そうだったの!?結婚披露宴で見る「高砂」ってなんて読む?意味わかる?
6月といえばジューンブライド、結婚式の季節です♡ 幸せいっぱいのイベントですが、あまり見たことのない言葉がたくさん出てきて、「これなんて読むの?」と戸惑うこともありますよね。
大人気のCanCam.jp漢字クイズ、本日のお題は結婚式にまつわる、こちらの日本語です。
「高砂」です。
結婚式の席次表にはほぼ確実に載っている、この日本語。あなたは読み方を知っていますか? ちなみに「たかすな」や「こうさ」じゃないんです。
友達の結婚式で、また将来自分の結婚式でも恥をかかないために、正しい読み方を今ここで覚えてしまいましょう!
「高砂」の読み方、正解は……
「高砂」の読み方は、「たかさご」でした。
▼「高砂」=結婚式で新郎新婦が座る席のこと
読み方はわかったけど、そもそも高砂って何を指しているの?と疑問に思う人も多いでしょう。
「高砂」とは、結婚披露宴で新郎新婦が座る席(メインテーブル)のことなのです。(だから席次表には必ず載っているのですね!)
ではどうして新郎新婦の席を「高砂」と呼ぶようになったのかというと……ちょっと素敵な逸話があるんです。
兵庫県高砂市に、高砂神社という神社があります。ここには昔から「高砂の松」と呼ばれる松の木が立っているのですが、この松は、2種類の松の木(黒松と赤松)が根本で1本に合体しており、「相生(あいおい)の松」とも呼ばれています。
根本が1本になった松の姿を夫婦に見立て、一生添い遂げるようにとの願いが込められたのが、結婚披露宴の「高砂席」です。
このように、結婚式にまつわる用語は縁起にこだわったものがたくさんあり、調べてみるとなかなか楽しかったりします。他にもロマンチックな意味を持つ言葉が見つかるかもしれませんね♡(豊島オリカ)
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