最近よく見るし、教科書でも見た気がする。「荏胡麻」って読めますよね?

普段なにげなく使っている日本語でも、漢字表記になったとたんに読めなくなってしまうことがあります。たとえば、みっともないという意味を持つ「端ない」、ひそかに笑うことを意味する「北叟笑む」、わき目もふらずに前進することを表す「驀地」など。
そんな、「知っているのに読めない日本語」クイズ。本日チャレンジしていただくお題は、こちら!

「荏胡麻」
なんだか見たことがあるような、ないような……悶々としてしまった方も多いのではないでしょうか。ヒントをもとに読み方を推理してみてくださいね。

■ここでヒント!

ヒントとして、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「荏胡麻」の意味は次のとおりです。

シソ科の一年草。高さ60〜90センチ。全体に白い毛があり、シソに似る。花は白色。種子をしぼって荏(○)の油をとり、また○○の代用にもする。東南アジアの原産で、古くから栽培。

(※「○」の部分は編集部にて隠しました)

上記のとおり、「荏胡麻」は植物の一種です。あなたもきっと聞いたことがある有名な植物ですが、地面から生えている実物を見たことはないかもしれません。
日常で「荏胡麻」に関係するものを見かけるのは、スーパーマーケットなど。食用オイルの売り場で「荏胡麻油」を見かけることが多いのではないでしょうか。
ちなみに「荏胡麻」の読み方をひらがなで書くと「○○○」の3文字です。

さて、そろそろ推理できましたか? それではこの辺りで正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「荏胡麻」の読み方、正解は「えごま」でした!
ヘルシーなオイルの原料としておなじみの「えごま」は、このような漢字表記になるのですね。パッと読めたら周りに尊敬されてしまうかもしれません♪

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(豊島オリカ)

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