「鬱金」読める? 飲み会でお世話になるアイツです
普段から使っている言葉、漢字で書かれても読めますか? いつも口にしているのに、漢字では分からないということって意外と多いんです。
たとえば「労い」「胡坐」「蝸牛」など、一見難しそうに見えて知っている言葉のはずですよ。
そんな絶対知っているはずなのに読めない日本語。本日ご紹介するのはこちらです!
「鬱金」。
もちろん「うつきん」ではありません。ですが、みなさん必ず知っている言葉なんです。
まずは意味をチェック。小学館デジタル大辞泉で「鬱金」の意味を引いてみました。
1.ショウガ科の多年草。高さ約50センチ。根茎は黄色で多肉。バショウに似た長い葉を4,5枚出す。秋、大きな穂を出し、緑白色の葉と数個の淡黄色の花とをつける。熱帯アジアの原産。根茎を黄色染料やカレー粉の原料にし、また漢方で止血・健胃薬にする。
2.桜の一品種。サトザクラの仲間で、花は淡紅色の八重咲き。花弁は反り返っており、また皺が寄っている。
3.「鬱金色」の略。
みなさんに馴染みがあるのは、1の意味の鬱金。「肝臓機能を高める」と言われ、二日酔い防止のために飲みたくなるアレです。
そろそろ分かってきましたか? それでは答えを見ていきましょう。
「ウコン」。
飲み会には欠かせない鬱金。カレーにはターメックという黄色のスパイス「秋鬱金」が使われているので、二日酔いの日のランチにはアルコールの分解を促すという意味でカレーがおすすめといわれることもありますね。
CanCam.jpの漢字クイズは毎朝6時の更新です。明日もお楽しみに♡ (齋藤有紗)