「沙翁」って何と読む?
日本の「当て字」の文化って、結構面白いですよね。意外な言葉が、びっくりするような当て字を持っていたりします。たとえば、水族館で人気の「人鳥」、人名のようでじつは違う「風信子」、とある国を表す「氷州」など。
大好評の漢字クイズ、本日はそんな当て字からの出題です。お題はこちら!
「沙翁」。
こちら、基本的には「さおう」または「しゃおう」という読み方を持つ日本語ですが、じつは意外な言葉の当て字としても知られています。その当て字では、「沙翁」と書いてなんと読むのでしょうか? ヒントをもとに推理してみてください♪
・ヒント1 人の名前
「沙翁」は、人の名前を表す言葉です。
・ヒント2 イギリスの劇作家
「沙翁」は、16〜17世紀に活躍したイギリスの劇作家・詩人です。演劇に詳しくない人でも絶対に聞いたことがあるほど、超有名な人物ですよ♪
・ヒント3 代表作は「あの悲劇」
天才と呼ばれる劇作家だけに、「沙翁」の代表作は数え切れないほど。中でもおなじみの作品といえば…やっぱり「ロミオとジュリエット」でしょう。
さあ、もうおわかりですね? ということで、そろそろ正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「沙翁」とは、ご存知「シェイクスピア」のことでした!
シェイクスピアは自身も俳優として活動したのち、劇作家に転身。生涯に37編の戯曲と154編のソネットを書き、その内容の素晴らしさから英国ルネサンス文学の最高峰と称されました。代表作には「ロミオとジュリエット」の他にも、四大悲劇と呼ばれる「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」、「真夏の夜の夢」「ベニスの商人」など、多彩な作品が存在しています。
漢字クイズは他にもたくさん! CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新中です。他の問題も解いてみてくださいね。(豊島オリカ)