「ておる」じゃないよ。「手折る」読める?

小学生で習うような漢字でも、難しい読みかたをする日本語ってありますよね。たとえば「能く」「連む」などは簡単に書くことができますが、「あれ、読めない…!」となりがち。そんな、“地味に読めない日本語”から今回のお題はこちらです!

■クイズ


手折る」。
こちらの読みかた、「ておる」ではありません! 意味を確認しながら一緒に答えを探ってみましょう。

■ヒント①

「手折る」の意味は以下の通りです。

1 道具を使わないで手で花や枝を折る。「桜の一枝を―・る」
2 女性をわがものにする。「うら若い淑女を―・る」
(小学館デジタル大辞泉より抜粋)


■ヒント②

「手折る」をひらがなで書くと「○○る」で、送り仮名を合わせて3文字です。ちなみに「折る」は、基本的な読みである「おる」。ということは…「手」の読みかたさえ分かれば、答えが見えちゃいます!


では、このあたりで正解にいきましょう。

■正解はコチラ

「手折る」の読みかた、正解は「たおる」でした。
「手」→「た」と読むことは珍しいですよね。他にも、“腕枕をすること”を意味する「手枕(たまくら)」でも「た」と読むことがあります。今回を機に覚えておくのもいいかもしれませんね♪

言葉にちょっと詳しくなれちゃう日本語クイズは毎朝6時更新です。明日もお楽しみに!(Mai)

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