【既婚者に聞いた】結婚して「自分、変わったな」と感じること1位は…「○○の意識が強まった」

「結婚したら実際何か変わるの?」と、自身の結婚生活についてイメージが湧かない人って多いはず。生活やパートナーとの関係性に、どんな変化が起こるのでしょう?


そこで今回は、株式会社ドリームプランニングが運営する不動産のお悩み解決サイトURUHOME(ウルホーム)が、結婚経験のある男女501人(女性312人・男性189人)を対象に実施したアンケートをもとに、「結婚してから自分に起きた変化」について探っていきます。


結婚後、自分にどんな変化を感じた?

結婚してから自身が「変わったな」と感じることがあるか質問し、多い回答順にランキング化。寄せられたコメントと合わせて紹介していきます。(複数回答可)

1位:家計や節約に対する意識が強くなった(43.3%)

妻は金銭感覚がしっかりしているので、自分もお金の使い方に変化が生じた
「収入が上がらないため、いつも節約するようになった」
節約はいつも頭の中にある。貯金や将来のお金について考えるようになった
「お金に関して相手を信頼していないので、自分はとてもシビアになった」
「パートナーの節約意識が高いため、それに合わせて節約するようになった」

全体の4割以上が「お金の使い方への意識が高まった」ことを実感。パートナーと金銭感覚を合わせたり、将来のために貯金するようになっているようです。
ふたりで生活をしていくとなると、思った以上にお金がかかるもの。住居費、生活費、保険費など「何にいくら使ったか」を把握することが大切。ふたりで賢いお金の使い方を考え、旅行や食事などの娯楽費にも余裕を持たせられるといいですよね。

2位:金銭的な制約が多くなった(35.7%)

夫婦で使うものや大きい金額のものを買うときは、相談しないといけなくなった
「共働きではあるが、やはり自由に使えるお金は減った」
「独身時代と比べると、自分のために使える時間とお金は圧倒的に減った
子どもの教育費への貯金と家のローンの支払いで、自由に使えるお金が減った」
「結婚後、仕事を辞めてパートナーの転勤について行くとこになり、自分の収入がなくなった。そのため金銭的な制約は増えたように感じる。自由に使えるお金がなくなってちょっとストレスを感じることがある。それ以外は窮屈な面はあっても幸せ」

続いてもお金に関すること。結婚という共同生活において、自分が自由に使えるお金は限られます。そして、何もかも節約節約…と縛られすぎてストレスが溜まっている人は実際に多いんです。
「現在月収がこのくらいだから、月○円はお互い自由に使おう」「○円以上の買い物をするときはパートナーに相談しよう」など、お互いが続けられる範囲でお金のルールを決めてみて。

3位:健康に気遣うようになった(27.3%)

「独身の頃と違って健康が大切だと感じ、食事や運動などにも気を使うようになった」
「妻のダイエットに合わせて、一緒に食事管理や運動をするようになった。自然と2kg痩せた!」
守るべきものができて『長く生きないと』と思うようになった
「子どももいるため、早寝早起きが当たり前の生活になり、家族の健康のことをいつも考えるようになった
「自分のためにご飯を作るのは面倒だったが、家族のために日々健康的なご飯を作るようになった

自分や家族の健康のために、生活習慣を改善するようになったとの声も。パートナーや子どもを守る責任感から「自分が健康でいよう」と思うのは、この上ない愛情ですね。
健康維持の三大要素「食事・睡眠・運動」は、丈夫な身体をつくるだけでなく、メンタルヘルスにも繋がります。夫婦がお互いの健康を気遣うことも大切。

4位:夫婦で相談することが多くなった(24.8%)

お互い助け合うことが多くなった。嫌なことも話し合って解決していくようになった
「いろいろなことを相談できるようになった」
「一緒にいる時間が増え、相談することが多くなった」
「主人が聞き上手で、不安や愚痴を吐き出すことができ、自分の感情を整理しやすくなった
「とくに子どもが生まれてからは、夫婦が『チーム家』という形態に。いかに家庭(子育て・家事)を回していくかのチームメイトのような感じになった

お互いに相談することが増えたり、助け合える関係性になったり。とってもいい変化。幸せな夫婦の秘訣は「コミュニケーション」にあり!
そして、愚痴や不満を聞いてくれるパートナーもありがたいもの。仕事や友人関係が上手くいかないときでも味方でいてくれると、家庭が「心の拠り所」になります。

5位:生活が規則正しくなった(21.2%)

「子どもが生まれて金銭的に節約したら、規則正しい生活になった」
「起床時間や就寝時間が一定になった。献立も自分の好きなものばかり並べるわけにはいかなくなった
「生活をある程度合わせる必要があるため、規則正しくなった」
昔は夜更かしをしたり、仕事が休みの日は昼過ぎまで寝ていることもあった。結婚し子どもが生まれてからは、早寝早起きが当たり前になった
「夜の寝つきが悪くて、独身のときは毎日夜更かししていた。夫の寝つきがいいため、結婚してからは私もつられて早寝早起きできるようになった」

パートナーや子どもの生活リズムに合わせるために、規則正しくなった人も。自分ひとりなら、生活が成り立つ範囲で不規則な暮らしをするのも自由。ですが結婚をしたら、ひとつの家に暮らす者同士、お互いが迷惑をかけない程度に気遣う必要があります。そして子どもができたら、子ども中心の生活になるのはごく自然のこと。


その他、ポジティブな内容としては「幸福感に包まれるようになった」「パートナーへの愛情が深まった」「精神的に余裕ができた」「日々の生活に張り合いが出るようになった」など。ネガティブな内容としては「夜遊びができなくなった」「パートナーの不満が溜まった」「パートナーへの愛情が薄れた」「決まりごとを押しつけられるようになった」などが挙げられました。

「特に変わったことはない」との回答は1割ほど。多くの人が生活面やパートナーとの関係に、さまざまな変化を感じているようです。


結婚だけでなく、子どもの出産、仕事の昇進や転職、老後など、環境やライフステージの変化は自身の価値観や考えに影響をもたらすもの。「自分の性格、なんか変わったな…」と感じるのは自然なことでしょう。そして、その変化をポジティブに考えられるかは、自分次第。ネガティブな変化だったとしても、悲観するのはほどほどに。その時々をパートナーといかに充実させられるかが大切になるはず!(Mai)

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