【ベスト×オフィスカジュアル30選】人気のジレでつくる「最旬レイヤードスタイル」を解説

ベストを合わせるオフィスカジュアル

オフィスカジュアルのアウターや重ね着におすすめな「ベスト」は、きれいめな印象とこなれ感が程よくプラスできる大人気アイテム。忙しい朝でもコーデが即決まる、ベスト×ボトムのセットアップや上品なツイードベストを取り入れた最旬ファッションを紹介します。春夏や秋のはじめなどジャケットだと厚ぼったく感じられる季節にもベストのコーデが活躍します。

「ベスト」と「ジレ」の違いって?

ベストのパンツスタイル

CanCam2023年9月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/室橋佑紀 モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子

ジレとは、フランス語で袖なしの中衣を指し、「ベスト」や「チョッキ」と同じようにアウターの下に着る羽織りのこと。デジタル大辞泉でその意味を調べてみると…

1 丈が短めの袖なしの胴着。チョッキ。ベスト。
2 装飾的な前飾りをつけた婦人用胴着。上着の下に着て、ブラウスに見せかけるもの。

スーツの下に着るような中衣の意味合いが強く、もともと丈が短めのアイテムを指して「ジレ」と呼びますが、日本では最近、ミドル丈やロング丈のものも広く「ジレ」と呼ぶように。また、フランス語の「ジレ」には婦人用のカーディガンや肌着という意味もあり(プログレッシブ仏和辞典調べ)「ベスト」より幅広い意味が含まれています。

つまりチョッキやベストとの大きな違いはなく、アウターの下に着られる袖のない羽織りであれば「ジレ」と呼ぶことができるということ。

時短で洒落るベスト(ジレ)のセットアップ

バタバタな朝もパパッとコーデが決まる手軽さと、きちんとかつ抜けよく着られるデザインで、1着あると重宝するのがベスト(ジレ)のセットアップ。中でも今季はジャケット感覚で取り入れやすいミドル丈が狙い目!

 

ベストセットアップのグレーワントーンコーデ

ベスト[共布ベルト付き]・スカート[セット]¥17,930(Mila Owen ルミネ新宿2店)、ニット¥15,400(マイ ウィークネス)、バッグ¥203,500(八木通商<ザンケッティ>)、靴¥20,900(銀座かねまつ6丁目本店)、ピアス¥12,100(TOMORROWLAND)、ネックレス¥50,600(ヴイエー ヴァンドーム青山 有楽町マルイ店<ヴイエー ヴァンドーム青山>)

ベストを合わせるオフィスカジュアルのポイント

黒ベストセットアップのモノトーンコーデ

ジレ¥19,800・パンツ¥13,200(ノーリーズソフィー大丸東京店<ノーリーズソフィー>)ブラウス[ベスト付き]¥14,300(COCO DEAL/ココ ディール)ショルダーバッグ¥19,800(ジャンニ キアリーニ 銀座店<ジャンニ キアリーニ>)トートバッグ¥7,590(MIKIRI<クードル>)靴[予定価格]¥19,800(THE OUTNET<Iris&Ink>)イヤカフ¥16,500(ENELSIA)
  1. シンプルコーデにプラスするとグッと洒落見えする「ベスト」
  2.  ジャケットだと暑く感じる春夏のアウターとしてもおすすめ
  3. 忙しい朝でも即コーデが完成するセットアップが便利

ベストで洒落る♡レディースオフィスカジュアル

【1】シックな黒ベスト×メタリックスカートで新鮮に

ちょいモードな雰囲気でシンプルコーデを刷新できる ツヤツヤスカート『歩くたび光を集めて輝くスカートをまとえば、自然と気分もアガるはず♡ 同じツヤでも素材次第で印象がガラッと変わるから、お気に入りの1枚を見つけよう!』

ブラックのジレとトップスで引き締めれば、メタリックスカートもオフィスでも浮かないシックな印象に。きちんと感が出て体温調節できるベストはオフィスカジュアルに最適です。小物もモノトーンでまとめて、派手めスカートを大人っぽく。

CanCam2024年5月号より 撮影/須江隆治(See) スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/山口春菜 モデル/楓(本誌専属) 構成/川口里那

【2】ネイビーベストできちんと感と爽やかさをプラス

ちょうどいい色気を連れてきてくれる今年っぽさの代表格♡ チュールスカート『トレンド最前線のチュールは、とびきり盛れるスカートで取り入れて流行の一歩先へ♡ ベーシックなカラーを選ぶ代わりに、デザインはちょっぴり大胆なものを。オフィスでキラリと光る存在感を手に入れて♪』

ネイビーのベストを白ブラウスに重ねて、知的なオーラをまとって。ボトムはとびきり盛れるスカートで流行の一歩先へ。ベーシックなカラーを選ぶ代わりに、ちょうどいい色気を連れてきてくれるチュールスカートで、オフィスでキラリと光る存在感を手に入れて。足元はピンクベージュのミュールで抜け感を。

CanCam2024年5月号より 撮影/須江隆治(See) スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/山口春菜 モデル/楓(本誌専属) 構成/川口里那

【3】ロングベストやボウタイの表情豊かなワントーン

ALL WHITE『ハンサム美人な恵比寿女子的オールホワイトは、キレのよさがカギ。コーデがのっぺりしないように、テンションが異なる素材のアイテムを組み合わせて、奥行きのある着こなしを意識して。』

ハンサムなベスト&ワイドパンツで、ブルジョワシックなボウタイをうるわしく。ダイナミックなボウタイに襟や袖のフリルなど、甘めディティールのブラウスはロングベストやセンタープレスパンツ合わせでノーブルに着こなして。靴はメッシュシューズで足取りを軽やかに。

CanCam2024年5月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/小室安未(本誌専属) 構成/山下 樹

【4】ロングベストのレイヤードでパンツコーデをスタイリッシュに

cheerful colour pink

ニットとグレーパンツの落ち着いた色合いに、ピンクベストでアクセントを。カッコいい気分のままきれい色をまとえるロングジレは、甘めコーデが苦手な人にも取り入れやすいアイテムです。シルバーのアクセや黒小物でモード感を足すとさらにハンサムな装いに。

CanCam2024年3月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/山木晴菜

【5】ショートベストを合わせて上半身をすっきりと

WHITE×Ecru 着映えるアイテムでほぼ白ワントーン にメリハリを『「キレのよい女っぽさが手に入る」と人気の白ワントーンは、温かみのあるエクリュで奥行きを出しつつ、構築的なシルエットや素材感のあるアイテムでパンチを加えるのが最旬♡鮮度よく仕上がるうえに、白一色のぼんやり見えも回避!』

ピュアなオールホワイトコーデは、×ベストでシャープに引き締めるのが正解。インナーに重ねるニットや小物を質感が異なる白で統一して、色気たっぷりに着こなして。バッグやブーツも白でまとめる潔さがおしゃれ見えにひと役。

CanCam2023年10月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/小室安未(本誌専属) 構成/山木晴菜

【6】グレーのロングベストでカジュアルコーデを大人っぽく

スポーティなトレンドパンツは揺れ・ピタッ・細ヒールでとことん女っぽく!『デザインや素材感など、どこかアクティブなムードのパンツが豊作なこの秋。パンツ自体がカジュアルなので、合わせるアイテムで女らしさを底上げするのが、オフィカジ的セオリー!』

プラスワンしたベストで、パラシュートパンツコーデが最旬に。ロングベストは、洒落感だけでなく上品ムードもプラスしてくれるので、白リブトップスを合わせたきれいめなオフィスカジュアルにぴったりです。ピンヒールパンプスとコンパクトなピンクバッグで、女らしさをひと盛り。

CanCam2023年10月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/岩附永子、川口里那

【7】ベージュベストで白コーデをやさしく馴染ませて

旬スポーティパンツでオフィカジコーデに抜け感を『いつもの通勤スタイルにアクティブなムードを加えてくれるスポーティデザインのパンツは、夏の解放的な気分にうってつけ。軽快なパンツと一緒なら、仕事もフットワーク軽くこなせそう♪』

ロングベストを主軸に、ノースリニットときれいめジョグパンを白〜ベージュのグラデで品よく着こなす都会派スポーティコーデ。洗練感のある配色を裾絞りパンツでラフに振るテクも感度高め。小物も白でまとめて統一感を高めて。

CanCam2023年8月号より 撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/楓(本誌専属) 構成/山木晴菜

【8】ミント色ベスト×白コーデの清潔感がオフィス向き

ジャケット感覚でプラスON !ベルテッドジレ『コーデにモード感が加わって美人見えが狙えるジレは恵比寿女子にぴったりな〝ちょいはお〟アウター。セットの共布ベルトでウエストマークをして、スタイルアップも同時に叶えて♡』

白×ミント×グレーのアイシー配色で颯爽ときめた、軽やかなきれいめカジュアル。ミントベストに清涼感のあるシルバーニットを仕込むことで、きれいなお姉さんムードが高まります。ベルトはラフな固結びにすると、まじめすぎず洒落たムードに。

CanCam2023年7月号より 撮影/山根悠太郎(TRON) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、渡邉奈穂 構成/石黒千晶

【9】ケープ風ベストと黒ワンピのきれいめオフィカジ

ジャケット感覚でプラスON !ベルテッドジレ『コーデにモード感が加わって美人見えが狙えるジレは恵比寿女子にぴったりな〝ちょいはお〟アウター。セットの共布ベルトでウエストマークをして、スタイルアップも同時に叶えて♡』

ケープ風のベストで、色気が香る黒のサテンワンピにモードなアクセントを。ワン・ツーコーデでも素敵に映えるのは、構築的なベストのおかげ。シルエットが引き立つように、INするワンピはスリムなものをチョイス。小物は華奢サンダルやカットワークバッグで軽やかに仕上げて。

CanCam2023年7月号より 撮影/山根悠太郎(TRON) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、渡邉奈穂 構成/石黒千晶

【10】シアートップスを仕込んでロングベストを旬顔に

ジャケット感覚でプラスON !ベルテッドジレ『コーデにモード感が加わって美人見えが狙えるジレは恵比寿女子にぴったりな〝ちょいはお〟アウター。セットの共布ベルトでウエストマークをして、スタイルアップも同時に叶えて♡』

ロングベスト×シアートップスのレイヤードは、同系色でまとまりを意識するのがポイント。トップスをクリーンな白で統一することで、イエローパンツの華やかさも際立ち印象的に着こなせます。小物は黒でまとめて、淡色コーデにメリハリをつけて。

CanCam2023年7月号より 撮影/山根悠太郎(TRON) スタイリスト/たなべさお  ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、渡邉奈穂 構成/石黒千晶

【11】ベージュトーンでまとめる大人きれいなベストコーデ

02 1枚でも、レイヤードしてもおしゃれ見え♡ きれいめキャミワンピ『てろんとしないハリのある素材と大人っぽいロング丈が、オフィスにもOKなきちんと感。程よいゆとりがありつつもストンとしたⅠラインシルエットを選べば、レイヤードコーデも様になる!』

辛口なサファリ風ベストは、エレガントなベージュキャミワンピでバランスを取って。足元には同系色のパイソン柄サンダルを合わせて大人っぽくこなれた印象に。バッグはベージュと相性の良いイエローが入ったマルチカラーバッグで、コーデにアクセントを効かせて。

CanCam2023年7月号より 撮影/藤原 宏(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、齋藤千夏 構成/山木晴菜

【12】ネイビーベストで引き締めるブルーワンピースコーデ

ミドル丈&デザイン性あるアイテムが豊作 ひとクセジレ『ミドル丈のベルテッドやフェミニンディテールなど、ひとクセあるデザインが集まった今季のジレ。いつものコーデに”+1”するだけで洒落感が増すので、忙しい朝にぴったり。』

ネイビーのベストを水色のシャツワンピースに重ねたきれいめスタイル。メンズライクなスーツっぽベストで着こなしにひと手間を加えると、定番のシャツワンピースにトレンド感がONできます。小物は黒で揃えて、しごでき感を上乗せ。

CanCam2023年6月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/安 彩楓

【13】とろみ素材のベストで洗練ムードなオフィスカジュアル

ミドル丈&デザイン性あるアイテムが豊作 ひとクセジレ『ミドル丈のベルテッドやフェミニンディテールなど、ひとクセあるデザインが集まった今季のジレ。いつものコーデに”+1”するだけで洒落感が増すので、忙しい朝にぴったり。』

優しい印象へ導くとろみのあるベストで、洗練されたオフィスカジュアルに。白カットソー×ピンクパンツの甘め配色も、ベストの力で大人っぽい印象に仕上がります。足元は肌なじみがよく淡色コーデに便利なベージュパンプスで柔らかな印象に。バッグはコーデを引き締めつつ優しげムードは損なわないグレーを選んで。

CanCam2023年6月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/安 彩楓

【14】ペプラムベストで旬シルエットのパンツスタイルに

ミドル丈&デザイン性あるアイテムが豊作 ひとクセジレ『ミドル丈のベルテッドやフェミニンディテールなど、ひとクセあるデザインが集まった今季のジレ。いつものコーデに”+1”するだけで洒落感が増すので、忙しい朝にぴったり。』

トレンドのペプラムデザインのベストを、白Tシャツにレイヤード。たっぷりのフレアがウエストを細く見せてくれるだけでなく、気になるヒップもしっかりカバー。ボリュームがある分、細身のパンツとバイカラーパンプスでボトムはすっきりまとめるのが正解です。バッグはシンプルな黒バッグで、デザイン性のあるベストを引き立てて。

CanCam2023年6月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/安 彩楓

【15】白ベストと白ワンピースのモードな白ワントーン

重ねることでニュアンスが生まれる今っぽシアーレイヤード『繊細な透け感が魅力のシアー素材、春はコーデのメインとして主役使いしたい。とはいえ肌がガッツリ透けるのはToo Much。シアー素材同士を重ねてみたり、ジレやビスチェなどのトレンドアイテムと合わせて、今年らしい更新感のあるレイヤードに!』

クリーンな白と辛口ベストで、モードなシアーワンピの美人度をアップ。ベストはお尻がすっぽりと隠れる丈感で、今年っぽいレイヤードバランスを実現。真っ白のワントーンでも、シュッとしたⅠライン&ウエストマークで美スタイルが叶います。ヌーディなベージュパンプスやたまごイエローのバッグで、白コーデにまろやかさを加えて。

CanCam2023年4月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/奥冨思誉里 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/浜田麻衣

便利な「ベストセットアップ」のオフィスカジュアル

【1】ベストにシアートップスを仕込んで抜け感UPを狙って

バリエ拡大中で、忙しい日もおしゃれを楽しめる『ちょっとコス気分で着る進化形セットアップ』

ベスト×サロペットのセットアップなら、テクなしでオフィカジ上手に。ドットのシアーカットソーから透ける肌で抜け感を効かせると、ムードよく着こなせます。白バッグを合わせたきれいめコーデは、ピスタチオグリーンのローファーで洒落感も高めて。

CanCam2024年5月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/MAKI モデル/新沼凛空(本誌専属) 構成/岩附永子

【2】ベスト付きのカセット服できちんと見えもパーフェクト

カセット服ならおしゃれの可能性無限大!『同色同素材の服をシリーズでそろえることができるカセット服は、頭を悩ませることなく簡単にセンスのいいコーデが完成する優れもの。シンプルで着回しやすいのにこなれて見える、この2ブランドに注目!』

ジャケット×ベスト×パンツの背筋が伸びるスリーピースで、きちんと見えを約束。白カットソーや黒のローファーを合わせたマニッシュ着こなしには、コロンとした淡いブルーのバッグを足して女性らしさもひとさじ。

CanCam2024年4月号より 撮影/川﨑一貴(ajoite) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/菜波(本誌専属)  構成/山木晴菜

【3】ベスト&スカートのセットアップで好感度高めに

ジレセットアップならキリッと見えて時短で洒落る!『バタバタな朝もパパッとコーデが決まる手軽さと、きちんとかつ抜けよく着られるデザインで、1着あると重宝するジレのセットアップ。中でも今季はジャケット感覚で取り入れやすいミドル丈のジレが狙い目!』

ベスト×フレアスカートのボリューミーなシルエットと、白インナーのメリハリで全身バランスを意識。女っぽいベージュ×ホワイトの配色は、好感度も抜群です。スエードパンプスやキルティングバッグの素材感で、ワントーンコーデに奥行きをプラスして。

CanCam2024年4月号より 撮影/川﨑一貴(ajoite) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/菜波(本誌専属) 構成/山木晴菜

【4】ベストセットアップに白スニーカーでハズシを加えて

01 キリッと仕上がるハンサムデザイン! ジレセットアップ『シャープなジレと程よくゆったりとしたセンタープレスパンツのメリハリの効いた組み合わせは、セットで着ても単品で着てもスタイルよく仕上げてくれる優れもの♪ 辛口モードなカッコよさも、甘めコーデの引き締め役にも適任!』

考えずに決まるベストとフレアパンツのセットアップで、時短のオフィスコーデが完成。プルオーバー風に着られるベストはマニッシュなデザインなので、インナーのタンクトップや白スニーカーで力を抜くのがおすすめです。ライトブルーのバッグを合わせればグッと爽やか。

CanCam2023年7月号より 撮影/藤原 宏(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、齋藤千夏 構成/山木晴菜

【5】清涼感たっぷりのミントベスト&パンツセットアップ

涼しげな見た目で季節感も先取り!クリアMIXサンダル『春夏のおしゃれ気分がグッと高まるクリア素材♡ 素肌を感じさせる涼しげなデザインは、女っぽくもカジュアルにも着回し自在!』

通勤に活躍するベスト×フレアパンツのセットアップは、白インナーを仕込んで爽やかな配色に。天然素材のバッグや涼しげなクリアサンダルで夏仕様にブラッシュアップすると、コーデの洗練度も高まります。

CanCam2023年6月号より 撮影/水野美隆 スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/新沼凛空(本誌専属)構成/手塚明菜

【6】Vネックベストのセットアップで顔まわりをすっきり

信頼感もこなれも両立できるジレセットアップ が絶対的頼り『今季も大豊作のジレは、お仕事アウターのひとつとしてスタメンの座に君臨しそうな予感♪シルエットや合わせのボトムの種類も増えていて、バリエがますます拡大中!』

ベストの中でも注目株なのは、プルオーバーの深Vタイプ。ややオーバーめなサイジングに白Tシャツと細身のストレートパンツを合わせれば、スタイルアップも確約。きちんと見えしつつお腹周りを締め付けないシルエットで、デスクワークの日もストレスフリーに過ごせます。抜け感のある白トートはスカーフアレンジのひと手間でさらに今っぽく。

CanCam2023年6月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/岩附永子、山下 樹

【7】カラーベストのセットアップで周りと差をつけて

信頼感もこなれも両立できるジレセットアップ が絶対的頼り『今季も大豊作のジレは、お仕事アウターのひとつとしてスタメンの座に君臨しそうな予感♪シルエットや合わせのボトムの種類も増えていて、バリエがますます拡大中!』

ベーシックすぎないくすみイエローで、ベスト×パンツのセットアップがさらに上級見え。カットワークブラウスでひねりを効かせると、大人っぽい甘さがプラスできます。足元はミュールタイプのローファーでトレンド感をひと盛り。

CanCam2023年6月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/岩附永子、山下 樹

【8】ボーダーT×セットアップのフレンチマリンな通勤コーデ

チームリーダーとして任されたプレゼン。ちょっと緊張する日も、ジレセットアップでおしゃれも楽しむのが私の働き方『「お仕事アウター=ジャケット」をジレに更新してみたら…しごでき感がありつつ今どきに!』

ベスト×パンツコーデにボーダーカットソーを仕込んで、ツウ見えするオフィスカジュアルに。シャープな黒のポインテッドパンプスを効かせて、ナチュラルなリネンセットアップを都会的に導いて。スリーブレスでもきちんと感のあるベストやキャンバス素材のスクエアバッグは、気温高めの通勤コーデにぴったりです。

CanCam2023年6月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/岩附永子、山下 樹

「ツイードベスト」の上品オフィスカジュアル

【1】ツイードベストを合わせた今っぽワントーン

WHITE×Ecru 着映えるアイテムでほぼ白ワントーン にメリハリを『「キレのよい女っぽさが手に入る」と人気の白ワントーンは、温かみのあるエクリュで奥行きを出しつつ、構築的なシルエットや素材感のあるアイテムでパンチを加えるのが最旬♡鮮度よく仕上がるうえに、白一色のぼんやり見えも回避!』

品もトレンドも狙える白ワントーンは、表情豊かなツイードベストで洗練見えも華やぎもGET。どこか甘さのある白ベストは、ドロストパンツで程よくラフに着くずすのが正解。小物まで白でそろえた潔いオールホワイトコーデには、シアーなタートルニットを重ねて軽やかに着こなして。

CanCam2023年10月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/小室安未(本誌専属) 構成/山木晴菜

【2】グレーのツイードベストで白ワンピを引き締めて

ミドル丈ジレ×ほの甘ワンピ『今季ワンピを1枚で着るのはもったいない⁉ ファーやツイードなど秋めきジレをONすると、フェミニンワンピがより華やかに、今っぽく♡ ジレは軽やかなミドル丈が使いやすくて◎。』

ノーブルな金ボタンのツイードベストが、クリーンなシャツワンピにお似合い。バイカラーのメリージェーンパンプスでほんのりレトロに振れば、レディで品のある佇まいに。ワンピ&ジレがつくるⅠラインで、さりげなくスタイルアップも叶います。グレーのベストや茶色のバッグで、白ワンピをやわらかく引き締めて。

CanCam2023年10月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【3】ツイードベストやドット柄パンツで黒コーデをアプデ

着映える色・柄盛りパンツで特別感をちょい足し!『視覚に訴えて、手っ取り早くオフィカジをアップデート♪ちょっぴりテンションの高い色・柄もパンツならちょうどいいカジュアル感が加わって、大人の余裕漂う仕上がりに。』

きちんとシーンに頼れるモノトーンを、ツイードベストとドット柄パンツでファッショナブルにアップデート。黒Tシャツにベストを羽織ればきれいめなムードもばっちりです。バッグにも黒を合わせた黒多めモノトーンは、足元の白パンプスで爽やかさをプラスして。

CanCam2023年8月号より 撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/小室安未(本誌専属) 構成/山木晴菜

【4】ラフなカーゴコーデを黒ベストで大人っぽく

04 女っぽシルエットできれい見え♡ コンパクトリブTシャツ『女らしいミニマムなフォルムに、細めのリブで黒ニット感覚で着られる上品さ。そんなきれいめTシャツは、この夏のヘビロテトップスに決定! ゆったりとしたボトムと合わせれば、旬のシルエットに。』

ツイードベストとリブTの上品コンビなら、トレンド感の強いパンツも難なくおしゃれに投入完了。ラフなパンツで力を抜くと、今どきのエフォートレスなオフィカジコーデが決まります。サンダルは白のウェッジで脚長を発揮。白バッグを投入することで軽やかさがUPします。

CanCam2023年7月号より 撮影/藤原 宏(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、齋藤千夏 構成/山木晴菜

「ニットベスト」でこなれるオフィスカジュアル

【1】きちんと見えるニットベスト×白シャツを小物でラフに

秋に引き続き、韓国っぽカジュアルに夢中♡ 生見愛瑠『前回の秋私服特集と同様、「まだまだ韓国っぽ気分が止まらない♡」というめるる。ベースのモノトーンカジュアルは維持しつつ、鎖骨や脚見せでどこか抜け感を入れたい気分みたい! 冬らしい小物使いにも注目して♪』

ニットベストにシャツ、パンツを合わせたきれいめコーデは、オーバサイズトップス×フレアパンツのシルエットで新鮮に。ゴールドのアクセやサングラスでコーデ感を盛ると、定番のモノトーンがおしゃれっぽく決まります。足元はハイカットのスニーカーであえてラフに振るのがポイント。ブラウンのバッグを合わせれば、コーデにおしゃれなリズムが生まれます。

CanCam2024年1月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/伊藤ミカ ヘア&メイク/榊 ひかる モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/川崎 萌、渡邉奈穂 構成/田中絵理子、安 彩楓

【2】グレーベスト×イエローパンツの大人配色コーデ

着映える色・柄盛りパンツで特別感をちょい足し!『視覚に訴えて、手っ取り早くオフィカジをアップデート♪ちょっぴりテンションの高い色・柄もパンツならちょうどいいカジュアル感が加わって、大人の余裕漂う仕上がりに。』

ゆるシルエットの肌見せニットベストも、チアフルなイエローパンツを合わせるとヘルシーな色っぽさに。強すぎない爽やかなレモンイエローはトレンド感も好印象も狙えます。サンダルは白でパンツの色味を引き立てつつ、バッグは黒でシャープに締めて。

CanCam2023年8月号より 撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/小室安未(本誌専属) 構成/山木晴菜

【3】ブルーニットベストと白シャツで好感度高めに

ブルーのベストで、白で繋げたシャツとスカートにメリハリを効かせて。好感度の高いカラーリングと今年っぽいレイヤードで、旬の通勤スタイルが完成します。バッグはイエローを選んでコーデ全体をやわらかなイメージに。ブーツは黒で引き締めて。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/MAKI モデル/佐々木莉佳子(本誌専属) 撮影協力/齋藤千夏 構成/岩附永子、安 彩楓
 

1年通してオフィスコーデ合わせられる「ベスト」

きちんと見せたいオフィスシーンにぴったりな「ベスト」は、春夏はアウターとして、秋冬はジャケットやコートの中に着るなど、一年を通して通勤コーデに合わせられるアイテムです。シンプルコーデにレイヤードするだけでグッと洒落感が高まるので取り入れてみて下さいね!