「職場での出会い」アリ?ナシ?実際のオフィスラブ体験談もこっそり紹介…♡

恋愛ドラマや漫画などでも描かれることが多い「職場恋愛」。社長と社員、上司と後輩、同期同士……と、様々な職場をきっかけに発展していく描写が見られます。そんなシチュエーションに憧れる反面、現実の職場での出会いに関してはどう思っている人が多いのでしょうか。

そこで、株式会社スタジオテイルが20代~50代独身の男女298名を対象に行った、「職場の恋人・パートナーとの出会いについて」に関するアンケートの結果を紹介します!

 

実は少数派?「職場で出会いを求めている」は27%

「現在、職場で恋人・パートナーとの出会いを求めていますか?」という質問に対して、「求めている」と回答した人はなんと全体の27%。また、「求めていない」と回答した人は48%という結果が出ており、意識的に職場での出会いを求めている人はやや少数派なことがわかります。

 

男女で違う?職場で出会いを求めているor求めていない

男女別に見てみると、職場での出会いを求めている男性は全体の35%、女性は17%という結果が。男性の府が職場恋愛への関心が高い傾向にあることがわかりますね。反対に「求めていない」と回答した男性は41%、女性は55%と、女性の半数一情が職場での出会いに期待していないことがわかりました。恋愛ドラマや女性向けの漫画などで描かれることも多いシチュエーションではありますが、「現実の恋愛」と考えるとまた別なのかもしれません。

次に、年代別で見ていきます。すると、職場での出会いを求めている割合は男女ともに20代が最も高くなってることがわかりました。さらに詳しく見ていくと、男性は30代になると出会いを求める人の割合が下がるものの、40代になるとその割合は少し上がり、再び50代で下がっていくという、割合の変化に波が見られました。一方、女性は20代ピークに、徐々に出会いを求めている割合は減っていき、50代になると「求めている」と回答する人が見られなくなっています。また、女性はどの年代も一貫して、出会いを「求めていない」という回答が50%以上であることも男性との大きな違いとして挙げられます。

 

「出会いを求めている」人のコメント

・20代 男性 大阪府 サービス・事務/アシスタント

職場での出会いは、結婚相手や恋人探しにおいてとても大事な場所となっていることは間違いないと思います。多くの人はそこで出会い恋愛をしていると考えているので、職場選びも異性がいないところよりもいるところの方が、私はモチベーションが上がり、そして仕事の効率も高まります。

・30代 男性 大阪府 IT/通信・企画/管理

仕事が忙しいとなかなか出会いがないですし、忙しいとプライベートの時間が取れなくなるので相手の理解を得るのが難しいので、ある程度、仕事の忙しさなどを理解してくれる職場の方とお付き合いするのはとても良いことだと思います。

・20代 女性 京都府 メーカー・技術職(メディカル)/化学/食品

気になる人ができて、その人が自分のことを好きになってくれたなら付き合いたいと思う。職場恋愛も、プライベートとちゃんと分ければいいと思う。

 

男性はどちらかというと、「仕事のモチベーションがあがる」や「仕事の忙しさへの理解」というように、仕事とプライベートが切り離せない関係だからこそ職場での出会いを求めている印象を受けます。一方で、女性の場合は仕事への理解というよりも、「気になる人ができたら」や「好きになってくれたら」というように、恋愛感情が生まれるのであれば職場での出会いは「あり」という考え方になっているようです。これらのコメントからも、同じ「出会いを求めている」派であっても良いと感じるポイントに違いがあることがわかりますね。

 

「出会いを求めていない」人のコメント

・20代 男性 岩手県 その他(公務員・農林水産・鉱業など)・技術職(電気/電子/機械)

対人関係を悪化させたくはないので、うまくいかなかった時のことを考えると、職場内では恋愛を持ち込みたくはないと考えています。

・30代 女性 東京都 サービス・事務/アシスタント

職場での恋愛は、トラブルになった時に面倒なイメージです。恋人を知っているから職場の人に相談もしてしまうので、知りたくもない情報を周りに広げてしまうからです。

・50代 女性 北海道 サービス・販売/サービス業

職場は仕事をするための場で、恋愛などする場所ではないので、出会いや恋愛を求めるならプライベートでしてほしいなと思います。

 

また、「出会いを求めていない」という方のコメントも見ていくと、「男女ともにプライベートを仕事の場に持ち込みたくない」ということが大きな理由になっていることがわかりました。同じ職場だと共通の知り合いも多いので、うまくいかなかった場合に相手だけでなくその周囲の人との関係まで悪化する可能性が考えられます。さらに、周囲が関係を知っている場合だと、当人たちだけでなく周囲の人まで決まずさを少なからず感じてしまうので、お互いに居心地が悪い環境になってしまうかもしれません。

同じ環境で働いているからこそお互いに理解し合えるとプラスにみるか、共有している部分が多いからこそもしもの時に切り替えづらいとマイナスに見るかで回答に違いが出ているようですね。

 

異性のココを見ている!!1位は「男性:性格・相性」、「女性:誠実さ」

職場で親しくなる相手に対して重視するポイントに関して、男性と女性では傾向に違いが見られました。

男性の場合は「性格・相性」を重視する人の割合が特に高くなっている一方で、女性は「誠実さ」「性格・相性」「身だしなみ」「雰囲気」を重視する人がいずれも過半数を超えているのが特徴的です。

 

さらに詳しく!ココを見ている!!【男性→女性】

〇全体

〇年代別

〇男性側のコメント

・40代 男性 神奈川県 サービス・技術職(電気/電子/機械)

「性格・相性」が個人的には一番重要かなと感じます。やはり、考え方や性格が合う人の方がコミュニケーションを取りやすく、仕事をする上でも連携しやすいなどのメリットがありますし、性格の合う人間の方が会話も弾むことが多く、人間関係が円滑になります。

・30代 男性 埼玉県 インターネット/広告/メディア・その他

特に重視するのは、誠実さです。仕事場でプライベートのトラブルを持ち込んでしまうと仕事場全体に悪影響を及ぼしかねないので、ある程度人格がしっかりしていて信頼できる人ではないと怖いです。

・HHさん 20代 男性 京都府 金融/保険・営業職

特に清潔感を重視します。どれだけ可愛くても、不潔だと親や友人に紹介したくないからです。不潔な子と付き合っていると思われるのが恥ずかしいので、身だしなみを綺麗にしている女性と親しくなりたいです。

 

コメントにある通り、男性の中には「現状の仕事にどのような影響をもたらすか」を第一に考える人が少なくありません。また、仕事を進めにくくならないか、職場に迷惑をかけることがないか、といった「周囲への影響」を重要視する傾向があるようです。恋愛感情に発展するかは別としても、「職場での出会い」だからこそ、仕事仲間として「いいな」と感じる部分を重ねて重視しているというのもあるのかもしれません。なにより性格や相性が合っていると、もし何かあっても比較的平和にものごとを解決できそうですよね。

 

さらに詳しく!ココを見ている!!【女性→男性】

〇全体

〇年齢別

〇女性側のコメント

・30代 女性 神奈川県 医療/福祉・事務/アシスタント

とくに重視するのは誠実さです。欠点は誰にでもありますが、将来を考える場合、誠実さを失わないということが私にとっても相手にもとっても必要であると感じるためです。

・30代 女性 埼玉県 メーカー・クリエイティブ職

基本的には、「気持ち良い印象を与えられる人なのかどうか」を重視しています。まずは、パッと見た清潔感や身だしなみ、雰囲気で感じられることが多いので重要視しています。相手のことを考えていなければできないものだと思うので、まずはそこを見ています。

・30代 女性 東京都 その他(公務員、農林水産・鉱業など)・その他

自分と相性がいい、一緒にいて居心地が良いと感じることが一番大切だと思います。相性が良い相手なら、長く付き合えると思います。

 

女性が交際相手に求める条件が複数項目にわたっている一因として、「長年一緒に過ごす相手」として見ていることが挙げられます。そのため、「自分と合うか」という点で性格や相性を見るだけでなく、「相手とどう向き合うのか」という点も重視しながら見ていることがわかります。そのため、誠実さや礼儀正しさなど、人間的に尊敬できる相手であるかどうかを重要視する傾向が見て取れます。

 

良かった?悪かった?職場での出会いエピソード

〇「良い出会いだった!」編

・40代 男性 京都府 メーカー・事務/アシスタント

過去に同じ部署に配属された女性と、残業をよく付き合っていたという縁でお付き合いに発展したことがあります。少し遅めの夕食をとることが多くなり、そうしたことがお付き合いのきっかけになりました。仕事ができる・できない、見た目がよい・悪い、ということより、「自然に身近にいた」という感覚です。

・20代 男性 群馬県 その他(公務員、農林水産・鉱業)・その他

50代の女性、40代の男性、20代の女性と職場の人4人でボーリングやスポッチャに行くことになりました。20代の女性とは部署が違うため、話す機会まったくありませんでしたが、この日をきっかけに20代の人と連絡先を交換して、一ヶ月後にお付き合いしました。

・30代 男性 島根県 IT/通信・技術職(IT/通信)

同期入社の女性と恋人になりました。派遣社員から正規雇用になった者同士で、同期も少なかったため、正社員になった環境の変化や仕事内容について話していくにつれ、仲が深まっていきました。お互い恋人もおらず、心の拠りどころが欲しいと思い、恋人になりました。

・50代 女性 千葉県 サービス・販売/サービス職

先輩に、あなた好みの人がいると言われ、その人が所属する部署に見に行きました。本当に、ビジュアルが理想だったので、すぐに好きになりました。洋服のセンスも良く、話上手な彼は、沢山の女性から言い寄られていました。でも、必死でアプローチしました。何回も食事をしているうちに、中身も優しくてあたたかい人だとわかり、どんどん惹かれていきました。きちんとパートナーになるまで一年かかりましたが、頑張って良かったです。

・30代 女性 東京都 IT/通信・クリエイティブ職

お互い当時は上司の指示を受け、長時間の単純作業に当たらなくてはならないような、下積み期間にありました。毎晩遅くまで一緒に作業することが続き、だんだんとお互いの身の上話をするようになり、気がつけば仕事の合間(もしくは終業後)には必ず一緒にご飯を食べるようになり自然と距離が近くなりました。今思うと、その人とはプライベートな場面で出会っていてもあまり仲良くならなかった人のように思います。仕事における共通の達成目標があったことにより相手と自分の物事の進め方の根本的な類似性を見つけることができたため、余計なこと(服装やルックス、趣味や関心など一般的に恋人探しで私が重視してしまう要素)を考えずに、関係を進めることができました。

・30代 女性 神奈川県 インターネット/広告/メディア・事務/アシスタント

同じプロジェクトメンバーとなったのがきっかけです。必然的に他の人より会話の回数も多くの時間を一緒に過ごすことになり、その度にジムに行ってトレーニングをしていることや、好きな映画の話、休日は料理をすることなどプライベートの話題かつ共通の趣味、好きなことを話すようになり、人となりも分かりお互い信頼し合えるなと思ったのが、決め手だったと思います。

 

仕事上の接点が多かったことや、仕事を通して知った相手の一面に好感を持ったことが、交際へと発展したケースが多いようです。自分自身と置かれている状況がよく似ている相手や、共通の話題が多い相手と距離が縮まりやすいのは、職場恋愛に限らず当てはまりますよね。「自然と身近にいた」というコメントが見られるように、お互いにとって交際に違和感がない相手だと、職場恋愛でもあまり抵抗なく進展しているように見えます。

 

〇「あまり良い出会いではなかった……」編

・40代 男性 京都府 メーカー・事務/アシスタント

過去に同じ部署に配属された女性と、残業をよく付き合っていたという縁でお付き合いに発展したことがあります。少し遅めの夕食をとることが多くなり、そうしたことがお付き合いのきっかけになりました。仕事ができる・できない、見た目がよい・悪い、ということより、「自然に身近にいた」という感覚です。

・20代 男性 群馬県 その他(公務員、農林水産・鉱業)・その他

50代の女性、40代の男性、20代の女性と職場の人4人でボーリングやスポッチャに行くことになりました。20代の女性とは部署が違うため、話す機会まったくありませんでしたが、この日をきっかけに20代の人と連絡先を交換して、一ヶ月後にお付き合いしました。

・30代 男性 島根県 IT/通信・技術職(IT/通信)

同期入社の女性と恋人になりました。派遣社員から正規雇用になった者同士で、同期も少なかったため、正社員になった環境の変化や仕事内容について話していくにつれ、仲が深まっていきました。お互い恋人もおらず、心の拠りどころが欲しいと思い、恋人になりました。

・50代 女性 千葉県 サービス・販売/サービス職

先輩に、あなた好みの人がいると言われ、その人が所属する部署に見に行きました。本当に、ビジュアルが理想だったので、すぐに好きになりました。洋服のセンスも良く、話上手な彼は、沢山の女性から言い寄られていました。でも、必死でアプローチしました。何回も食事をしているうちに、中身も優しくてあたたかい人だとわかり、どんどん惹かれていきました。きちんとパートナーになるまで一年かかりましたが、頑張って良かったです。

・30代 女性 東京都 IT/通信・クリエイティブ職

お互い当時は上司の指示を受け、長時間の単純作業に当たらなくてはならないような、下積み期間にありました。毎晩遅くまで一緒に作業することが続き、だんだんとお互いの身の上話をするようになり、気がつけば仕事の合間(もしくは終業後)には必ず一緒にご飯を食べるようになり自然と距離が近くなりました。今思うと、その人とはプライベートな場面で出会っていてもあまり仲良くならなかった人のように思います。仕事における共通の達成目標があったことにより相手と自分の物事の進め方の根本的な類似性を見つけることができたため、余計なこと(服装やルックス、趣味や関心など一般的に恋人探しで私が重視してしまう要素)を考えずに、関係を進めることができました。

・30代 女性 神奈川県 インターネット/広告/メディア・事務/アシスタント

同じプロジェクトメンバーとなったのがきっかけです。必然的に他の人より会話の回数も多くの時間を一緒に過ごすことになり、その度にジムに行ってトレーニングをしていることや、好きな映画の話、休日は料理をすることなどプライベートの話題かつ共通の趣味、好きなことを話すようになり、人となりも分かりお互い信頼し合えるなと思ったのが、決め手だったと思います。

 

前提として「職場の人」という関係性があるので、アプローチが一方通行になってしまうことが交際に発展しなかったケースとして多いようです。特に、同じ職場だからこそ関係性の悪化による仕事への影響なども考えたうえで、距離を置くことで対処している人が多い印象を受けます。「職場の人」という条件があっても、相手にも自分のことを「良い」と思ってもらうことが特に重要であることがわかります。

 

「慎重が吉」な職場恋愛

「心の拠りどころになった」「信頼し合える」という声も挙がっていることから、「やめた方がいい!」というわけではありませんが、アプローチの仕方や付き合った後の関係性を職場でどうするのか、どこまで仕事とプライベートを分けるかというような部分のすり合わせが大事になってくるようです。そう考えると、普段の人との関わり方や仕事への姿勢がわかる職場恋愛は、「良い出会い」と判断する上ではピッタリなのかもしれません。(岡美咲)

 

情報提供元/株式会社スタジオテイル