「お互いに依存」「友達が減った」etc…|20代男女200名に聞いた、「不幸になった恋愛」の話
突然ですが、皆さんは恋愛で不幸になったと感じたことはありますか? 何をもって不幸というかは人によりますが、心がほっこりする恋愛が存在する一方で、振り返ったときにどうしようもなく暗い気持ちになる、思い出したくない恋愛というものがこの世には存在します。
想像するだけで悲しくなってくるけれど、「不幸になった恋愛」にはどのようなものがあるのか知っておくのは、知識として役立つときが来るかも。そこで今回は、20代男女200名を対象に行った「恋愛に関するアンケート調査」の結果から、不幸になった恋愛に関する項目の回答をご紹介します。
「不幸になった恋愛」経験者は約4割
「これまで“不幸になった恋愛”を経験したことはありますか?」と質問したところ、女性は「ある」が46%、「ない」が54%、男性は「ある」が41%、「ない」が59%という結果になりました。大きな差があるというわけではないけれど、女性のほうが「不幸になった恋愛」をしたことがある人の率は高いようですね。
お次は、どんなときに不幸になったと感じたのか伺いました。
「不幸になった」と感じる瞬間 女性編
どんなときに「不幸になった」と感じたのか、男女別にご紹介。まずは女性の回答からお届けします。
①浮気
「浮気された」(回答多数)
「大切にされなかった、二股された」(24歳・福岡県・主婦)
信じていた相手が浮気をしているとわかったとき、一番最初はどんな気持ちになるのでしょうか。悲しい気持ち、怒り、それとも無でしょうか。何にせよ、かなりショックなことは変わりないはず。次の恋愛に踏み出そうにも、若干人間不信気味になってしまいそうです。
②振られたorすっきりしない別れ方
「元カノを忘れられない、とふられた」(21歳・大阪府・一般社員)
「別れ方がひどい」(28歳・広島県・一般社員)
「別れた後に付き合っていた期間を酷く後悔した」(23歳・香川県・公務員)
「別れた後の執着がひどかった」(25歳・愛知県・アルバイト)
「理不尽に振られた」(26歳・千葉県・一般社員)
もう限界かな…と薄々感じるような関係になってしまったら心構えができるかもしれませんが、いきなり振られると心の整理がつきませんよね。理由に心当たりがなかったり、自分ではどうしようもない理由を出されてしまったりするとダメージも大きいはず。振られたわけではなくとも、別れ方次第では引きずってしまいそうです。
③大切にされなかった
「大切にされていなかった」(24歳・山口県・アルバイト)
「大切にされてる気がしない、友達を制限されて友達が減った」(23歳・大阪府・主婦)
「大切に想ってくれなかった」(23歳・神奈川県・一般社員)
「本当にこの人、私のこと思ってくれているのかな…」と不安になることってありますよね。何を持って“大切にされていない”と感じるのかは個人によって異なりますが、2つ目の回答のように、自分の意思を尊重してくれなかった際に不信感を持ちそうです。
■その他
「離れようとすると優しくされる」(26歳・徳島県・一般社員)
「全てにおいてうまく行かない」(26歳・宮城県・主婦)
「誕生日プレゼントもらえない」(23歳・東京都・学生)
「恋愛観が合わない」(23歳・神奈川県・一般社員)
その他、上記のような声が寄せられました。
「不幸になった」と感じる瞬間 男性編
お次は、男性からの回答をご紹介します。
①自分の生活に良くない影響
「自分にプラスにならない」(22歳・広島県・学生)
「連絡が取れないと不安になり、相手に依存され依存してしまうようになったとき」(20歳・群馬県・学生)
恋人に会うと癒される、明日から頑張ろうと元気をもらえる、という方は多いはず。今はそういう段階じゃないという場合でも、お互いの存在が支えになる存在って素敵ですよね。一方で、交際していることが自分にとって良くない影響を与えていると感じることもあるよう。好きゆえの行動だったとしても、生活が回らなくなってしまうほどの恋愛は辛そうです。
②振られた
「振られたとき」(22歳・徳島県・一般社員)
「仲良いと思って告白したら、そういうふうに見ていなかったと言われ悲しかった」(29歳・群馬県・一般社員)
女性の回答でも多かった「振られた」は男性の回答にもありました。“酷い別れた方をした”“訳も分からず振られた”という回答はありませんでしたが、“いけると思ったのにだめだった”という付き合う前段階での回答があったのは興味深いポイントです。どの段階であれ、失恋というのはやはりしんどいものですね。
③浮気
「浮気」(23歳・山口県・学生)
「浮気をされた」(25歳・東京都・アルバイト)
「浮気」も、女性に続き男性でも回答が見られました。
■その他
「裏切り」(23歳・東京都・一般社員)
「相手がそれほど、自分に対して興味を示さないとき」(24歳・千葉県・派遣社員)
「すれ違いがおきた」(28歳・栃木県・一般社員)
「思っていたのと全然違った」(27歳・神奈川県・一般社員)
「大切にされてる気がしない」(26歳・新潟県・一般社員)
「借したお金を返してくれなかった」(23歳・北海道・その他)
その他、上記のような声が寄せられました。
「価値観の違い」「すれ違いが起きた」「共依存になってしまった」など双方向的な回答もありましたが、全体的には恋人の行動に起因するものが多い印象でした。「大切にされている気がしない」「相手が自分に興味を示さない」などは、私たちも無意識のうちに相手に思わせてしまっている可能性があります。普段は恥ずかしくて言葉にできないという方も、たまには素直な気持ちと伝えると良好な関係に繋がりそうです♡ (平田真碧)