「途中で苦手になった友達」「途中で仲良くなった友達」私たちの関係が変わった理由。【女子100人調査】

 

人間関係って不思議なもの。毎日のように会っていたほど親しかった友達とパタっと会わなくなったり、以前から知っていたけどそこまで仲良くはなかった人と急に距離が近付いたりと、変化のタイミングがあります。

そこで今回は、20代~30代女性100名を対象に行った「友達との関係の変化」にまつわるアンケート結果を紹介します!

■実は合わないのかも……苦手になった友達

Q.もとは仲がよかったけど、途中から苦手になった友達はいますか?

  • 何人かいる 16%
  • 1〜2人いる 30%
  • いない 54%

始めに、「もとは仲がよかったけど、途中から苦手になった友達はいますか?」と尋ねたところ、全体の46%の人が「苦手になった友達がいる」と回答。仲がいいと思っていても、ふとしたときに「合わないかも」と感じたことがある人が多いようです。では、実際どんな時に気づいたのでしょうか。

 

Q.そのときなにがあった?

【会話面】

  • 自分の自慢話などマウント話が多かった。(34歳・埼玉県・会社員)
  • 悪口が多い人。親しき仲にも礼儀あり。(29歳・神奈川県・パート/アルバイト)

話していたときに、気づいたという回答。初めはあまり感じていなかったことでも、毎回自慢話をされたり、悪口が多いと感じた際に苦手意識を持ったという方が多いようです。親しいからこそ、普段は話さないような話もできる…という一面はあるものの、あまりにネガティブな話が多いと一緒にいてしんどくなってしまいますよね。

【行動面】

  • しつこいとき。(31歳・福岡県・会社員)
  • 友達面していろいろな無理難題を言ってくるようになった。(34歳・埼玉県・会社員)
  • 相手の言動にイラっとすることが増えた。(31歳・大阪府・専業主婦)
  • 班活動で仕事を押し付けてきたから。(20歳・富山県・アルバイト)
  • 私を男友達に売った。(29歳・宮城県・その他)

大好きな友人の助けにはなりたい…という気持ちはあるけれど、「もしかして、都合よく使われているだけ?」と一度思ってしまったらモヤモヤは止まりません。どちらかが一方的に頼るのではなく、お互いに助けあっていくことを意識していきましょう。

【価値観】

  • 時間にルーズだったから。(31歳・千葉県・アルバイト)
  • 一度価値観のズレで険悪になった。(29歳・東京都・会社員)

仲良くなるにつれ、お互いに本性を出し始めて気付く部分でもある価値観。なかなか変わる部分でもないからこそ、「途中で苦手」になると致命傷。

【性格面】

  • クラスが離れて、疎遠になっている間に他人の悪口を平気で言うような最悪な人になっていた。(30歳・長野県・アルバイト)
  • 成人しても強気、自己中心的な性格が変わらない。(39歳・千葉県・公務員)
  • 性格が変わってきた。(26歳・岩手県・会社員)

「前はこんな人じゃなかったのに…」と感じてしまうような変化がきっかけになったという回答。良くも悪くも、気が合うと感じていた友達ではなくなった時に距離ができるようです。また、学生時代からの友達の場合だと、「大人になったのに性格が変わっていない」というのもあるようです。

【恋愛面】

  • 彼氏と浮気された。(28歳・兵庫県・専業主婦)
  • 彼氏優先になった。(28歳・千葉県・専業主婦)

浮気と友人の裏切りはショックが重なりますよね。「友達だからないだろう」と信頼していることでもあるので辛いもの。また、彼氏ができた途端に連絡がなくなったり、「その日は彼氏と会うから無理」など断られる回数があまりにも多いと、少し寂しいですよね。

【その他】

  • 何となく気が合わず嫌いになってしまう(38歳・愛知県・会社員)
  • 大きな理由はないけどなんとなく離れていった(24歳・三重県・専業主婦)
  • よそよそしくなった(34歳・埼玉県・専業主婦)

意外と多かったのが、特に決定的な理由はないけど「なんとなく」というコメント。何をされたということではないものの、会うタイミングが合わなかったり、ちょっとした違和感から距離を置く場合もあるようでした。

 

では次は逆パターン「苦手だったけど、途中から仲良くなった人はいる?」と聞いてみました。

■勘違いしちゃってた! 後に仲良くなった友達

Q.もとは苦手だったけど、途中で仲良くなった友達はいますか?

  • 何人かいる 13%
  • 1〜2人いる 17%
  • いない 70%

「もとは苦手だったけど、途中で仲良くなった友達はいますか?」と尋ねたところ、3割の人が「途中で仲良くなった友達がいる」と回答。一度苦手だと思ってしまうとそこから話すことが減るためか、「途中で苦手になった」よりも少ない結果になりました。では、「途中から仲良くなった」というときはいったい何があったのでしょうか? 詳しく聞いてみました。

Q.そのときなにがあった?

【第一印象と話してみた印象が違った】

  • 第一印象で愛想がなかったけど、話すと気さくだった。(34歳・埼玉県・会社員)
  • 話してみれば面白い人だったから。(24歳・三重県・専業主婦)
  • 最初は変わってる子だと思ったが、ちゃんと話したら普通の子で話しやすかった。(21歳・東京都・学生)
  • よく知ることができたら、考えていることがわかって面白いなと思えた。(35歳・大阪府・会社員)
  • 最初は、付き合いにくい相手と思っていたが、何回か会っていると相手を思いやる良いやつと思った。(34歳・埼玉県・会社員)

最も多かったのが「第一印象から変わった」という回答。第一印象と実際の性格が違っていることなんて、結構あるものです。最初にあまり印象ではなかったからこそ、良い部分に気づきやすいというのもあるようです。

【時間が解決してくれた】

  • 何か時間を置いて親しくなった。(38歳・愛知県・会社員)
  • 一緒にいる時間が長くなるにつれ自然と。(34歳・神奈川県・会社員)

意外と、学生時代は仲良くなかったのに、再会して仲良くなるというケースもありがち。一度知り合っている場合は、一旦距離を置いたことで「当時思っていた印象とは違うかも」というように良い変化を受けているのかもしれません。また、長く過ごすことで相手の印象が変わっていった例もありました。

【趣味】

  • 推しが一緒だったから。(20歳・富山県・パート/アルバイト)

趣味が同じなのはかなり大きいですよね。話題にも困りませんし、何よりも同じ熱量で好きなものを語れる相手は貴重な存在。プライベートな部分でもあるので、それこそ時間が経って話していくうちに判明するパターンが多いのかもしれませんね。

 

【その他】

  • 性格が変わった。(31歳・福岡県・会社員)
  • 自分が不登校になったときに手紙をくれた。(29歳・北海道・パート/アルバイト)
  • 気づいたら。(21歳・愛知県・学生)

そんなに仲が良いわけでもないのにしてくれたことって、より優しさを感じて印象に残ります。

 

■昨日の苦手は、明日の仲良し

「仲良かったけど苦手かも」そう感じる友達との距離って少し置きづらいさがあるもの。しかし、相手を苦手になるだけでなく、仲良いい友達になるきっかけはたくさん。「絶対合わない!」そう思っていた人こそ、実は趣味や考え方がとても合う人である可能性も存分にありえます。特にあまり話したことがないのに、「この人苦手だな~」と印象で感じている人がいたら、それは明日の友人になり得る人なのかもしれませんよ。(岡美咲)

▼「本当は苦手な人」と接するとき、みんながやってること。

アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査