【難読】「帛紗」って読める?大人ならきっと持ってるアレです

「口+人」で「」や、「石+馬」で「」など、一見簡単な漢字でできている漢字って案外読み方が難しかったりします。そんな漢字が熟語になっていると、より読み方の難易度が上がったように感じませんか。 そんな今回の「読めそうで意外と読めない日本語」クイズ、本日のお題はこちら!  

「帛紗」。  

こちらの日本語はいったいなんと読むのでしょうか?  

■ここでヒント!   

ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「帛紗」は次のように紹介されています。  

①儀礼用の方形の絹布。絹・縮緬(ちりめん)などで一重または二重に作り、無地やめでたい柄・刺繍(ししゅう)を施したもの。進物の上に掛けたり、物を包んだりするのに用いる。掛け袱紗。包み袱紗。

② 茶の湯で、茶道具をぬぐい清めたり、茶碗その他の器物を扱うのに用いたりする、縦9寸(約27センチ)横9寸5分(約29センチ)の絹布。

③ 糊(のり)を引いていない絹。やわらかい絹。

大人なら、1の用途で持っていて、使ったことがある方も多いはず。ちなみにひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字になります。

さて、そんな「帛紗」の読み方は? さっそく正解を見てみましょう!  

■正解は……こちら♪  

「帛紗」の読み方、正解は「ふくさ」でした。結婚式のご祝儀袋などを入れる「ふくさ」は「袱紗」、茶道で使われる場合は「帛紗」と使い分けられることもあります。

さらにちょっとした驚きですが、実は「帛」単体には「ふく」という読みはなく、「帛」は字の通り「白い巾(ぬの)」という意味から「きぬ」や「ハク」という読みを持っています。

 

CanCam.jpでは、知っているようで意外と知らない日本語クイズを更新中♪ 他の問題にもチャレンジしてみてくださいね!(岡美咲)  

 

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