半数以上が「うつ」ないし「うつの疑いがある」現状、保育士たちはどう対処したのでしょうか?
「メンタルヘルスで専門の医療機関などをじゅしんするのに抵抗はありますか」
▪️「ある(あった)」57%
▪️「ない(なかった)」26%
▪️「どちらとも言えない」17%
心や体に異常を来しても、専門の医療機関へ行くということはやはり抵抗があるもの。では医療機関へ行った経験のある保育士の意見を聞いてみましょう。
▪️「病院じゃなくて話を聞いてくれるカウンセリングみたいなところがあれば行きやすかった」(30代女性)
▪️「医療機関へ行ってしまえば、うつと診断され、自分の中での疑いが本当になってしまうのが怖かった」(20代女性)
▪️「うつになり自殺しかけた」(50代女性)
▪️「精神的不調でも病院へ行く時間が取れない仕事です」(40代女性)
平日の病院がやっている時間はまさに仕事中! 電話相談窓口があっても繋がりにくい状態! 保育士の処遇の改善はもちろん、メンタルケアに対してももっと配慮が必要なことがわかりました。
私の子どもの園でも、冬になると子どもたちの風邪をもらってしまった先生が、声も変わってしまい点滴を打った帰りに遭遇したことがあります。点滴を打つ状態なのに、まだ園に戻り作業をするとおっしゃっていました。
子どもたちは風邪を引けば休めばいいけど、先生ともなるとそうはいかないというプレッシャー。プラス上司や同僚との関係性。給与の低さ。生涯でうつ病を経験する割合が10〜15人に1人と言われる中、保育士は100人中27人。つまり10人中2.7人の人が患ってしまうという、発祥のリスクの大きさにも納得してしまいます。
保育士不足が待機児童問題における課題となってる現在。まずは、保育士になりたいと思えるような環境、保育士として働き続けられる環境を作ることで待機児童問題が解決するのでは?と思ってしまうのは私だけでしょうか?(あおいあん)
情報提供元:保育のお仕事
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