実はそれ、使わないかも…|ひとり暮らし経験者が教える、「買ってよかったor買って後悔した」台所用品リスト
「よし、自炊を始めよう!」と思ったときにまず揃えるのが台所用品。お気に入りの料理グッズに囲まれれば、自炊のやる気も出てきますよね!
ただ、ものによっては「せっかく買ったのに無駄になってしまった」「買わなくてもよかったかも」と思うこともしばしば…。
そこで今回は、華井由利奈さんの著書『一生役に立つ しんどくならない「ひとり暮らし」ハンドブック』(光文社)より、ひとり暮らしを経験した先輩たちが選ぶ「買ってよかった・後悔した台所用品」をご紹介♪ 早速見ていきましょう!
買ってよかった!台所用品
■味噌汁用のマドラー
味噌汁をつくるとき、便利すぎて手放せなくなった。時短につながる。
■シリコンスチーマー
根菜とか、冷蔵庫にあるものとコンソメを入れてチンすれば、ひとり用のおかずとしては十分だった。下ゆでの代わりにも使える。
■電気ケトル
ワンルームの狭いキッチンで、1口のIH コンロ。おかずと汁ものの同時調理ができないなか、ケトルでお湯沸かしてフリーズドライのスープをつくると、食卓が少しは華やかになる。
■カセットコンロ
震災など有事の際にも役立つので持つべし。カセットガスは常に数本ストックすること。
■白髪ねぎカッター
超時短。きれいに仕上がる。
■ゆで卵のゆで具合がわかるグッズ
めっちゃおいしい半熟卵が簡単にできる。
■電子レンジ用ラーメン容器
おひとり様にやさしい。100均にもあるし、300円くらいでも買える。ひとり鍋に最適。手軽に野菜がたくさん食べられる。アクも出ないし、そのまま食べられて洗いものも減る。
■食器用水切りマット
汚れたら洗濯機にポイ。場所もとらない。
■皮むき器(ピーラー)
地味に活躍してくれる。包丁でミスってケガすることもないし、時短にもなる。
■シリコン調理スプーン
混ぜるにもよそうにも使い勝手良し。炒めもの、スープ、なんにしても本当に使いやすい。
■キッチンばさみ
包丁とまな板を出さなくても切れる。疲れた日の夜食づくりで重宝する。
■レンチンできるパスタ調理器
パスタをレンジでゆでながら、同時にソースをつくれる。
買って後悔した… 台所用品
■鉄のフライパン
メンテナンスが大変。テフロン加工のフライパンを使って、テフロンがはげてきたら買い替えるのが結局一番ラクだった。
■100均のうつわ
適当に買ったものの、全然壊れないから20年使い続けるはめになった。
■三角コーナー
シンクのスペースをとって邪魔なうえ、不衛生。ビニール袋をひっかけられるスタンドのほうが便利だった。
■フタのないごみ箱
生ごみを密封して捨てたはずなのに、ゴキブリやコバエなどの害虫が寄ってくる。キッチンのごみ箱は絶対フタつきを。
■手に余るスパイス類
出しておくと油ですぐに汚れてしまう。引き出しや収納スペースに入らないスパイスは自分のキャパを超えていると思い、処分した。
■タコ焼き器
ノリで買ったけど一度も使わず。タコ焼きプレート付きホットプレートのほうが友達が来たときにいろいろ楽しめる。
■安い包丁
妥協して安いものを買ったら、すぐ切れなくなり、結局ムダになった。
■厚いまな板
重くて洗うときに大変だし、腕が疲れる。薄いやつで十分。
■折り目がついてるまな板
切ったものを鍋に入れるとき便利だったけど、だんだん折りぐせがついて切りづらくなった。最後は折り目のところから裂けてしまい、捨てることに。
■ミキサー
洗うのが面倒で、だんだん使わなくなった。
■ホットサンドメーカー
1回しか使わなかった。
■タッパー
便利だけど、大きさやメーカーなどをそろえないとどんどん増えて、最終的に収納場所に困る。
■ウォーターサーバー
キャンペーンに惑わされてレンタルしたが、結局、月々の水道代が高くなってしまった。
自炊は節約になるとはいえど、調味料や台所用品などの初期費用はかかるもの。色々なものを試すのは良いけれど、先輩の経験談を基によく考えて購入するとよさそうです。
今回ご紹介した「買ってよかったor買って後悔した台所用品」のほか、自炊で大活躍する「神食材」などの自炊にまつわるアレコレは、華井由利奈さんの著書『一生役に立つ しんどくならない「ひとり暮らし」ハンドブック』(光文社)に掲載されています。料理をするときに絶対気を付けておきたいポイントや災害対策も掲載されているので、ぜひチェックしてみてくださいね♪(平田真碧)