「ぶっ飛んだもの、つくりたい！」CanCamモデル坂田梨香子、野望を語る

12月16日に21歳の誕生日を迎えられた、『CanCam』専属モデルの坂田梨香子さんのバースデインタビュー、最終回となる3回めです。

※第1回　CanCamモデル坂田梨香子が告白「20歳は一生忘れられない年」と語る驚きの理由　はコチラ
※第2回　CanCamモデル坂田梨香子「基本、かわいいって言葉は信じられない（笑）」　はコチラ

今回は21歳でしたい仕事や将来の夢など、未来の話をうかがいます。

Woman Insight編集部（以下、WI）21歳、どのような仕事をしていきたいですか？

坂田梨香子さん（以下、梨香子）　幅を広げていきたい。私はどこかにとどまるのが嫌いで、常に変わっていきたいんです。いろんなブランドさんのタイアップや広告など、モデルを追求していくのはもちろんですが、その上で、仕事の幅を広げられたらいいな、と。なかでも特に芝居の仕事をしたいですね。映像にかかわりたい。小学館のマンガが実写化するときに出られたりしたらうれしいな、と考えたり。

WI　こんなモデルになっていきたい、という像はありますか？

梨香子　まず『CanCam』の歴史に残るようなものをつくりたいです。あとは化学反応が好きなので、仕事の場でも遊びの場でも、才能あるクリエイターの方をもっと知ってもっと出会って、いずれはぶっ飛んだ作品も撮っていきたい。撮りたいイメージがたくさんあるし、したいことが多すぎる！　超ロックな写真も撮りたいし、ポートレートのように真っ白い世界も撮りたい……もっとたくさん面白いもの、つくりたいです。モデルの仕事以外でも、何かをつくるのが好きなんですよね。

WI　例えばどんなものをつくっていらっしゃるんですか？

梨香子　まずはアートが好きで、アートの仕事もいいな、と思うくらい、美術をずっとやっています。油絵を描くことが多かったのですが、最近水彩も始めたんです。もっと絵を描きためて個展をやりたい。あと、言葉をつづるのも好きなので、いつか本を出すのもいいな……。最近アクセサリーを作りにもすごくハマッているので、ブランドさんとのコラボジュエリーをつくりたいなって思うことも。将来はハンドメイドのアクセサリーを売るような、こじんまりとしたお店もやりたい！　やりたいこと、いっぱいですね（笑）。

WI　本当に！　創作意欲であふれていますね。

梨香子　もっとたくさんの人に会って、どんどん新しいことをやっていきたいです。絶対向こうは私のことを知らないけれど、人生の中でいつか会いたいな、という人がたくさんいます。自分もそう思ってもらえる存在になれたらいいな……。

WI　誰に会いたいですか？

梨香子　宮沢りえさんと真木よう子さんがとにかく好き。桃井かおりさんもいつかお会いしたい。いつか絶対一緒に仕事がしたいです。そういう著名な方たちが著名になるには、何か理由があるはず、と考えています。そういう方たちがこれまでにどういうものを見てきたのか興味があるし、そういう方たちに会うことによって、自分の浅はかさや、今どのあたりにいるのか、を知ることができるんじゃないかな、と思います。

WI　梨香子さんは、今後、将来的にどういう仕事をして、どのような存在になっていきたいですか？

梨香子　モデルの仕事は服を見せるのが中心で、それはそれでとっても楽しいです。でも、いつか将来的にはもっと芝居の仕事をして女優として活躍した上で雑誌に出て、「服」と「自分」と、どちらも見せられるような人になれたらいいな、とも思いますね。例えば長澤まさみさんが雑誌の巻頭で「長澤まさみが着る○○」といった特集に出ているのを見ると、こういうのも楽しそうだな、って。もっと将来的な夢は「いつか教科書に載りたい」ということです。いい芝居ができるようになっていい作品に出て……。道徳の教科書で取り扱われるような人になれたらいいな。