恋人に会えなくて寂しい。「遠距離恋愛の不安」を解消する5つの工夫

遠距離恋愛をしている人のなかには、普段は平気なフリをしているけど本当は恋人に会えなくて辛い…と、心細い日々を送っている人もいるはず。遠距離恋愛をうまく続けている人たちが、どうやって寂しさや不安を乗り越えているのか気になりますよね。

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今回は、結婚相手紹介サービス「オーネット」が全国の25~34歳独身男女を対象に実施したアンケートをもとに、遠距離恋愛をするときに起こりがちな不安と、その解消方法について探っていきます。

「遠距離恋愛」経験者は約3割

遠距離恋愛の経験がある男女の割合をみてみると、「過去に遠距離恋愛経験あり」26.4%、「現在遠距離恋愛中である」7.3%となり、33.7%が経験者という結果に。また、2.7%が「今後遠距離恋愛となる予定」とのことでした。

遠距離恋愛で不安に思うこと

【女性】
1位:交通費等の経済的負担(42.1%)
2位:相手の浮気(39.9%)
3位:会う頻度減少による疎遠(36.6%)

【男性】
1位:相手の浮気(42.7%)
2位:会う頻度減少による疎遠(34.0%)
2位(同率):交通費等の経済的負担(34.0%)

前の質問で「現在遠距離恋愛中」「過去に経験があった」「将来予定がある」と答えた人に、遠距離恋愛で不安に思うことについて質問した結果がこちら。順位に違いはありますが、男女ともに上位にランクインした「相手の浮気」「交通費等の経済的負担」「会う頻度減少による疎遠」が遠距離恋愛における3大不安要素と言えそうです。

経験者が断言。遠距離恋愛の不安を解消する(減らす)コツ

◆定期的に連絡をする

恋人の存在を身近に感じられないからこそ、無理のない範囲での定期的な連絡を心がけている人が多いようです。毎日「おはよう」や「おやすみ」のメッセージを送るだけでも、ちょっとは安心感を得られるもの。また、ふたりの楽しかった思い出話をしたり、愛情のある言葉を伝えたり、その日の出来事を共有したり…ビデオ通話で顔を見ながら話すのも距離を感じにくくなりますね。

◆相手を疑うような言動をしないように心がける

会えない時間が長いと「私への気持ちが冷めてしまっていないかな?」「浮気してないかな…」と不安になりがち。でも、確かな証拠もないまま感情的に疑いの気持ちをぶつけてしまうと、恋人を傷つけ、かえって心の距離ができてしまう可能性も。もし不安が募って我慢できないときは、相手を責め立てず言葉を選びながら素直な気持ちを報告することが、信頼関係を保つためのポイント。

◆日常生活で気分転換できる趣味などに没頭する

恋人と過ごす時間も大切ですが、自分の時間を満喫することも遠距離恋愛を成功させるコツ。読書や映画鑑賞、スポーツ、グルメなど夢中になれることを見つけると、寂しさを感じる時間が自然と減ります。自分自身のできることや知識を広げられて充実感を味わえるし、「これをやったら彼(彼女)に話そう!」と思うと、次の会話のネタにもなって一石二鳥。

◆考えすぎないで気楽に生活する

「次はいつ会えるんだろう」「今、何をしているんだろう」なんて頭の中で恋人のことをぐるぐる考えたり、「みんな毎週の休日を恋人と楽しんでいるのに自分だけひとりぼっち…」なんて悩みすぎると、気持ちは落ち込むいっぽう。とくに大きなトラブルが起こっていないのなら「離れていても私たちは大丈夫」とちょっと楽観的になることも、遠距離恋愛を乗り越えるためには必要なのかも。

◆お互いに不安のないペースで連絡したり会ったりする

不安要素を減らすために無理に連絡の頻度を増やしたり、会う約束を詰め込みすぎたりすると、かえって負担になってしまうことも。経済的負担も大きいですよね。なので、お互いに心地よいペースを話し合いながら決めることが大切です。例えば「月に一度は必ず会おう」「週に1回は電話で近況報告しよう」「仕事が忙しい期間は短いメッセージだけにしよう」など、ちょっとしたルールを決めると◎。


恋人と会っていないときや声を聞けないとき、相手の行動が気になるのは自然なこと。でも、「遠距離恋愛」というかたちで大切な人になかなか会えないのは想像以上に寂しいですよね。恋人に依存しすぎず、素を見せられて信頼できる友達をもっておくのもおすすめですよ!(Mai)

情報提供元/結婚相手紹介サービス「オーネット」調査