「嗜む」読める? 絶対知ってるあの言葉です
誰でも知っているおなじみの日本語でも、漢字で書かれたとたんに読めなくなってしまう。そんなことってありますよね。
たとえば、「何れ」、「準える」、「出会す」、「肖る」など。これらも漢字で書いてあるとなかなか読めませんが、ひらがなで書けば誰もが使ったことがあるおなじみの日本語ばかりなんです。
そんな読めそうで意外と読めない日本語クイズ。本日のお題はこちらです。
「嗜む」。
これも読み方を聞けば絶対に聞いたことがある言葉なのですが、いったいなんと読むのでしょうか?
ヒントとして、意味を調べてみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「嗜む」の意味は次のとおりです。
(1)このんで親しむ。愛好する。(例:酒を嗜む)
(2)このんでそのことに励んでいる。芸事などの心得がある。(例:謡曲を嗜む)
(3)つつしむ。気をつける。用心する。(例:少しは行いを嗜みなさい)
(4)前もって用意しておく。心がける。
(5)見苦しくないように整える。
例文の「酒を嗜む」でピンと来た方、結構いるかもしれませんね。では正解を見てみましょう。
正解はコチラ!
「嗜む」の読み方は、「たしなむ」でした。(※「たしむ」と読むこともあります)
ちなみに、マナーに関する文章などでよく「清潔感のあるみだしなみ……」なんてフレーズが出てきますよね。「みだしなみ」という言葉を漢字で書くと「身嗜み」となります。
「嗜む」は、意外と身近な日本語なんですね!
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(豊島オリカ)