男女300名に聞いた「お中元にもらって嬉しかったもの」「正直困ったもの」ランキング
今年もいよいよお中元のシーズンとなりましたが、同じ人に送ることも多いだけに「毎年何を贈ろうか悩んでしまう」という人も多いのではないでしょうか？
そこで株式会社ウェブギフトが全国の男女300名を対象に行った調査を元に「これまでにもらって嬉しかったお中元」と「困ってしまったお中元」をランキング形式でご紹介します！
もらって嬉しかったお中元ランキング
5位：コーヒー・ジュース・お茶／麺類（そうめん・蕎麦など）
- 【コーヒー・ジュース・お茶】夏場なので冷やしておいしく頂ける果汁飲料が、健康的でもあり、水分補給にもなるので、家族みんな楽しめてよかったです。（50代女性）
- 【コーヒー・ジュース・お茶】普段からコーヒーをよく飲むのでセットでもらったのは嬉しかったです。（40代男性）
- 【麺類】夏場に素麺を貰ったことがあり、好き好みなく家族が喜んで食べ消費もできたので困る物ではなく、みんなが喜ぶ物だと思うから。（20代女性）
「コーヒー・ジュース・お茶」や「麺類」は、「日持ちする・消費しやすい」といった意見が挙げられていました。特に家族の多い家庭では、人が集まるお盆前のありがたい贈り物となりそうです！
4位：野菜・フルーツ
- シャインマスカットを頂きましたが、本当に美味しかったので。（40代女性）
- 宮古島のマンゴーをいただきました。完熟でとてもおいしく今まで食べた中で一番の味だったのでうれしかったです。（40代女性）
- 自分では買わないような少し高級な物で、とても美味しかったので。（50代女性）
その土地でしか手に入らない旬の野菜やフルーツは、スーパーに並ぶものと比べ物にならないほど美味しいもの。今まで選択肢になかった身近な特産品が、遠方に住む人に喜ばれるお中元になるかもしれませんね！
3位：酒類
- お酒は毎日飲むものなのでいつ貰ってもありがたい。（60代男性）
- 夏はビールが美味しいので、やはりビールを頂くと嬉しいです。（30代女性）
- 飲んだことのない地方のお酒をいただいて新しい発見をしたからです。（50代男性）
「夏＝ビール」という意見が多く、お中元には少し贅沢なビールのセットが喜ばれるようです。また酒類は、「いつも飲んでいるから」「普段は我慢する価格のお酒だから」「初めて飲むお酒だったから」と、お酒好きな人にとってどう転んでも喜ばれるような印象の回答理由が寄せられました。
相手が普段どんなお酒を飲んでいるか知っている場合は、それより少し高級なものを贈ると喜ばれること間違いナシ♡
2位：肉類（ハムなどの加工肉を含む）
- 肉類だと、お昼ごはんや晩御飯のメインのおかずとして使えるため。（20代女性）
- 自分では買えないようなハムなどが贅沢だし美味しいから嬉しいです。（30代女性）
- 老舗のお肉屋さんの、最高級の霜降り肉を頂き、今まで食べたお肉の中で一番美味しかった。（50代男性）
「夕飯の一品として使える、調理が簡単」「高級なものは普段自分で買わないから」という理由が多く寄せられました。肉類は好き嫌いが少ないため、無難でありながら喜ばれやすいお中元のようです。
1位：洋菓子（ゼリーやアイス・クッキーなど）
- 大人も子供も好んで食べられるものだったから。（30代女性）
- 日持ちがするし、なかなかたべられない高級なお菓子だったから。（30代女性）
- お盆に人が集まった時に、もてなしの一品として出すことができた。（60代女性）
洋菓子のお中元は、「普段自分では買わないから」「家族みんなで食べられる」という回答が多く、最も票を多く集めていました。なかでも甘いもの好きな女性の回答者が多く、暑い季節だからこそ美味しく食べられるゼリーやアイスが喜ばれるようです♡
正直、困ってしまったお中元ランキング
5位：麺類（そうめん・蕎麦など）
- たくさん頂いても、消費しきれず残ってしまうから。（40代女性）
- そうめんは毎年かならず貰えるので食欲が失せます。（40代男性）
- 一人暮らしなので、そうめんを貰ってもなかなか食べる機会がなく困りました。（30代男性）
嬉しかったお中元で5位だった「麺類」は、困ってしまったお中元でも5位という結果に…。なかでも「そうめん」は、お中元の定番であるがゆえ「複数の相手からもらうと食べきれない・飽きる」といった理由が挙げられていました。また大量にもらわなくても、一人暮らしや家族が少ない場合は消費に困るお中元のようです。
3位：コーヒー・ジュース・お茶／同票：海産物（佃煮や明太子などの加工食品を含む）
- 【コーヒー・ジュース・お茶】ジュース等は意外と飲まずにずっと残ってしまうことが多いので。（30代女性）
- 【コーヒー・ジュース・お茶】自分や家族の好みに合わないものをもらうと、消費できずもったいないと感じた。（50代女性）
- 【海産物】生ものは早く食べないといけないし、好き嫌いの問題もあって、あまりうれしくない。（50代男性）
もらって嬉しかったお中元では5位の「コーヒー・ジュース・お茶」が、困ってしまったお中元の3位という結果になりました…。日持ちして消費しやすいという理由で人気がある一方、「普段飲まないものは困る」「大量だと消費が大変」というように、贈る相手によっては困らせてしまうこともあるようです。
同票の海産物は、単純に苦手だったり普段使わないものは調理に困るといった理由でした。海産物の中でも、生ものは期限が短いため相手を選んで贈る必要がありそうですね。
2位：日用品（洗剤・タオルなど）
- 洗剤などは自分の愛用ブランドがあり買いだめしています。洗浄力や香りなどでお気に入りに決めているため、異なるブランド商品を貰っても正直使うのに困ります。（30代男性）
- タオルなどの場合は、あまりにもド定番すぎる贈り物なため、もらっても目新しさや嬉しさをあまり感じず、家の中に頂き物のタオルがありすぎて消費しきれずに困っているから。（30代男性）
- 自分が使っているものではないので結局他の人にあげることになるので。家族がアトピーなどの問題で使えないものが多い為。（30代女性）
日用品の中でも特に「洗剤」は、人によって好みの香りや使用感が違うため、他のものをもらうと困るという意見が多く、体質に合わないものは使えない、と好み以前の理由があることも…。
また洗剤やタオルは、他の人のお中元と被りやすく大量に溜まってしまうというデメリットもあるようです。日用品をお中元に贈る場合は、あえて定番ではないものを選ぶと良いかもしれませんね。
1位：酒類
- 我が家はお酒を飲む人がいないので困りました。（20代女性）
- 好みでないお酒を頂いた時は逆に貰ってくれる人を探すのに苦労する。（40代男性）
- 自宅ではほとんどお酒を飲まないから。ワインだったので最も飲まない酒種で困ってしまいました。（50代男性）
「そもそもお酒を飲まない」「好みじゃないお酒は飲まない」人にとって、酒類は最も困ってしまうお中元のようです。また人に譲るにしても、その人の好みがわからなかったり重くて運ぶのが大変、といった活用のしにくさも挙げられていました。
お中元に対する世間のリアルな本音とは…
相手の好みがわからない
- 相手の好み、家族構成が不明で何が好まれるのか悩みます。（30代女性）
- 相手の趣味や好みを知らないと送るものが決まらないから（60代男性）
- 実は相手と自分の好みがマッチしていなかった時、良かれと思って贈ったモノが、本当は迷惑になっていないかどうか心配（40代女性）
人によって趣味趣向が違うため、どんなお中元が喜ばれるのか悩んでしまう人が多いようです。
たしかに、困ってしまったお中元では「好みじゃないから困った」という意見が多かったので、お中元選びに相手の好みは重要な条件ということがうかがえます。それでも直接聞くわけにはいかない…のが、お中元選びの難しい点ですね。
毎年同じようなものばかりになってしまう
- 毎回同じようなもののやりとりになってしまうので悩ましい。（30代女性）
- 交流が少ない人にお中元を贈る場合は相手の好みがわからず、毎回毎回無難かつ似たような物を送り続けてしまうため、相手にマンネリ気味に思われたり、本当は嬉しく思われていないのではないかと考えてしまうため、本当に相手に喜んでもらっているのかわからないのが悩みだと思っている。（30代男性）
- 相手の好みや欲しいものがわからないので毎回無難に同じものを渡してしまうけど、相手がどう思っているのかわからないところです。（40代女性）
さまざまな選択肢があるお中元ですが、やっぱり定番のものになってしまいがちです。「相手の好みのものを贈りたいけど毎年同じようなものは贈りたくない」という狭間で悩む方も多いのではないでしょうか。マンネリ化はお中元の課題ともいえるでしょう。
やめたい・正直面倒
- もらったら返さないといけないのが面倒です。会社にくるものはお礼状を出さないといけないのでそれも面倒でした。（40代女性）
- 義務的に送られて送り続けている相手がおり、やめたいが送られてしまうので、やめられない。（40代女性）
- 注文するのが面倒くさい。人によって贈るものを変えたり、チョイスする作業も時間がかかるので大変。（40代女性）
お中元の手配は、贈り先が多ければ多いほど選ぶ手間や時間がかかり、大変な作業です。とはいえ、贈られてくるお中元や風習自体を無視するわけにもいかず、半ば義務的なやり取りになってしまっている人も多いようでした。
受け取る人にとっての実用性と好みを見極めて、もらって嬉しいお中元を
もらって嬉しいものと困るものを聞いてみたところ、同じ種類のものがランクインしていることから、受け取る側の実用性や好みによって同じものでも印象は180度変わるという結果に。お中元を贈る前の今、さりげなくライフスタイルや家族構成を聞いてみるのも良いかもしれませんね。また、最近話題のものを贈ることで話のネタにするのもオススメ。あまり人と被らずお相手にマッチするものが見つかった場合には、定番化して「毎年あの人からこれが送られてくるのが楽しみ」と言ってもらえる方向にシフトしてみても良いかもしれませんね。
情報提供元／株式会社ウェブギフト
