「菟葵」って読める?海の中にいるあの生物のことです!
絶対知っているはずなのに、漢字になると全く読めなくなってしまう言葉ってありますよね。例えば、「曹達」や「駿れる」、「竜胆」などなど…。
今回はそんな「知っているはずなのに読めない漢字」から、こちらを出題!
「菟葵」。「兔」と少し似た漢字の「菟」と、人の名前でも見かけることの多い「葵」という漢字の組み合わせですが、みなさんは何と読むかご存じですか?
いくつかヒントを出すので、ぜひ一緒に考えてみてくださいね♪
■ヒント1:独特な形をした海の生物です!
「菟葵」は海の生物。しかし、魚や貝、そして蟹などの甲殻類とは違います。その見た目はとっても独特で、まるで植物のよう。
■ヒント2:エサの捕獲方法がちょっぴり怖い!
小学館のデジタル大辞泉によると、「菟葵」の説明は以下の通りです。
浅海の岩石などに付着。体は柔らかく円筒形で、上端中央に口があり、その周囲に触手が並ぶ。触手に刺胞があり、毒液を獲物に注入して捕らえる。不消化物は口から排出。接触や刺激にあうと体を縮め、巾着のひもを締めたようになる。触手をのばした姿から石牡丹 (いしぼたん) ともいう。
「毒液を獲物に注入して捕らえる」という言葉だけ聞くと怖い生物のようですが、パッと見た感じでは海の風景と同化していて、凶暴な印象を持つ人はあまりいないんじゃないかと思います。
ここまでくれば、なんとなく予想はできましたか? 正解はコチラです!
「菟葵」の読み方は「いそぎんちゃく」が正解でした!
ちなみに菟葵は、クラゲやサンゴと同じ仲間だそう。普段カタカナで見慣れている言葉を漢字で見ると、なんだか不思議な感じがしますね!
CanCam.jpでは、日本語クイズを毎日更新しています。ぜひ明日も遊びに来てくださいね♪(平田真碧)