新たな出会いにわくわくが止まらない、そんな春がもうすぐやってきます。そして春といえば、新生活。新生活が始まるタイミングで、引っ越しをするという方も多いのではないでしょうか?
今回はアットホーム株式会社が全国のアットホーム加盟店605店を対象に実施した調査結果をもとに、『不動産のプロが選ぶ!「物件で見るべきポイント」ランキング』を設備別に見ていきましょう!
「キッチンの画像」で見るべきポイントは?
毎日使用するといっても過言ではないキッチン。新居で美味しい料理やかわいいお菓子を作るぞ~! と意気込んでいる方は必見です。それではポイントを見ていきましょう!
キッチン編では「調理スペース」に関する項目に票が集まりました。日頃から料理をしている方は特に、料理のしやすさ・動線などキッチンの使い勝手の良さに注目してみると良いかも!
■不動産のプロに聞く、内見で重点的に確認すると良いポイントは?【キッチン編】
- 排水管がゆがんでいないか、水漏れの形跡はないか、棚の開け閉めはスムーズかどうかを確認すると良いです。
- IHの場合は専用のフライパンが必要になるので、コンロの種類や収納の多さは確認すると良さそうです。
- 実際にキッチンをよく使う人が立ってみて、高さや配置について確認した方が良いです。
- シンクサイズと深さ、調理スペースの有無、コンセント数と場所、収納の有無、冷蔵庫置き場の位置です。(冷蔵庫のドアの向きを必ず確認してもらう)
続いて内見でのポイントを聞いたところ、「収納」に関する意見が多くみられました。意外と場所を取る料理道具、暮らし始めてからもどんどん増えていってしまうのはあるあるです。自分の想像より少し大きめの収納を完備しているキッチンのほうが、案外いいのかも。
「風呂・洗面所」で見るべきポイントは?
続いては、不便だと何かと困ることが多い風呂・洗面所について聞きました。
設備があるかないかでは大違い。捨てがたいと思う設備があるなら、しっかりチェックする必要がありそうですね。
そんな中、意外と多くの票を集めたのが「追い炊き機能の有無」。これは入浴時間が異なるファミリーや二人暮らし以上の人にとっては需要が高い設備だそう。確かに、お湯を毎回張り替えるのは手間もかかるし、水ももったいないし…という気持ちになりますよね。追い炊き機能付きのお風呂はそんな悩みをすべて解決してくれること間違いなし!
■不動産のプロに聞く、内見で重点的に確認すると良いポイントとは?【風呂・洗面所編】
- 浴室乾燥機があるかどうか。また浴室乾燥機の効果を得るためにも、窓等が古くなく気密性を保てそうかどうかです。
- 浴槽や洗い場の広さ(浴槽内に入ってみてもよいと思います)。
- 浴槽と壁の清潔感と色調。タイルはカビが出やすいか、排水口の清掃がしやすいかなど細かい点を確認するのが良さそう。
掃除を怠ると、すぐにカビや汚れが現れてしまうのがお風呂の特徴。清潔に保ちたいけど、掃除はいつだってメンドクサイもの。せめて、掃除がしやすければ頻繁に掃除を頑張れるかも! という淡い期待を背負って、掃除のしやすさや、カビや汚れを繁殖させない設備チェックをしてみるものいいのかもしれません。
「トイレ」で見るべきポイントは?
続いてはここは妥協したくない…という方も多いのであろう、トイレのチェックポイントです。
堂々1位は「温水洗浄便座の有無」という結果に。清潔さや広さは、実際に内見してみることでわかる面もあります。そこで画像を確認する段階では、温水洗浄便座や換気扇の有無など快適なトイレ環境が整えられているかを確認するのが良さそうです。
■不動産のプロに聞く、インターネットで物件を探した後、内見で重点的に確認すると良いポイント【トイレ編】
- 便座に座って十分な広さがあるか確認することです。
- 便器の中が汚れているか、異臭の有無や換気扇の動作を実際に確認すると良いです。
- 小さくても収納があるかどうか(トイレットペーパーやその他を置ける棚でもあればOK)。
- クリーニングが行き届いているかを確認。
内見の際は、実際の設備の清潔さはもちろんのこと、快適さも確認してみることが良さそうです。実際にドアを閉めてみたら思った以上に圧迫感があった…という話も聞くので、実際に座って確認してみてくださいね♪
「リビング」で見るべきポイントは?
一番長い時間を過ごすといっても過言ではない居室空間。納得できる空間を見つけるためにチェックすべきポイントはどこなのでしょうか?
明るさや、エアコン・収納の有無が上位に挙がりました。ここで意外とポイントとなるのが、コンセントの位置や数という項目。コンセントの位置で居室における物の配置がある程度決まってしまうから、理想のお部屋プランがある人は要チェックです。
■不動産のプロに聞く、インターネットで物件を探した後、内見で重点的に確認すると良いポイント【リビング編】
- インターネットの写真では分かりにくい壁や床汚れの状態に目を通すと良いです。
- 家具配置のシミュレーションを行い、適当な形状かどうかを確認すると良さそうです。
- 日当たり、他の部屋との行き来の際に障害があるような間取りを実際に見ることをおすすめします。
- 壁のカビの有無、日当たりや風の通りを確認した方が良いです。
細かな汚れの度合いは、画像からでは判断しずらいことも多く内見時には必ず確認しておきたいポイント。また、実際に住みたい! と思えるお部屋だった場合は、必要となるカーテンの長さ・収納スペースの高さなど、引っ越し準備に移るための採寸などを行うのも大切かも。
今回は、事前準備を丁寧に行って挑むという方も多い『お部屋探しで見るべきポイント』についてご紹介しました。納得のいくお部屋を見つけることができたら、そこで過ごす新生活もなんだか気分が乗ってくるもの。いいスタートを切るために、確認すべきポイントをしっかり押さえて理想のお部屋を見つけてくださいね♡ (おだかれん)