鼓膜は破れても再生する?意外と知らなかった「耳」について大調査!

意外と知らなかった「耳」について大調査!

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耳は音を聞いたり、聞きわけたりするだけじゃなく、全身のバランスを司る大事な部分です。でも、あまり耳って気にしたこともなければ、耳のケアも意外に知らなかったり。

いま発売中の『AneCan』5月号では、耳について大特集! 知っておくといいことあるかも!?な耳についてのアレコレをご紹介します!

 

鼓膜は破れても再生する

皮膚と同様に、再生することが可能。自己再生力は高く、破れてもなんと2~3週間で元に戻るそう。ただし、中耳炎などで何度も何度も穴が開いてしまった場合は、再生しないこともあります。

 


いわゆる餃子耳は、血腫ができて変形したもの

ラグビーや柔道の選手、力士などスポーツマンに多いこの耳は、激しい練習で打ちつけられて皮膚の下に血やリンパ液が溜まってできた血腫が原因。腫れたままの状態で血が固まったもの。

 


耳はすべて軟骨でできている

頭蓋骨には耳の骨がついていない、ということは、軟骨ということ! ちなみに鼻も同じ。軟骨に支持組織と脂肪組織、その表面に皮膚がついて耳を形成しています。耳を動かす筋肉は退化しており、意図的に動かすことは難しい。

 


耳の穴の直径は5~7mm

耳かきや綿棒は直径5mm以下でないと、耳あかを奥へ押し込んでしまいます。入り口から約1cmまで生えている毛が、異物の侵入を防止します。

 


耳かき好きの、8割くらいの人が鼓膜に触れている

耳かきをしているときに聞こえるガサゴソという音は、耳あかが落ちた音だと思っている人が多いのですが、実は綿棒などが鼓膜に触れて聞こえるもの。意外と鼓膜は近いんです!

 


【まとめ】

いかがですか? 知っているようで知らない耳ネタ、耳そうじをするときに思い出してみてくださいね!(松本美保)

 

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AneCan2015年5月号表紙

(『AneCan』2015年5月号)