まだまだ寒いこの時季、ぬくぬくのお布団にくるまれて眠るのはなんともいえない幸せを感じますよね。
そしてさらに気持ちいいのが、一度起きつつも、「あと5分」といって再度眠りにつく“二度寝”!
しかしこの気持ちいい二度寝ですが、いいことばかりでもないんです。実は体と心にデメリットがあることも判明しました。
デメリット1■体内時計を乱してしまい、睡眠しにくい体に
人間は“25時間”の体内時計で動いています。ご存知のように地球は“24時間”周期ですから“毎日1時間のズレ”が普通に生活しているだけで起こってしまいます。
実はこれをリセットし、調整しているものこそ“起きた後に浴びる太陽の光”ですが、二度寝をすることで、このリセット作業がうまくいかなくなり、体内時計を元に戻すことができなくなって、どんどん睡眠しにくい体になってしまいます。
デメリット2■自責の念による心理的ストレスが
“二度寝”した瞬間は心身ともに心地いいのですが、それによりやるべき仕事ができなかったり、遅刻をしてしまったりと、自責の念によって心にストレスを抱えてしまうことも。二度寝してしまった際には、後悔するのではなく、「ああ気持ちよかった」と、思い切って開き直ってしまうほうがよさそうです。
デメリット3■美肌づくりやダイエットにも悪影響が
二度寝による体内時計の乱れによって、美肌づくりやダイエットに効果があると言われる“コルチゾール”というホルモンがうまく出てくれなくことも。睡眠の質を高めなければ、美しくなることができないのです。
では二度寝を防ぐためには何をすればいいのでしょうか。意志の力ももちろん大事ですが、もっとも簡単な方法がこちら。
朝起きたら太陽の光をたっぷり浴びる!
これだけです。
朝の太陽の光は、体内時計をリセットするだけでなく、人を眠くさせるホルモン“メラトニン”の分泌を抑えてくれるので、すっきり目覚めやすい状態にしてくれます。
朝目が覚めたら、まだどんなに眠くても、カーテンを開ける習慣を身に着けるのがよさそうですね。
睡眠については以前にも『「収入」と「睡眠」の意外な関係…高収入ほど睡眠時間は長い?短い?』や『美容の新常識!良質な睡眠を確保する「寝返り」上手とは?』といった記事も人気でしたの参考にしてくださいね!(吉田奈美)
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