蕎麦にも乗っているアレ。「鰊」って読める?
読めそうで読めない漢字ってたくさんありますよね。知っている食べ物でも、漢字になると途端に難しく感じてしまいます。
例えば、「栄螺」、「棒棒鶏」、「竜髭菜」などなど。レストランで間違えて読んでしまうと恥ずかしいですよね。
今回のジャンルも食べ物。問題は……こちら!
「鰊」。
一見難しそうに見えますが、みなさん一度は食べたことがあるであろう魚です。
小学館デジタル大辞泉によると
「ニシン目ニシン科の海水魚。全長約30センチ。体は長く、マイワシに似るが体側に黒点がない。北太平洋に広く分布し、沖合を回避。春季、産卵のために群れをなして沿岸する。食用。卵は数の子とよばれる。かど。かどいわし。はるつげうお」
だそう。
そう、「鰊」の卵はみなさんご存知「数の子」。卵が階層などに付着したものは「子持ち昆布」と呼ばれ、どちらも縁起物としてお正月でも見かけますよね! 3-5月の春に産卵のため沿岸に表れるので「春告魚(はるつげうお)」と言うそう。
そろそろ分かりましたか? 正解は……
「にしん」でした!
実は鰊、ヨーロッパでも馴染みのある魚なんです。スウェーデンにある発酵させたにしんの缶詰「シュールストレミング」は、世界一臭い缶詰として有名ですよね!
漢字クイズは毎日更新中です! 他の問題にもぜひチャレンジしてみてくださいね。 (齋藤有紗)