Z世代の恋愛観♡メッセージは「短文」デート代は「割り勘」が主流!?

今人気の「マッチングアプリ」Z世代とそれ以降では恋愛観に違いがあるって本当?

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今出会いの場として注目を集めている「マッチングアプリ」。幅広い年齢の人が利用していますが、Z世代とそれ以降では恋愛観や利用方法に違いはあるのでしょうか? 良いと思ってしていたことが好みのお相手に刺されなかったり、古い価値観だと思われてしまうのは避けたいですよね。

そこで株式会社ネットマーケティングが調査したマッチングアプリの利用ユーザーのデータをもとにZ世代の恋愛観をご紹介します!

※Z世代=18-25歳、Z世代以降=26歳以上

マッチングアプリ内のメッセージの文字量、Z世代は短文が主流!

マッチングアプリ内のメッセージ1通あたりの文字量を調査したところ、男女ともにZ世代はZ世代以降のなんと半分の文字量でメッセージをしていることがわかりました!

携帯が幼少期から身近にあり、メッセージはLINEなどの短文で行うチャット形式が自然と身についているZ世代に比べ、手紙やメールのやりとりの方が身近にあったZ世代以降。長く慣れ親しんだコミュニケーションツールが影響し、世代間で2倍以上の開きが出たと考えられます。

Z世代に長めのメッセージを送るとやりとりが面倒だと思われたり、固いと思われてしまう可能性が。反面、Z世代以降には最初はしっかりとしたメッセージを送るほうが好印象なようです。

Z世代は草食系?マッチングアプリで「いいね!」する回数はZ世代以降より少なめ

マッチングアプリは異性に対して「いいね!」を送信することで「あなたのことが気になっています」とアピールすることができるものが多いですよね。そこで「いいね!」送信数を世代別で見ると、Z世代はZ世代以降と比べ「いいね!」の送信数が約3割少ないことがわかりました。

男女別では、Z世代の女性が最も少なく月間17名、Z世代以降の男性が最も多く月間120名に「いいね!」を平均して送信しているようです。

考えられる理由は2つ。まず、Z世代は「コスパと効率」に重きを置くこと。「この人はマッチングが難しそうだな」「この人とはなんとなく合わないからやり取りしても無駄になるかもな」と思うと「いいね!」送信をやめ、「すごくタイプだし、合いそう!」「マッチングしやすそう」という厳選した異性にのみ「いいね!」を送信していると考えられます。
2つ目は、Z世代以降にとってマッチングアプリは今までの恋愛と比べると「気軽」であること。今まではオフラインが基本で、連絡先を交換するにしても合コンやコミュニティ内で目の前の異性に直接アプローチする必要がありました。それに比べオンラインで「いいね!」を送ることはより気軽ですよね。そのため、少しでも「いいな」と思った人にはまず「いいね」を送っているようです♪

Z世代男子の「割り勘派」はZ世代以降の世代の3倍以上!

次に「初デートの費用」に関するプロフィール項目が「割り勘派」の比率を調査したところ、男女ともZ世代のほうが「割り勘派」が多いことがわかりました。
特に男性は顕著で、Z世代以降の「割り勘」と回答している割合が「3.4%」に対し、Z世代は3倍以上の「11.0%」という結果に。
もちろん年齢が高い方が収入もあがる傾向にあるため「お相手に奢る」の回答割合が高くなることも考えられます。一方でZ世代の男女からは「ジェンダーロールを押し付けられるのが嫌だ」「恋愛にお金を使いたくない」という声をよく聞きます。「なぜ男性が奢らなければいけないのか」「趣味もたくさんあって、お金を使いたいところはたくさんあるのに、わざわざ恋愛にお金を使いたくない」というのがZ世代の男性の気持ちなのかもしれません。プロフィールではそのほかの項目を設定してる人が多数派ですが、実際に交際するとなった時にはそのあたりの価値観もきちんと知っておく必要がありそうですね。

マッチングアプリのプロフィール文字数もZ世代は短文派!

マッチングアプリのプロフィールには自由に文章を書いて自分をアピールする「自己紹介文」がありますよね。ここに記載されている文章の文字数を世代別で比較したところ、両世代とも「101~200文字」が最も多かったものの、Z世代は「100文字以下」が23%と、Z世代以降の13%を大きく上回っていることがわかりました!

メッセージのやりとりと同様、短文でのやりとりに慣れているZ世代は、プロフィール文章も短く簡潔に済ませるようです。あまり長いプロフィールは最後まで読まれないことも多いですよね。「サウナ/ランニング/カフェ巡り」など単語のみを記載し、端的に自分の人柄を伝え、詳しい話は気軽にメッセージでがZ世代流のようです!

各世代の特徴を知ってスムーズなやり取りを♡

Z世代の特徴としては、スマホを持ち始めたころからSNSがあることが当たり前の世代ということ。その結果、連絡は短文で済まし、たくさんの出会いよりもコスパを重視し自分と価値観が合う少数の異性との出会いを望むZ世代にとって、事前に情報を精査した上で気軽に出会えるマッチングアプリは恋愛の必須アイテムとなっていきそうです! また、マッチングアプリ以外のSNSでのやりとりでもこの傾向が反映されている可能性が高いので、Z世代やZ世代以降の人とやりとりする際にはぜひ参考にしてみてくださいね!

情報提供元/株式会社ネットマーケティング