シャツの裾をボトムにINする「シャツインコーデ」を大特集。腰位置が高く見えたりきちんと感がアップするシャツインは、トレンドのオーバーサイズシャツを前だけインしてゆるっと着たり、きれいめシャツをしっかりインするオフィス向きコーデなど、魅せ方も印象もさまざま。こちらでは、簡単にこなれるシャツインの方法をレクチャーします。シャツ×ボトムの今っぽい色合わせやアイテム選びもチェックして!
Contents
「シャツイン」コーデを地味に見せないアイデア
ゆるっと着たり羽織ったり、裾をインしてきちんと見せたり、シャツは着こなしのアレンジが豊富! 今年っぽいシャツ選びや小物合わせを工夫すると、トレンド感のあるワンツーコーデが簡単につくれます。マネしやすいおすすめの着こなし方はこちら。
■シンプルなシャツインコーデに小物でアクセントを
白シャツ×デニムのシャツインコーデは鉄板! シンプルな合わせなのでアクセントになる小物合わせがマストです。例えば、シアーソックスを合わせたり、差し色になるカラー小物を効かせるのもいいですね。
■ゆるシャツは”前だけイン”でこなれ感を出す
トレンドのオーバーサイズシャツは、フロントの裾だけをインしてすっきりと。バックスタイルはゆるっとリラクシーに仕上げてこなれ感も残しましょう! ベーシックカラーのシャツを今っぽく着ると、頑張ってる感はないのにトレンド見えはばっちり。
旬のシャツインコーデにおすすめなトレンドシャツ
■カットオフシャツ
肌がちら見えするカットオフデザインのシャツで定番コーデを今っぽく更新! シンプルな白シャツもひとくせあるカット入りならモードな印象が纏えます。
■シアーシャツ
透け感が魅力のシアーシャツなら、きちんと感に加えて女性らしい印象も演出できます。一枚でトレンド感があるのでシンプルなコーデでも地味見えしない。
■バンドカラーシャツ
バンドカラーとは、バンド(band=帯)状になったカラー(collar=襟)のこと。デジタル大辞泉で調べてみると…
スタンドカラー(折り返しのない襟。立ち襟。学生服の詰め襟や、中国服の襟など。)の一種で、バンドを巻いたようなデザインの襟のこと。詰め襟。
きちんと感もありつつ、ほどよくラフに着られるバンドカラーシャツはカジュアルコーデとも好相性。首元がすっきり見えるので、襟が詰まっているシャツは苦手という人にもおすすめです。
シャツ自体がマニッシュなアイテムなのでパンツ合わせでキリっと着こなしつつ、インナーの重ね着や差し色小物でほんのり女っぽさもMIXして。着回しの効くシャツは、新生活に向けての買い足しアイテムにも最適。
ダサく見えないシャツインコーデのポイント
- シンプルコーデはシアー素材やカットオフシャツでトレンド感UP
- トレンドのビッグサイズシャツは前だけインも今っぽくておしゃれ
- センタープレスやワイドパンツでより脚長に見える
【休日コーデ】シャツインでこなれる着こなしアイデア
【1】ブラウンアウター×パンツコーデを白シャツで抜けよく
白のニット×シャツレイヤードにブラウンパンツを合わせたきれいめカジュアル。ブラウン系のグラデーションでまとめれば、ダウンジャケットも大人なムードに。シャツイン×短めのダウンならスタイルアップも叶います。
【2】知的なネイビーシャツを×スエットパンツでカジュアルダウン
程よくボリュームのある生地感がリッチなグレーのスエットパンツ。ラフになりすぎないように、きれいめなBIGシャツやクラシックなローファーを合わせて大人っぽく。薄手のタートルインナーを重ねたり、シャツの裾をINするのもポイント!
【3】ロングシャツの裾を半分インしてスタイルアップ
パリッとした白シャツ×黒タイトスカートの王道ビジネスルックも、光沢感が目をひくベロアスカートのおかげでトレンド感が一気にUP! 嫌みのないスリットとトレンドのツヤツヤベロアスカートで今っぽいあでやかさがGETできます。シャツの裾を少しだけINするテクもスタイルアップのコツ。アウターは黒ジャケットでハンサムに。
【4】上品なジレレイヤードでシャツインコーデを格上げ
表情豊かに白を重ねて、こなれ感たっぷりな上級コーデに。起毛感のあるジレやつややかなシャツ、ハリのあるパンツでリズムを作って、白一色に立体感を。ニットやシャツはウエストにすっきりIN、重ねても軽やかに仕上がるのが白の持ち味!
【5】シャツインでハンサムなブルーワントーンに
クラシカルなツイードジャケットにシャツをINして、ハンサムなブルーワントーンコーデの完成! ツイードやシャツのきれいめ感でデニムコーデがぐっと大人に仕上がります。
【6】プリーツミニ×シャツインのガーリーカジュアル
ラフに着くずすビッグシャツでプリーツミニを都会的にアレンジ。体が泳ぐフォルムと長めのカフスがきちんと×モードなシャツは洒落感も◎。黒タートルを重ねて大人っぽく引き締めたら、片方の裾のみをINしてスカートをチラ見せ。そうすることでコーデが凛とかっこよく決まります。
【7】トレンドのバルーンミニでシャツインコーデをアプデ
まるいフォルムがトレンドど真ん中なバルーンミニは、ブラウンジャケット×ブルーシャツの端正なベーシックアイテムに合わせることで、幼く転ばずモダンに。シアーソックスを合わせる韓国っぽい足元は、安心安定の黒からTRY!
【8】ボウタイシャツと千鳥柄ボトムのクラシカルなコーデ
ボリューミーなボウタイでエッジをきかせたモード顔のシャツで、クラシカルな白黒コーデを新鮮な装いに。千鳥格子のパンツにすっきりとINしたら細いベルトでウエスト位置を高めにマーク。揺れるピアスや赤めのリップで女らしさをキープするとネオクラシカルに仕上がります。
【9】爽やかなストライプシャツを×チュールスカートで甘く
夏の休日デートなら、タンクトップを重ねたピンクシャツで抜けよく女っぽさを狙って♡ ボトムはシアー素材のフレアスカートで品よくかわいくドラマティックに。シャツの前だけをINすると、シルエットもきれいに決まります。
【10】クリーンな白の着こなしをカーキシャツで引き締める
清潔感のある白ワントーンをカーキシャツでスパイシーに味つけして、いい女風に。カーキが強くなりすぎないように、軽やかな白パンツやロゴTシャツ、レディな小物で親しみやすいムードに引き寄せて。シャツは半分だけをINしてバランスよく。
【11】開襟シャツをデニムにインするヴィンテージムードな着こなし
おしゃれ通なガーリーカジュアルが叶う、ほの甘ヴィンテージな開襟シャツとデニムのスタイル。立体感のある袖やレースのあしらい、フロントのピンタックは、デニム合わせでさらりと着ても絵になるデザイン。カチューシャやナノバッグなど茶目っ気のある小物を加えて、シンプルだけど鮮度高く、こなれ感を漂わせて。
【12】レザーミニやブルゾンでシャツインコーデを辛口に
ディテールの甘いブラウスにレザースカートとブルゾンを合わせた甘辛コーデ。洒落モードを加速させるベージュブーツで今っぽさをONしたり、白小物で抜けをつくると鮮度がグッとUPします。
【13】シアーシャツから透けるロゴTがおしゃれ上級者
キレイめなグレーのシアーシャツも、下にロゴTを仕込めばたちまちカジュアルな印象に。×寒色系のスカートでニュアンスワントーンに仕上げれば、光沢感たっぷりのシャツが浮かず自然となじみます。ハート型にシルバー、キルティングとディテールを盛ったチェーンバッグで遊んでも、トーンを揃えれば大人っぽさもしっかりキープ。
【14】スパンコールスカートをハンサムシャツで大人っぽく
知的なチャコールグレーにかかればキラキラスカートも大人顔。ボトムに華がある分、シャツはあえてハンサムシャツで大人なバランスをキープ。ラメソックス×ローファーの旬な足元もポイントです。
【15】定番シャツ×デニムをチュールレイヤードで今どきに
ウォッシュデニムとチュールスカートの重ね着に、リズムを作る小粋なストライプシャツがGOODバランス。上級者な着こなしも端正なブルーでまとめれば、リッチ&大人見えが狙えます。ゴールドのアクセサリーやポインテッドトウパンプスで、女らしさも上乗せ。
【16】グレーセットアップを×ブルーシャツで爽やかに
明るめグレーのジャケットセットアップは、爽やかなブルーシャツと合わせることでさらにフレッシュに。肩がけニットで奥行きを出したら、足元もソックス×ローファーでとことんトラッドに振って。小物は黒でまとめつつ、まろやかトーンを意識するのがNot学生に着こなすコツ。
【17】茶色コートとローファーでハンサムなシャツコーデ
大人な余裕が漂うブラウンでトレンチコートを刷新。知的ブルーのシャツ×ストレートデニムにオーバーサイズのトレンチをはおる、王道だけど新鮮なハンサムコーデは通勤カジュアルにもおすすめです。厚底のローファーもブラウンを選ぶとグッとマイルドに。
【18】ベーシックな白シャツをレザーミニや小物で旬顔に
白シャツ×レザースカートのきれいめモノトーンは小物合わせがおしゃれのカギ。モノグラム柄のブックトートと編み上げの黒ブーツでインパクトのある着こなしを完成させて。
【19】王道な白シャツコーデはピンクの重ね着で差をつける
カリッとした白シャツを挟んでピンクのワントーンをキリリとした表情に。チェスターコートやパンツなどハンサムなアイテムに振り切ることで、カッコよくあか抜けたピンクワントーンのできあがり! 足元はスニーカーでハズすと、より軽快にまとまります。
【オフィスカジュアル】シャツインできちんと感を
【1】シャツインコーデは赤タートルをアクセントに
白シャツをすっきりINしたきれいめなブラウンパンツコーデ。赤ニットをさりげなく白シャツからのぞかせて、大人っぽ配色のアクセントに♪ アウターはグレーを選んで印象を優しげに仕上げて。
【2】ボリュームアウターをタイトスカートですっきりと
シャツとタイトスカートでキレよく仕上げれば、カジュアルなダウンも洒落感UP! 黒タートルや黒ブーツでキレを効かせて洗練された大人のオフィスカジュアルに。
【3】グリーンシャツ×白パンツのきれいめカジュアル
グリーン系のコットンシャツにチョコブラウンのシアーカットソーをINすると、トレンドムード漂う最旬レイヤードが完成。オフホワイトデニムがいい抜けとなったきれいめカジュアルは、誰の目にも好印象。足元はキャメルのスエードパンプスで明るく仕上げるのがおしゃれ♡
【4】ストライプシャツ×白カーゴのあか抜けパンツコーデ
ラフに着くずしたシャツを白カーゴに合わせて大人の余裕たっぷりに♡ シャツからタンクをチラ見せすることで、ラフなパンツときれいめコーデが調和。即あか抜けが叶ううえに小顔効果も期待できます。
【5】定番のシャツ×パンツスタイルがシルエットで洒落る
ラフに着くずすストライプ柄のゆるシャツが色っぽヘルシーなパンツスタイル。片方の裾だけをタックインさせることで、ストライプの小洒落た雰囲気が加速! 抜き襟気味のざっくりとした胸元からアクセをチラ見せさせて色気もチャージ。タックパンツや白サンダルでこなれ感もばっちりです。
【6】きちんとシャツインコーデをアクセサリーで華やかに
シャツの持つシャキッとした女らしさはそのままに、ボリューム袖やエフォートレスなゆったりシルエットで旬顔にアップデート! カチューシャをプラスしてすっきりと見せたデコルテにネックレスを重ねづけすれば、大人の色っぽさの中に親しみやすい愛嬌も加わります。
【7】モノトーンコーデをインした白シャツで抜けよく
白シャツ×ピンストパンツのマニッシュコーデに、大人っぽい黒コートを投入。大きな襟と微光沢で着映えするコートはモノトーンの仕上げに最適。シャツの下に黒タートルを重ねると旬の洒落感もプラスできます。着こなしの抜け感はスニーカーに託して。
スタイルアップは「シャツイン」がおすすめ
シャツの裾をボトムにインする着こなしは、上半身がすっきりと見えるのでスタイルアップ効果も◎。シャツ×シンプルボトムに旬の小物を効かせたり、ワイドパンツやフレアスカートで下半身をカバーしたり、 選ぶアイテムや着こなし次第でおしゃれ度もアップします。デニムやチノなど定番のボトムには、シアーやカットオフなどデザイン性が高いシャツを合わせるのもおすすめ。