「もうJKブランドが使えないから…」高校卒業したモデル池田エライザの変化と、変わらないこと

『CanCam』専属モデルとして、さまざまなブランドのイメージガールとして、セルフィーの達人として、多方面で活躍を続ける池田エライザさんのバースデー記念インタビュー、最終回です!

これまでは18歳の振り返りや19歳の展望など、「仕事」を中心にうかがってきましたが、「プライベート」についてもうかがいます。けれど、「仕事に恋をしている」エライザさん、やはり生活のすべてが仕事につながっているようです……!

★1回目→ CanCamモデル池田エライザ、祝誕生日!「昔は仕事が嫌いだった」19歳の心境を独占告白

★2回目→ 「見た目でモテたい!」モデル池田エライザ、19歳の野望を語る

 

5話題の「ビリギャル」風!

Woman Insight編集部(以下、WI) 3月で高校も無事卒業されたとのことで、ダブルでおめでとうございます! 卒業してどうですか?

池田エライザさん(以下、エライザ) 最後のほうは通信だったので、生活自体はあまり変わらないんですが、もう授業が受けられない、机に座れないんだなって寂しさは本当に大きくって……もっと授業受けたかったなあ、ってすごく思います。

 

WI あら。結構真面目に通ってらしたんですか?

エライザ いや、人って、授業で「耐える力」を覚えるじゃないですか(笑)。50分授業を聞くってすごく長いですよ、もっと「耐える力」を鍛えとけばよかった(笑)! ……っていうのは冗談で、卒業した心境としては「高校生池田エライザ」や「高校生編集長」とか、「JKブランド」ってやっぱり大きくって、高校生だから驚かれていたことがあったけれど、それがなくなるから、ちょっと環境が厳しくなるな、というのは思います。JKブランドはなくなったけど、まだ10代だからちょっと見くびられることはあるから、どう立ち向かっていこうか、ということは考えます。でも、私はなにも変わらない。ちゃんとやる。それだけ。

 

WI エライザさん、かっこいいです……!

エライザ 見ていると、途中で努力をやめちゃう人が多いな、と思うんです。私はよく自分のゴールが高すぎて、みんなに「考えすぎ」とか「頑張りすぎ」って言われるけど、私から見ると、「みんな自分の寿命が1,000年くらいあると思ってるんじゃないの?」って。どんなに生きられても100年くらいしかないのに。そう思うと生き急ぎたくなるし、目標が高いから頑張るしかない。大きな目標に向けての小さい目標もたくさんあるし、そこが明確だと「あれやろうこれやろう」ってなるから、やらざるを得ないことが多すぎる。やりたいことが本当にたくさんある……長生きしたいなあ。

 

WI 長生きしたら、なにをしたいですか?

エライザ いい本を作りたい。いい本を作るために生きてるんです。せっかくこの地球に生まれたなら、「生きました!」って、ちゃんと歴史に残りたいんです。

 

WI 人生をたくさん頑張って生きて駆け抜けた先のエライザさんが作る本って、本当にいい本になりそうですねえ。

エライザ でも、趣味ですよ。「頑張ってる」という感覚はあんまりないです。映画2本抱えて台本と立ち向かいながら撮影をしたり、私よりもっと大変なことを頑張っている人はいっぱいいるから、私で「頑張ってる」なんておこがましい……月に何回か休みがあることも悔しいくらい。休みはいちばん個性を発掘する時間だと思うから、大事な時間ではあるけど……。

 

WI 数少ないであろう休みの日ってなにしているんですか?

エライザ 普段は着られない服を着て出かけます。いつもは衣装や仕事の都合に合わせて服を選んでいるけど、そうじゃなくて、純粋に「これ着たいな」と思って買った服を着たくて出かけるんです。

 

WI いつもどのあたりに出かけるんですか?

エライザ どこに行くかは、その服に合わせて決めます。最寄り駅近辺でもいいし、渋谷や原宿に出ることもあるし、吉祥寺まで行くこともある。そうやって好きな服を着て出かけると、自分はこういうのが好きなんだ、こういうのを求めているんだ、ということがわかるので、小さいノートに書き出したりします。メモ魔なので(笑)! 発信する機会が多いので、日頃思っていることを書き留めておくと、仕事にも生きてきます。普段なにも考えていないと、いざ発信を求められたときになにも出ないですからね。私、本当にささいなことから考えごとするんですよね……例えば消しゴムのカスとか