25歳インフルエンサー、大手からベンチャーへ転職。その理由は?|20代のリアルな働き方を直撃

【20代の働き方】CanCam it girlのお仕事論

CanCamを盛り上げてくれるインフルエンサー集団・CanCam it girl。常にアンテナを張り巡らせ、お仕事を頑張る彼女たちのリアルって? 今月はベンチャーの広告代理店に転職してステップアップし続けている篠田このかさんにインタビューします。

入社1か月で決断、大手ITからベンチャーへ

■広告代理店勤務・篠田このかさん(25歳)

コート¥35,000(PLST)、ニット¥4,400(Emma Taylor)、パンツ¥14,300(クロスプラス<ノーク>)、バッグ¥28,600(ノーリーズ自由が丘店<ロリステッラ>)、靴¥17,050(ダイアナ 銀座本店<ダイアナ>)、ネックレス¥7,020(アビステ)、リング・時計/本人私物

篠田さんってこんな人!

──愛犬ラブです!──

「土日のどちらかは公園にお散歩に行ったり、犬と入れるカフェに行ったり…愛犬のために時間を使うのがマイルール♡」

──お酒をたくさん飲みます♡──

「お酒は毎日必ず。缶のお酒を箱買いしたり、ハイボールが好きなのでウイスキーとソーダストリームで自分で作ったり…!」

──CanCam it girlに誘われ2年前に加入しました!──

「インスタグラムを見て声をかけていただき、即決で加入しました! 撮影や取材への参加は貴重な経験となっています」

篠田このかさんのお仕事HISTORY

2020年4月…大手IT企業に入社すぐに転職を考え始める

有名企業のほうがモチベーションが上がると思い入社。しかし理想と現実のギャップが。

2021年1月…ベンチャーの広告代理店に転職し、インフルエンサー事業に携わる

社員数30名ほどのベンチャー企業へ。「転職活動は前職と並行してやっていました」

2021年11月… “チームリーダー”という役職がつき忙しい日々へ

最年少ながら、役職につくことを志しコツコツ努力を。「貪欲な性格が役立ちました!」

モチベーションUPに繋がる“やりがい”を実感

夢見ていたIT企業に入社するもやりがいを感じられず… すぐに転職を考え始めました。その後ベンチャー企業に転職→会社に貢献できている実感が。転職後は、コツコツ成果を上げることにやりがいを感じる日々。

<転職されて約2年。転職しようと思った理由は?>

新卒で入ったのは、大手IT企業でした。就活中は「憧れの東京で働ける」とか「有名な会社のほうがモチベーションが上がりそう」とか、夢を持って入社しました。配属されたのは広告・営業部だったのですが、とにかく忙しくて。また、会社が大きい分、自分の成果が会社に影響していることもなかなか実感できずにモヤモヤしてしまい。そんな気持ちで働いているうちに、入社後1か月で嫌になっていました(笑)。

<転職活動はどのようにされたのですか?>

一般的に転職活動は、転職サイトに登録して、気になる企業に応募して面接をして…という流れだと思うのですが、それだとかなり時間がかかってしまうなと思い、友人や知り合いに「転職しようと思っているから、もしいいところがあったら教えて!」と言いまくっていました。転職サイトに登録していない企業もあるかもしれないし、次はやりがいを感じながら働けそうなベンチャーにいきたかったので、そのほうが自分に合った企業が見つかるかなと思ったんです。

<働きながらの転職活動はすごく大変だったのでは?>

仕事が終わる時間が遅く、面接を受ける時間があるか不安でしたが、私が受けた会社はどこも時間を調整してくださったりと融通がきいて。それもあり、ベンチャー志望がより強まりました。

転職先の決め手は“人”! 少人数のベンチャーが最適でした

<実際に今の会社に決めた理由を教えてください>

面接をしてくださった方の人柄がよかったのと、社員みんなが仲よく、コミュニケーションの取りやすい取り組みがあるところに惹かれたからです。私は転職時、会社で最年少だったのですが社員数も30人ほどと少なく、私の意見も聞いてもらいやすいかな?と思いました。

<お仕事の内容を教えてください!>

広告系のベンチャー企業で、インフルエンサー事業が主な仕事です。宣伝したい商品がある企業と、それをPRしてくれるインフルエンサーをつなぐ仕事で、インフルエンサーを探したり、どうしたらインフルエンサーがやりたいことのお手伝いができるかを相談したりしています。

<なぜインフルエンサー事業を希望されたのですか?>

自分自身も大学生のときはミスコンに出ていたり、今でもSNSを動かしたりしているので、仕事としても中の人間になってみたかったからです。自分の経験がいかせるかもしれないし、学んだことも活用できるかもと思ったのも理由でした。

役職について約1年…今の目標は経営陣に入ること!

貪欲と思われてもいいからどんどん行動してステップアップしたい! 次なる目標に向かって、できる努力をコツコツと。

<今の会社に入ってから、お仕事はうまくいきましたか?>

はい、成績はトップになりました。担当しているインフルエンサーとどれだけ一緒に頑張っていけるかが重要なので、連絡を密にしたりと、色々考えて行動していました。また、個人的には自分のキャリアも大事にしていて。会社で「できる人」と思われる努力をコツコツしていました。

<その努力というのは?>

小さい会社なのでルール化されていないことが多く、先回りして「こういう感じで進めませんか?」と動いてみせたり、みんなが忘れそうなことをリマインドしたり、違う部署の人とも話してコミュニケーションを取ったり…。とにかく自分から動いていました。貪欲すぎて、ちょっといやらしいかもですが(笑)。

<その結果、約1年前に役職につかれたとのことですが、何か変化はありましたか?>

“チームリーダー”という役職をもらえたのですが、チームでの結果を考えなくてはいけないので、仕事が2倍になった感覚で。自分主体からチーム主体に思考を変えなきゃいけないところに最初は苦戦しましたね。

<次に目指しているところは?>

経営陣に入ることです。経営陣は現在5人で、その下にチームリーダーの私ともう1人。会社としても上場を目指しているので、そのときまでに経営陣に入れたらと思っています。

<ずっと目標を高く設定していて、疲れたりはしないのですか?>

ベンチャーに入ったからには、できるところまでやりたいなという気持ちがあるので苦痛ではないですね。嫌なことがあっても「今日は仕事を早く切り上げて19時になった瞬間にビールを飲もう」とか、ちょっとしたモチベーションでなんとかなっています。“経営陣”と聞くと大きく感じますが、頑張ればできないことではないと思うので、ベンチャーに入って正解だったと思います。

<篠田さんの最終的な目標は?>

社長になりたいとかはないですし、今は経営陣に入ることが最大の目標です。結婚願望も今はなくて。自分が納得する大人になれたら結婚や出産を考えるのかな、と思っています。納得いくまで経験を積んで、いずれ結婚して子供ができたときに、尊敬してもらえたらいいですよね。ふわっとした目標ですが、そのためにとにかく上を目指していきたいです。

篠田さんのライフスタイルをもっと深掘り

#HOLIDAY 自分を癒やすのが得意! 休む時間を大切に

香りもの収集が趣味! お部屋を常にいい香りに♪ 飾り棚にも

「お香や香水を集めるのが好きです。ハンドソープから、クローゼットの中にもこだわっています! インテリアとしても洒落る♡」

サウナで整うのが日々頑張れる秘訣! 友達と過ごすのも大好き

「休みの日には友達とサウナへ! 汗をたくさんかいて、整っています。サウナ後に飲むお酒がたまらないんです♡」

#DRINK 昼はコーヒー、夜はお酒…お店の開拓に夢中!

いい居酒屋が多い三茶はまだまだ開拓中♡ お酒は強いです

「東京で初めて住んだ街が三茶。自分好みのローカルちっくなお店が多く、日々通っています。開拓しきれないほど、お店が多いのも魅力!」

会社近くのカフェで毎日ブラックコーヒーを! カフェイン中毒です(笑)

「毎日3、4杯はコーヒーを飲みます。カフェでブラックコーヒーを購入してから出社するのが、毎朝のルーティンです♡」

#FASHION オンオフの変化はあまりなし! シンプルコーデが基本

きれいめもカジュアルもそろうZARAが味方♡ もはや全身ZARAな日も

「内勤なので服装は自由。ちょっときれいめにしなきゃいけない日も、休日もZARAで完成できちゃいます!」

アクセサリー集めが趣味です!

「シンプルコーデが好きな分、アクセでアクセントを! ゴツめの変形アクセが好きで、よく購入するブランドは“Jouete”です」

“やりがい”を重ねて目標を叶える行動派

CanCamを盛り上げてくれるインフルエンサー集団・CanCam it girlから、夢に向かってきらきらと前進する篠田このかさんを直撃しました! 仕事の成果は行動あるのみ!やりがいを積み重ねてステップアップを続ける篠田さんのお仕事論は、努力を惜しまないコツコツ精神と行動力が光ってますね。

次回も、it girlのリアルな働き方をお届けします。お楽しみに。

2023年CanCam2月号「20代の働き方を直撃インタビュー CanCam it girl お仕事論」より 撮影/古水 良 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/後藤若菜(ROI) 撮影協力/木谷成良、橘 綾花 構成/石村真由子 ◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。