平日はあと2日なのに…水曜がブルーな人の心理と気持ちを晴れさせる方法

水曜がブルーな人の心理と気持ちを晴れさせる方法

水曜日がブルーになるのには、実は心理学的な理由があります。それは最も疲れるタイミングであることが多いため。そんな一日がやってくると考えると、何だか心に元気がなくなってしまいますよね……。そこで今回は、「水曜がブルーな人の心理と気持ちを晴れさせる方法」をご紹介いたします。

■水曜日は衝突が最も起きる日。大切な話はNG

アイオワ大学のスティーブ・ダック教授が行った調査によると、1週間のうち最も口喧嘩をした回数が多い曜日は“水曜日”というデータが取れたそうです。週の真ん中で疲れがたまっていつつ休日までまだ遠いことなど、さまざまな要因が複合的に絡み合っていると考えられますが、そのデータによると、水曜日以外の曜日には極端な差異は見られないそう。そのため、大切な話をするなら水曜日を避けるようにしたほうが無難かも。なるべくポジティブな会話をしてニコニコしていると気持ちも晴れるはず。

■週末・休日のスケジュールを組む

週の真ん中である水曜日になるにつれ、月曜日から少しずつ気力は高まりピークに至ります。そして、緩やかに休日に向けて疲れがたまっていくと言えます。つまり、人の集中力は週単位で見ると2日程度が限界とも言えます。この疲れがが水曜日のブルーな気分と合わさると、憂鬱さは更に強くなってしまいます。そこで楽しいことに目を向けて気力を養うのがポイントに。休日にやりたい事をある程度決めておき、予定を立てて過ごすことで精神的な憂鬱さを軽減してみてはいかがでしょう。

■木・金曜日のタスクを考えすぎない

せっかくの楽しい一日でも、木曜日と金曜日のタスクを考えると、水曜日なのに「明日、明後日も仕事なんだよな」と考えてしまったリ、特に朝方は「今日一日頑張ってもまだあと休みまで2日もある」と考えてしまうことで、ゲンナリしてしまう経験は誰にでもあるはず。やるべきことを強く意識してしまい、「会社に行きたくない」という気持ちを強めてしまう結果になってしまいます。一日のタスクは仕事が始まってから考えるようにすることが大事です。

■水曜日こそ個人的な楽しみを入れる

金曜日は「今日が終われば明日から休み」という安堵から、きつくても仕事を頑張れますよね。この発想は、水曜日のブルーな気分への対策としても利用できます。ちょうど真ん中の水曜日の平日の夕方~夜に個人的な楽しみを入れると、それを楽しみに一日を乗り切る事ができるでしょう。水曜日の夜は頑張ったご褒美にちょっとした趣味を楽しむようにしてもいいかもしれません。飲み会も悪くはありませんが、木曜日に疲れを残す可能性もあるうえに、グチをこぼすなど良くない酔い方もあるのでおススメできません。

 

水曜日の一日を朗らかに過ごすには、週の真ん中で楽しみをみつけることが何よりも大切。イライラしていたら周囲の人たちとの人間関係にもヒビが入ってしまいます。みんなが疲れている水曜日だからこそ、あなた自身がポジティブであることが大切です。きっとそんな振る舞いができれば、あなたは皆から愛されるキャラクターになるはず。水曜日のネガティブなイメージを吹き飛ばしましょう。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。