合うアイスとかも、全部自分で決めているんだよ」
わたし「すごい」
田辺さん「浅見さんはフランス語もベラベラなんだよ」
わたし「わたしなんてこの飲みものに合うアイスも選べないし、フランス語もしゃべれないよ」
田辺さん「わたしもだよ。わたしたちって一体…」
最終的にわたしたちって一体…となりましたが、初めてのサロショはとても楽しかったです。(酒寄)
★ぼる塾連載は毎週日曜夜配信予定です!
お楽しみに★

書名:思い、思われ、食べ、ぼる塾。
定価:1,980円(税込)
体裁:288ページ ※とじ込みスペシャルステッカー付き/B6 変形判
発行:小学館
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