今日、2月18日(日)は「方言の日」って知っていましたか? 大島地区文化協会連絡協議会では、近年衰退しつつある奄美方言を伝承していくことを目的として、与論(ユンヌ)の言葉(フトゥバ)という意味で、2(フ)10(トゥ)8(バ)の語呂合わせで2月18日を大島地区の「方言の日」と定めています。
地方独自の言葉には、温かみや魅力が詰まっているもの。異性が話す耳慣れない言葉に、思わずキュンとしてしまった経験はありませんか?
最近では、「方言女子」なんて言葉が広まっていますが、一方で「方言男子」の人気はどうなのでしょうか。18歳から35歳の女性87名に本音をアンケートでリサーチしてみました。
<「方言男子」はモテる?モテない?女子が密かに思っているのは…こっち!>
Q.男性の方言は好きですか?
好き…38%
嫌い…12%
どちらでもない…50%
「好き」と答えた女子よりも、「どちらでもない」と答えた女子の方が、上回る結果となりました。「嫌い」を感じる女子は少ないものの、「方言男子が人気!」と断言するのは難しいようですね。もうひとつ、気になるデータを紹介します。
Q.方言の男性はモテると思いますか?
モテると思う…55%
モテないと思う…45%
男性の方言が持つモテ力について、女性たちの意見を徹底調査! こちらは、「モテると思う」女子の方が多いことがわかりました。なぜモテると思うのか、そしてモテないと思うのか、詳しい理由も教えてもらいました。
<方言の男性は「モテると思う」女子の意見>
(1)新鮮な魅力
「自分にはないものを持ってるとかっこいいと思うから」(23歳・その他)
「東京人だから方言に憧れる」(18歳・学生)
「方言がない地域で育っているので単純に珍しい」(32歳・会社員)
異性と出会ったとき、相手に関心を寄せるきっかけになるのは、「自分との違い」であることも多いものです。方言が耳に残り、「この人、どんな人なんだろう」と思ったら、それはもう恋の第一歩なのかもしれませんね。
(2)ギャップ萌え!
「普段、標準語なのにいきなり方言が出たらキュンとくる」(25歳・会社員)
「仕事モードの標準語とプライベートでのギャップがたまらないです」(27歳・会社員)
「ときどき使われるとよい」(31歳・その他)
方言の魅力は、「え!? この人からまさかこんな言葉が飛び出すなんて……!」というギャップにあると言えそうです。さりげない瞬間に耳にした方言に、思わずドキッ! 相手の素が見えたような気になります。
(3)実体験から
「一度博多弁の人と付き合ってから、方言萌えです! 言い方とか標準語に比べてあったかい感じがするし、キュンとときめきます」(30歳・専業主婦)
「過去に関西弁の男性と付き合ってから、関西弁を話している男性がいるとキュンとしてしまう!」(26歳・自営業)
「“好きやで”って方言の破壊力がやばすぎて、言われたらもうだめですね……」(29歳・会社員)
自分自身の経験から、方言男子の魅力にハマった女子もいるようです。その人が持つ雰囲気と方言がマッチしていると、思わず虜になってしまいそう! 言ってほしい言葉を、ついオネダリしたくなっちゃいそう……!?
さて次からは、「モテないと思う」理由も紹介していきます。
<方言の男性は「モテないと思う」女子の意見>
■コミュニケーションに難あり!?
「女性が方言を使うとかわいいけど男性が使うとただ聞きづらいだけ」(18歳・学生)
「聞きなれないと何話してるかわからないから」(28歳・専門職)
「方言ばかりが記憶に残ってあまりいい印象が残らないから」(29歳・フリーランス)
方言には、さまざまな種類が存在しており、耳慣れない種類の場合「ただ単純に、言葉が通じない」という危険性もあります。そんなコミュニケーションを楽しむ余裕があれば良いのですが……現実には「面倒くさい!」と感じてしまう女子も多いのでしょう。
■アピールにうんざり……
「それをアイデンティティ!みたいに言ってるのがダサい」(23歳・学生)
「標準語がいちばん! 田舎感を自慢する人がいそう」(20歳・学生)
「あえて方言出してくる感じは嫌。ついつい出ちゃったのはかわいい!」(30歳・アルバイト)
方言の魅力が広がるにつれて、あえてそれをアピールしようとする人も出現!? 「ぶっちゃけ、どうでもいい」と感じる女子も多いようです。方言の魅力は、あくまでも「さりげなく」感じたいもの。このあたりを誤解しない方が良さそうです。
■他の魅力が大事です
「方言でも標準語でも話す人によって雰囲気が違うから」(18歳・学生)
「自分が方言だから標準語の男性が苦手。でも方言だからってモテない」(24歳・学生)
男性がモテるかどうか、「方言」だけで判断するのは危険です……!? 恋愛相手に対して、非常にシビアな女子目線も目立つ結果となりました。「言葉遣い」だけではなく、「話の内容」を大切にしている方も多いのでしょう。
上手に使えば、方言は魅力のひとつにもなりうるもの。しかし男性の場合には、「方言を話すから」といって、プラスアルファを期待するのは難しいのかもしれませんね。方言で異性を魅了できるのは、実は女子だけ……!? 地方出身の男性は、頭に入れておいた方が良さそうですよ。(あい)
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