大人なら読めて当然。「戸籍抄本」もちろん読めますよね?

なんとなく意味はわかっても、読めない言葉ってありますよね。それでも、意味さえわかれば不便がないことも多いので、その言葉の読み方を調べないままにしてしまったなんて体験、みなさんにも一度はありませんか? 今回は、そんな「読めそうで読めない」日本語クイズを出題していきます!

■今回のお題はこれ!

今回のお題は「戸籍抄本」です。みなさんこの言葉を一度は見かけたことがあるはず。「戸籍」は読める人が多いと思いますが、問題は「抄本」の方じゃないでしょうか。とにかく大人なら読めておきたい言葉です… わからない人はヒントを確認してみましょう!

■ここでヒント

小学館デジタル大辞泉によると、「戸籍抄本」は、

戸籍の記載のうち、請求者の指定した部分だけを抜き写したもの。

という意味の言葉だそうです。みなさんにも「戸籍抄本」を請求したことのある人は多いはず。問題の「抄本」の部分ですが、こちらも小学館デジタル大辞泉によれば、

原本となる書類の一部を抜粋した文書。

という意味を持っているようです。

さらにヒント! 「戸籍抄本」はひらがなに直すと、「〇〇〇〇〇〇〇〇」と8文字になります。ちなみに5文字目は小さな文字ですよ。答えは思い浮かびましたか? それでは正解発表です。

■正解は…こちら!

正解は「こせきしょうほん」でした。「抄本」は「しょうほん」と読むようです。ちなみに戸籍の一部を抜き写したのが「戸籍抄本」でしたが、全部を写したものは「戸籍謄本」と呼ばれています。この2つは混同しやすい言葉なので、これを機に確認してみるのもいいかもしれません。

CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新中! ぜひ他の日本語クイズにもチャレンジしてみてくださいね♪(石川智香子)