この時期の体調不良、原因はまさかの「天気」にあり!【今日のインサイト】

1994年8月28日、日本で第1回となる気象予報士国家試験が行われたことから、8月28日は「気象予報士の日」とされています。(ちなみに合格率は18%だったそうです)

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この間まですっごく暑かったと思いきや、すっかり秋を感じさせる陽気が続いたり……。不安定な天気のもとでは、気持ちも体調もくずれがち。そんなときに知っておくとトクする天気記事をまとめました!

まずは、天気の悪い日に置きがちな「謎の体調不良」について。実はアレ、「低気圧」が原因だって知ってましたか?

 

低気圧が近づくと頭痛や肩こりなどの症状が起き、健康な人でもなんとなーく気分が落ち込んだり、むくみやすくなる……ということが起きます。

特に8月終わり~9月頃の季節の変わり目は、高気圧と低気圧が交互に発生しやすく、寒暖差も大きくなるとき。寒い日と暖かい日が交互にやってくると、自律神経の乱れを引き起こし、血流が滞り、水分がたまってむくむ……という現象が起きます。そんな「天候に左右される不調」は、自律神経を整えるのがいちばんの対処法です。

★「謎の体調不良」原因は低気圧にアリ!不調を引き起こさない4つの予防法

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(画像出典:気象庁ホームページ 台風の月別の主な経路)

体調を崩す原因となる「低気圧」の最たる例といえば、「台風」(熱帯低気圧のなかでも風速が17m/sを超えると「台風」というそうですよ)。

2015年は実は台風が多い年で、なんと現時点で1~8月すべてで台風が発生しているそう! この時点で統計史上初なのですが、さらにこのまま毎月発生し続ければ、統計史上初の毎月台風が発生し続けた年になるそう。

★【夏の謎】「台風」ってそもそも何?どうやって発生しているの?

 

最後は、知っておくとちょっと自慢できる? 「風」の名前をご紹介。よく聞く「風薫る」って、いつの風か知ってましたか?

あさごち【朝東風】
春の朝に吹く風。
(大辞林 第三版)

かぜかおる【風薫る】
薫風(くんぷう)ともいう。夏、青葉を吹きわたるにおうようなさわやかな風。
(日本大百科全書(ニッポニカ))

かつおびより【鰹日和】
春の東風の吹く日。
(日本大百科全書(ニッポニカ))

かりわたし【雁渡し】
初秋の頃に吹く北風。青北(あおぎた)。
(大辞林 第三版)

ぽやぽやみなみ【ぽやぽやみなみ】
初春の南風。茨城県でいう。
(日本大百科全書(ニッポニカ))

★2月9日は「風の日」。「朝東風」の読み方は?「ぽやぽやみなみ」ってどんな風?

しかし「ぽやぽやみなみ」って、何度聞いてもかわいい……。

ちょうど雁渡しが吹く今日この頃。みなさま体調に注意して、今日も元気でお過ごしくださいませ。(小島尚子)

 

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