画数が多いと、どんな複雑な読みになるのかつい身構えてしまいませんか?しかし、実際は簡単な読み方だったりします。今回の「読めそうで意外と読めない日本語」クイズ、本日のお題はこちら!
「炊爨」。
こちらの漢字はいったいなんと読むのでしょうか?
■ここでヒント!
ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「炊爨」は次のように紹介されています。
(スル)飯を炊くこと。炊事。
漢字に反して意味は単純。ちなみにひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です。小学校の林間学校などでこの言葉を使うことがあったかも…。
さて、そんな「炊爨」の読み方は? さっそく正解を見てみましょう!
■正解は……こちら♪
「炊爨」の読み方、正解は「すいさん」でした。林間学校などで「はんごう」でご飯を炊く「はんごうすいさん」をやったことがある方が結構いるのではないかと思いますが、後半の「すいさん」部分がまさに今回の「炊爨」です。
よくよく漢字を見ると、下に「火」、中央に「木」、その上に「𦥑」と「同」の字が隠れています。「𦥑」は「両手でもつ」という意味を持っており、「爨(さん)」が持つ「飯をたく」「かまど」の意味を漢字の組み合わせで表現していることがわかります。組み合わされている漢字から意味や読みを想像するのも面白そうですね。
CanCam.jpでは、知っているようで意外と知らない日本語クイズを更新中♪ 他の問題にもチャレンジしてみてくださいね!(岡美咲)