30代になり、優しさと抜け感を感じさせる女性らしい表情になってきた押切もえさん。34歳を迎えて、自分のこの1年の過ごし方についてお伺いしました。
前回のインタビューはコチラ→ 祝誕生日!押切もえ、34歳。友達の誘いも断り続けた苦悩の日々を振り返る
Woman Insight編集部(以下、WI) 34歳の2014年は、どんな1年にしたいですか?
押切もえさん(以下、押切) 2012年の私の誕生日会のスピーチで、「この1年はかなり泣きました。こんなに泣いた年はありません」と言ったら、『AneCan』の福田編集長が「2013年は一番笑った年にしてください」っていうようなことをおっしゃった。私もそんな1年にしたくて、2013年はそれが叶ってたくさん笑った年でもありましたね。でも、まだまだ未熟なところがあるので、そこは2014年も改善していきたいです。
WI あまり未熟なイメージはありませんが、ご自身はどういうところがそうと思いますか?
押切 日々、いーっぱいあります(笑)! でも、そういう気持ちがあるのは、自分がもっと成長したいと思っていることだと受け止めて、1日1日を大事に、もっと笑えるような1年にしていきたいですね。
WI 本を出されたばかりですが、次にしたいことはありますか?
押切 書かないと上手にならないので、ひたすら絵も描きたいですし、小説というか文章もどんどん書いていきたいです。あと、会えるときは人にどんどん会って刺激を受けて、さらに深めたいっていうのはありますね。何でも始めるのは簡単だけど、続けることや深めることは難しいと思うので。
WI モデル業以外のこともいろいろされていますが、時間はどうやってやりくりしているんですか?
押切 意外と、気ままになんです。あ。料理したいって思ったら買い物行って、とか。20代後半はオフの時間も1時間おきに人と会う予定を入れていて、この時間で絶対バイバイしてとか、せかせかと生きていたので、もう少しゆとりを持って予定を入れすぎないようにしています。
WI 押切さんはすごく真面目で努力家っていう印象ですが、ご自分ではどんな性格だと思いますか?
押切 すごくすっとぼけたところばかりで、迷惑かけているっていう自覚はあります(笑)。忘れ物多いですし、物の整理も苦手でしたし。今、人生変えようと思って家の整理整頓をしているんです。ちょうど仕事の企画で、片付けのことを学んだので、そこからゴミ袋7つは捨てました。服やコスメを中心に、捨てるものは捨てる、あげるものはあげる。そうか、こうすると他の残っているものに対する大切さも生まれるんだなって気づいたりして、すごく楽しいです。
WI 何か変えたいことがあるんですか?
押切 なんでも力が入りすぎるのを悩んでいて、変えたいんです。子供のころから先のことばかり考えすぎて、目の前のことに集中できてなかったんですよね。顔はこっち見て話してるけど、脚は入り口のほうを向いてるみたいな。ずっとそういう感じだったので、止めたいと思いました。
WI 先のことを真面目に考えていたからこそですね。
押切 そんな先のことまで考えても意味がないのに、考えすぎていましたね。だから、その場で起きていることや話していることを、見ているようで何も受け入れられてない。2014年はもっと着実に落ち着いた人になりたいです。
自分の部屋の整理をして必要なものとそうじゃないことを見極めることで、自分をも見つめ直している押切さん。2014年は、自分が真面目すぎることから、肩の力を抜く生き方を身につけたいそう。と言いつつ取り組む方法が真面目なところもやっぱり押切さんらしくて、ますます応援したくなるのでした。(安念美和子)
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