連載 第12回『＃うるとらかれーらばー濱正悟のカレー手帖』＜他力本願寺咖哩＞
無類のカレーLOVERである俳優・濱 正悟による「カレー好きの、カレー好きによる、カレー好きのための連載」。
今回は、神保町に続くカレーの聖地・下北沢で新店舗ながら早くも噂になっているカレー専門店「他力本願寺咖哩」さんへお邪魔しました!
カレー屋のはじまりは“なんとなく”!?
「他力本願寺咖哩」というネーミングのユニークさもさることながら、カレー屋開店のきっかけは「なんとなくっす」っと笑いながらおっしゃるオーナー。とは言いつつも、この激戦区で人気を誇るカレー屋さん。カレーのルーツを伺うと、なんと「奥様の作ったカレー」とのこと。インドへ3年間行っていた奥様が、インドから帰国後に作ったカレーが、今までのものと全く違っていて、それをぜひ多くの人に食べてもらいたいとクラウドファウンディングでレトルトカレーの販売を開始。その後、出店するというなんとも珍しい経緯でスタートされたそう。
店内の壁を貸して、ギャラリーとして営業したり、レシピを募集して他のカレー屋さんのカレーを出していたり、他力本願の名前の通りの展開になっているんだそう（笑）。
ハマると止まらない、3種のキーマカレー
お店で出しているカレーはすべてひき肉たっぷりのキーマカレー。竹炭を使用したデトックス効果の高いブラックキーマとリコピンがたくさん入ったトマトベースのレッドキーマカレー。そして、インドで有名なミッタルという香辛料ブランドのスパイスを使用したミッタルキーマの3種類をベースに様々がトッピングがなされたラインナップ。
初めて行く店舗では、お店の基本の味を楽しみたいという濱くんは、3種すべてのルーが楽しめる3種のキーマカレー（￥1,200）を注文。
はっきりと色の違う3種類のカレーに、黄色いターメリックライス、鮮やかなトマトとパクチーが乗ったジェニックなひと皿。早速、ひとつずつのお味をいただきます!
「辛さは全然強くなく、3種類ともお上品なお味です! ブラックキーマは甘さも感じます。キーマでも結構がっつりとお肉感じるので、食べごたえアリです!」 （BY濱くん）
オーナーの勧めで、テーブルの上に置いてあったスパイスをかけてみることに。
このスパイスは、インドの一般的なスパイス・ミッタルで調合していて、好きな人は大量にかける方もいるんだそう。ベースのカレー自体はとがった味よりも、子供からお年寄りまで美味しいと思わせたいという感覚で作っているため、この調味料で好きな味に調整していただけたら…とテーブルの上に常備しているのだとか。
「辛味が増すっていうよりも風味が増した感じがします！ 結構かけたほうが僕は好みかも」（BY濱くん）
カレーのお供は、ラッシーでなくタピオカ?
他力本願寺のカレーのお供は、カレー店によくあるラッシーではなく、タピオカ! しかも、ミルクティーではなくカレーにより合う、ほんのりスパイス香るチャイで提供しているんです
濱くんのひと言「キーマの化学反応なり」
「このカレーは3種類のルー×2のっているので、そのままのルーを味わうこともできるし、
混ぜて楽しむこともできるので、ひと皿でまったく飽きがこないカレーでした！
上にかかってるゴマも食感はぷちぷちしていて、口にいれたときに香りがふわっと漂い、些細なようで、いいアクセント。口の中で何種類も化学反応を楽しめました！」
他力本願寺咖哩
電話 050-5596-0357
住所 東京都世田谷区北沢2-9-17
営業時間 ランチ12:00〜15:00 、ディナー 18:00〜22:00
定休日 月曜日（ランチのみ営業）HP https://www.tarikihonganji.jp
MEMOブラックキーマカレー ￥850〜。どのカレーにも“とよんちの卵”のトッピングが＋￥100で可能！
1994年8月22 日（24歳）。東京都出身。
2015 年、GirlsAward×avex「BoysAward Audition」で特別賞を受賞しデビュー。2016年には、情報番組『ZIP!』にレギュラー出演。2018年にはスーパー戦隊シリーズ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』にルパンブルー/宵町透真役で出演した。現在「濱 正悟 1st写真集」が発売中。また7月4日スタートMBSドラマ『コーヒー＆バニラ』に市柳 雪役にて出演。
連載 第11回『＃うるとらかれーらばー濱正悟のカレー手帖』 ＜ディップパレス編＞
